鳳凰二山(観音岳、薬師岳)
- GPS
- 33:48
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 1,994m
- 下り
- 1,974m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 8:17
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 4:52
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 4:19
約9ヶ月ぶりに背負ったテン泊用ザックは重かった。両肩にじわじわと食い込む重さ。
歩荷トレーニングをせずに出て来たのも問題だけど、それだけではない肩の圧迫感と痛み。
このザックを背負って、こんなに肩が痛くなったのははじめてだ。
何かが間違っている。
肩にかかる荷重をどうやって逃すか。ショルダーベルトの上下ストラップを何度も何度も調整して、それでも肩に食い込む。我慢して我慢して登り、やっとのことで南御室小屋に到着した。
下山で荷物が少し軽くなったはずなのに、相変わらずショルダーベルトは肩に食い込むしやはり痛い。
そのうち、やっと気がついた。ザックの腰のストラップが緩みやすく、腰骨より下にずれ落ちる傾向がある。腰でザックの重さを支えないなら、肩に重さが回ってしまうのは当然だ。
もっと早くに気づけば、あんなに苦しい登りにはならなかったと思う。あーぁ。
天候 | 小雨〜晴れ〜快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8/24(金)23時頃到着で10台前後。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はなし |
その他周辺情報 | 金山沢温泉850円 |
写真
装備
備考 | ザックの調整がまずくて、下山まで肩の痛みに悩んだ。 |
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感想
7月の3連休に甲斐駒ケ岳から見た地蔵岳に惹かれて、鳳凰三山の山行を計画した。
南御室小屋のテント場で2泊3日するゆったりした日程で組み立てたソロ山行。
1日目。
夜叉神駐車場からの上り1000mがきつい。ザックの重さが肩に食い込む。
去年のテン泊では、ザックが肩に食い込んだという記憶はないのだけど?
何か変だな?
ストラップを調整しながら、じわじわと前進し、コースタイムを相当にオーバーして南御室小屋にたどり着いた時は嬉しかった。
2日目。
いよいよ今回のお楽しみの鳳凰三山めぐりだ。
朝7時前に南御室小屋からはいきなり急登。森林の中を歩く。砂払岳の手前で森林限界を抜けて眺望が開ける。快晴でなにもかもが素晴らしかった。
地蔵岳に似た風貌の薬師岳を過ぎて観音岳に到達。快晴の空の下の、360度の山々の連なりの景色にただただ満足して、30分ほど山頂に座ってあたりを眺めていた。
あこがれの地蔵岳を観音岳の頂上から眺めると、はるか下に見える。
ジオグラフィカで地形図を見ると、地蔵岳の賽の河原までは、2百数十メートル下って、百数十メートル登り返し、さらに数十メートル下って上り返す必要がある。
見ているうちに面倒くさくなって来て、地蔵岳はパスすることを決定。
高山病というほどの症状はないが、酸素濃度が薄いせいかザックが重いせいか、昨日の上りは思いのほか辛かった。2日目は3-4kg程度の軽量のサブザックなのに、意外ときつい。無理してとことん動くより、余力を残して、今回はここまでにしておこう。というわけで、今回の山行は鳳凰三山ではなくて、鳳凰二山のみになった。
南御室小屋に戻るとまだ昼前だ。
テントの前に座って、小説を読んだりビールを飲んだり夕方までのんびり。
3日目。
4時起床。テントをたたみ、朝食を済ませ、6時頃に下山開始。
標高差1000mの道のり、荷物は少し軽くなったはずなのに、相変わらずザックが肩に食い込んで辛い。ストラップを調整しながら、10時半前に夜叉神駐車場に無事帰還した。
観音岳の頂上から見えた、八ヶ岳、北岳、間ノ岳、etc. かっこよかった。
近いうちに行きたいものだ。
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