両神山（天理岳・七滝沢周回 Wild&Toughルート）

2018年09月08日(土) [日帰り]

• GPS: 08:40
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,853m
• 下り: 1,852m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:39
• 休憩: 1:51
• 合計: 8:30

距離 14.6km 登り 1,869m 下り 1,854m

6:48 日向大谷口バス停
6:49 6:50 民宿両神山荘
7:18 7:19 奈良尾峠
8:38 8:57 天理岳
9:12 禿岩
11:09 11:22 前東岳の岩場
11:32 11:47 両神山
12:01 12:25 両神神社
12:45 12:49 鈴が坂
12:54 13:09 養老の滝
13:38 13:45 赤滝
14:32 14:34 会所
14:57 15:02 日向大谷口バス停
15:02 15:07 民宿両神山荘
15:07 日向大谷口バス停
15:18 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ後ガス（一時小雨）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

4:30自宅→6:30日向大谷無料P

コース状況／危険箇所等

◎登山道
日向大谷〜天理岳〜前東岳：岩稜のヤセ尾根が続き滑落注意。天理岳、前東岳手前はほぼ直登のきつい登り。道標は一切無く、赤、黄色のテープ確認。特に天理岳から下る時には尾ノ内渓谷方面への道に行かない様、要注意。南東方面への赤テープの所から急坂を下る。
この天武将尾根は登りはまだしも下りに使うには危険が多いと感じた。
七滝沢コース：日向大谷への距離が書かれた道標もあり、急な崖が多いが道はしっかりしている。所々鎖場があり、雨の後は注意が必要。

◎トイレ
バス停横に古い公共トイレ（無料）、両神山荘下有料駐車場横トイレ（有料100円）（今回のコースから離れるが清滝小屋にもトイレ有）

◎駐車場
両神山荘下、バス停横（500円）20台位　バス停から手前に無料駐車場が2ヶ所。40〜50台位

写真

9/8 6:44

5回目の両神山。今回は日向大谷から初ルートを周回予定。奈良尾峠方面へ。

9/8 6:49

先ずは神社で安全祈願。モットーは他力本願(^^;

9/8 6:48

「大変だぞ〜気をつけてな」

9/8 7:18

樹林帯を両神山から遠ざかる様に東へ。

9/8 7:16

奈良尾峠。ここから西に折り返し天武将尾根をひたすら行く。

9/8 7:22

峠から両神山稜線まで道標は全く無し。

9/8 7:37

尾根が細いのでルートは分かりやすいが、細すぎ？

9/8 7:39

視界の開ける場所が何ヶ所か。右側の前東岳に登りきって真ん中の両神山へ。遠い〜。

9/8 7:47

赤テープが頼りだけど分からない所も多数。もうどこでも行くよ。

9/8 7:50

この岩の先は絶壁でとても下りられず。周りをよ〜く観察すると左下に細い巻き道があった。良かった。

9/8 7:55

岩を振り返ってみた。さすがに無理でしょ。

9/8 7:55

小鹿野二子山が見えた。怖かったけど楽しい山だったな。

9/8 7:58

まだまだ続くヤセ尾根。

9/8 8:02

時々、両神山を拝みながら。

9/8 8:26

スポルティバカラーきのこ？

9/8 8:08

道無き道を行く。

9/8 8:36

カリフラワーきのこ？

9/8 8:39

天理岳直下は長〜い鎖の急登。これ無しには登れません。

9/8 8:49

やっと天理岳1,173m、頂きました。

9/8 8:43

とりあえずいつものはっさくゼリーで休憩。

9/8 8:44

ここまで苦労しながら来たのに両神山が近づかないし、高いままだし、あの壁みたいな所を登るのかと思うとゾッと…(>_<)

9/8 8:54

天理岳からは尾ノ内渓谷に間違って下りない様、南東側の赤テープ頼りに下る。でもとても道がある様に見えない激下り。

9/8 9:21

まだまだ岩や急坂を下ったり、

9/8 9:23

登ったり。

9/8 9:38

この日は朝から蒸し暑く、体力をどんどん消耗。加えて段々斜度がきつくなり、隊員は久々トレッキングポール。

9/8 9:52

隊員を探せ。ここを下りた所から今度は一気に500mの登り(>_<)

9/8 10:41

いつまで経っても標高が上がらない。

9/8 10:46

まだあんなに高い…。

9/8 9:56

前東岳手前になると斜度はすごくきついのに直登。隊長、両ももが攣り出し、小林製薬の「コムレケア」に助けを求めます。

9/8 11:15

ヘロヘロ状態でやっと両神山の稜線に。こんな注意書きがあったんですね。通ってみて納得。

9/8 11:25

ホッとして、しばし稜線をのんびり歩き。タマゴタケに疲れを癒してもらう。

9/8 11:34

山頂手前の長い鎖。そう言えばあったなぁ。

9/8 11:42

5回目の両神山1723m、頂きました。ヨレヨレでもスマイル、スマイル。

9/8 11:41

隊員、天理岳コースは2度と来ないと文句言ってたけど元気だなぁ。ガスガスで景色は見えず。

9/8 11:42

山頂ランチの予定が、雨が降って来たので両神神社まで移動。

9/8 12:00

両神御嶽神社。狼狛犬がひょうきん。

9/8 12:06

雨が止んだので神社の前でランチ。

9/8 12:27

まり似の意地悪そうな狛犬「阿」。

9/8 12:27

タロヲ似ののんびり狛犬「吽」。

9/8 12:40

ガスで薄暗い中、下山開始。

9/8 12:48

鈴ヶ坂の途中から初の七滝沢コースで日向大谷へ。

9/8 12:50

道はしっかりしてるけど切れ落ちた箇所多し。

9/8 12:58

養老の滝が見えて来た。

9/8 12:57

すごい落差で全部収まり切らない。この下にもさらに滝が。

9/8 13:05

ツルツルの岩。

9/8 13:03

鎖やロープが無いと下りれない。

9/8 13:05

土砂崩れしている所も。

9/8 13:07

ひさしぶりのホコリタケ。

9/8 13:07

ブシュー。子孫繁栄に協力。

9/8 13:09

また見応えのある滝が。いい感じなのに名前は無いのかな？

9/8 13:15

手ぬぐいが汗でぐっしょりだったので沢で洗濯？しょっぱい顔も洗ってさっぱり。

9/8 13:18

両神山の山頂近くからなので滝が上から下まで次々と。

9/8 13:22

この辺りから隊長、太ももの内側が攣り歩けなくなってしまいました。

9/8 13:45

しばし休んで隊員からをトレッキングポールを借りると何とか歩ける様に。

9/8 14:03

自分の体力の過信とポールの有難さを思いながら歩きます。

9/8 14:57

やっと日向大谷に戻りました。今日はヨレヨレだったけど何とか下山に感謝です。おつかれやまでした。

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

Canon IXY 640 Canon

感想

ゆずパパ

両神山へ天理岳・七滝沢周回ルートで登って来ました。

日向大谷から清滝経由、八丁峠からは何度か登っている両神山。今回は歩いた事の無いルートを歩いてみたくて、天理岳を経由する天武将尾根で登り、七滝沢で下りました。

天武将尾根は岩稜のヤセ尾根を登る分には楽しいけど、正直キツイ！天理岳行くまでもその後もアップダウンが何度もあり、しかも急な斜面の直登が何度も。特に最後の前東岳へは500mの標高差を九十九折れで登りたい所、岩稜で狭いのと木のヤブが多いのとでほとんど直登状態。蒸し暑さもあって途中で両足の太ももが攣り、ヤバい状態に。薬や水分や塩飴補給で何とかごまかしながら、両神山の稜線に出るのに5時間もかかりました。
滑落の危険個所も多いですが、道標が一切無いので、赤や黄色のテープと地図やGPSを良く確かめながら進まないと、一度ルートを外してしまうとリカバーが大変だと思います。

七滝沢コースは、急斜面の細い道でしたが、整備され次々現れる滝を楽しみながら下れる面白いコースでした。でもその途中で今度は太ももの内側に激痛でしばらく動けず。天武将尾根での登りの疲労のせいだと思いますが、隊員のトレッキングポールを借りて足の負担を減らしながら、何とか下山する事が出来ました。

歳の割には体力はあると過信していて、ストレッチもせず、ポールも使わず、水もあまり飲まずに、今まで山歩きしてきましたが、今回は反省点多しです。でもこうして筋肉痛の状態でレコを書きながら、この苦行山行を思い出してみるとこれはこれで楽しかったと思えるので不思議です。でも天理岳はもう登らないでしょう(^^;

コメント

Olive-more

キツそう！
こんばんは、お疲れ様でした。
天武将尾根、たまたま山友さんといたので一緒に見たら実に長い破線ルートなのですね。しかもアップダウン多いし一つ一つがとてもキツそう！お二人はいつも素晴らしい体力。
脚が攣ったのはきっと水分不足ですから大丈夫ですよパパさんd(^_^o)
23枚目のママさんが少女のようで可愛いです♡
川で手ぬぐいのパパさんは、染物職人みたいですし（笑）ちょっと笑ってしまいました。筋肉痛緩むと良いですね。
お疲れ様でした。

ゆずパパ

オリーブさん
おはようございます。コメントありがとうございます。

2日目でさらに筋肉痛がひどくロボット状態です(>_<) 事前に読んでた他の方のレコでもキツそうだなとは思っていましたが、それでも山頂まで4時間位で行けるかな、とタカをくくっていましたが、とんでも無かったです。直登が続きいつまで経っても稜線に近づかないので焦りました。足が攣ったのも確かに水分不足。もう少し水を持っていくべきでした。

反省点多い山歩きでしたがオリーブさん達も行った七滝沢では冷たい沢の水でリフレッシュ出来ましたよ。でもお爺さんは川に洗濯に、みたいですよね(^^;

ちほ

Ｅ難度！
yuzupapaさん　こんばんは

ギザギザの両神山！ただでさえ急峻で荒々しい岩場のお山なのに
今回の天理岳・七滝沢周回ルートは輪をかけて凄い山行でしたね
papaさんが両足を攣るぐらいですから　私達は帰ってこれなそう
その上、道標もなく赤テープだけとは　方向音痴さんは絶対無理コース
ですね！
そうそう今年の夏の酷暑で就寝中隊長が太ももを攣ったと言ってましたが
コムレケア使わせようかなぁ

ハードコース無事下山お疲れ様でした(✿╹◡╹)ﾉ

＊chiho1212＆お守リーズ＊

ゆずパパ

chihoさん
おはようございます。コメントありがとうございます。

両神山、八丁コースは岩イワでハードですがそれなりに楽しかったですが、天武将尾根はいつまで経っても近づかない、標高が上がらない、体力はどんどん消耗でウルトラマン、カラータイマー点滅状態でした(^^;

コムレケア、使うのは真夏の白毛門以来でしたが効くと思いますよ。隊員が夏場にいつも持っている様ですが、無かったらもっとひどい状態だったと思いますので助かりました^ ^

ayamoekano

yuzupapaさん、おはようございます！
おっ〜、これが天武将尾根ですか！
山と高原地図では熟達者向けの破線ルートとの記載があるので、難易度の高く、まずお目にかかる事はないだろうと思ってました。

これはなかなかハードなルートですね！
道標なし、キツイアップダウン、ロングな距離などなど、お写真＆コメントからひしひしと伝わってきました。

大変参考になりました！
お疲れさまでした。

ゆずパパ

アヤモエさん
おはようございます。コメントありがとうございます。

アヤモエさん、オリーブさんが七滝沢に行かれていて面白そうだったので、そちらは決めていたのですが、どうせならまだ歩いていない所を、と思って天武将尾根を使いましたが、大変でした。岩イワは楽しいのですが、距離が長く、アップダウン多く、何より標高が全然上がらない、かと思えば最後に500mの標高を直登てヨレヨレ(>_<) 何とか無事に帰って来たので良かったですが、あまり人にお勧め出来るルートではありませんね。

七滝沢は滝が次々現れて楽しめましたよ。太もも攣ってたので顔しかめながらですが(^^;

まんゆ〜

ゆずパパさんらしいルート！
ゆずパパさん おはようございます！

ゆずパパさんのレコ見て初めて天理岳経由で登れる事を知りました！
流石に破線ルートなんですね〜^^;
痩せ尾根あり分かりずらそうな所もありますルートファイ必須！間違って下ったらえらいことになりそうですね^^;
途中から見える両神山が本当遠い^^;
只でさえ両神山結構キツイですが更に登って下って500mの直登って^^;
僕も足攣りそうです^^;
そんな時ポールがあると無いとでは結構違いますよね！
面白そうなコースですが僕はコース外れそう・・それこそ大変な事になりそうなのでやめておきます^^;

大変お疲れ様でした！

まんゆ〜＊16

ゆずパパ

まんゆ〜さん
こんにちは。コメントありがとうございます。

前から気になっていた天理岳を通るルート、心の準備はしていましたが予想以上にきつかったです。そして心以上に体力のダメージが…(+_+)　。
天理岳までなら、イワイワのやせ尾根楽しみながら登れますが、そこからの両神山の遠い事。良くお勧めの山とか、ルートとか、ありますが、ここはよほど物好きでタフな人以外、誰にも勧められません。
ルーファイ、かなり気を使いましたが紙の地図をおしりのポケットに入れてたら、汗でベチャベチャになり最後は開けなくなり、GPSとテープだけが頼りでした。GPSも湿気が多かったせいなのか、スマホの電池が下山後、すぐに切れてしまいました。これが登山中に切れていたらヤバかったですね。

色々と反省多い山行になってしまい、2度と行くまいと思いつつ、天武将尾根よりきついらしい梵天尾根の他の方のレコを興味深く読んでました。やはりM体質なのかも(^^;

くー

ご無事で何より('◇')ゞ
yuzupapaさん　こんばんは。

両神山にこんなルートがあったのですね
ノーマルなルートでも急坂がたくさんあるのに、狭い岩稜で何もなくてよかったです。流石のパパさんも足が攣るくらいハードな山行 気を付けて下さいね

＞苦行山行を思い出してみるとこれはこれで楽しかった
へっぽこはへっぽこなりにですけど、この気持ちは分かる気がします＾＾

ところで、＃31はタマゴタケじゃなくて毒のあるベニテングタケではないですか？
キノコは、似たものがあるから気をつけないと！ですね

新レコも拝見しましたよ＾＾
両神山とは全く違う、のんびりハイクはとても楽しそうでほっこりしました♪

どちらもyuzu隊らしいハード&のんびりハイク
ご無事で何より、お疲れさまでした

ゆずパパ

Cooさん
こんばんは。コメントありがとうございます。

天武将尾根、途方に暮れるほど本当にハードでした。でも辛い思いをした山行ほど印象に残りますよね。こっそり、赤線ルートが伸びた事にも満足していますが、隊員からは「こんなルートを選んだ隊長を恨む」と言われてしまいました(>_<)　でも尾ノ内渓谷や梵天尾根からのルートも気になります…。

ベニテングタケ！そうかも。形は似てるけど笠の雰囲気が違う様ですね。タマゴタケでも食べる勇気はありませんが、騙されない様にします。

弥彦山はのんびり出来て、両神山でガチガチになった筋肉が揉みほぐされましたよ。明日から出張で日曜まで仕事なので、立て続けにお山に行ってしまいました(^^;