鳳凰三山縦走【地蔵岳未登頂】
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,888m
- 下り
- 1,888m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回は北アルプスの常念岳に行く予定だったのだが、
前日に常念小屋に確認したところ、
悪天のため26日開業予定の小屋が28日現在開業出来ていないとのこと。
ゴールデンウィークは『二つ玉低気圧』が発生しやすく気象遭難が多発している。
そのため予定を急遽変更し、一路南アルプス鳳凰山へ。
実際、常念岳で同日に入山した男性2名の死亡遭難事故が発生していた。
判断は良かったが、人事ではない。
今後はもっと注意深く、気象情報及び現地の状態を確認しておかなければならない。
それでは山行記録へ。
今回のメンバーは青雲寮登山隊の3名。
山慣れたメンバーなので安心である。
順調に進み、15時、幕営地である南御室(みなみおむろ)小屋に到着。
雪上にテントを設営する。
18時頃、夕食(アルファ米とラーメン)&ビールをいただき、
しばし歓談後、就寝。
って背中寒すぎて寝れんやないか!
ありったけの服を着込んだものの、結局1、2時間おきに目が覚める始末。
5時起床。
朝食(カップラーメン)を食べ、テントはこの場に置き、 最小限の荷物を持って出発。
8時25分、無事に鳳凰山の最高地点、観音岳へ到着。
地蔵岳のオベリスクを目視できたため、鳳凰三山の縦走完了とした…
10時に南御室小屋のテント場まで戻る。
重いザックを背負い下山開始。
苺平を過ぎてしばらく行くと雪も少なくなってきたため、アイゼンを外す。
少し進むとまた雪が出てきたが、雪の上を滑るように下りるのが楽しくて、
アイゼンを付けなかったのだが・・・
最低の結果を招いてしまった!捻挫である。
土の斜面に足を置いたつもりが、地面が凍っており、滑る。
荷物の重みで上体を立て直すことができずに足首をひねる。
グキッという音がしたのだ。
痛いけど足首を回すことができたので、大事には至らなかった。
しかし、捻挫は高山では絶対にやってはならないことだ。
アイゼンを付けていての捻挫ならまだしも、
こともあろうか、アイゼンが必要な場所でアイゼンを外しての捻挫である。
深く反省しなければならない。隊長失格である。
捻挫直後、すぐにアイゼンを装着する。
こっから夜叉神峠登山口まで約2時間。
痛みと闘いながらの下山である。
そして、なんとかあまり迷惑をかけることなく下山することができた。
捻挫はとにかくすぐに冷やすことが重要らしい。
いかに早く冷やすかによって予後に大きな差が出てくるのだという。
今後はもっと冷やすようにしなければならない。
【反省事項(→対応策)】
●事前の気象情報は詳細に確認。
●テントの設営が遅い。(→練習あるのみ)
●寒くて寝れない。(→装備の強化)
●必要箇所でのアイゼン未装着。(→めんどくさがらない)
●調子に乗ってた。(→乗らない)
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