ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1578556
全員に公開
ハイキング
甲信越

【熊伏山(長野・1654m)】平岡駅〜熊伏山〜塩の道、ヒルの洗礼を受けペースダウン、乗り合いタクシーに乗り遅れ大苦行に

2018年09月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
10:24
距離
31.8km
登り
2,132m
下り
2,136m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:18
休憩
0:07
合計
10:25
距離 31.8km 登り 2,142m 下り 2,140m
13:19
13:23
20
13:43
13:45
17
14:02
6
14:08
28
14:36
14:37
279
天候 雨ときどき曇り
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
・下川合駅
佐久間ダム放流により国道372号線の河川仮設道路が通行止めで急遽利用
駐車スペース7〜8台ほど、無料

・平岡駅
JR飯田線、特急も停車するが無人駅
「ふれあいステーション龍泉閣」が併設されており、温泉や宿泊、売店、観光案内所がある
駐車場あり、無料
コース状況/
危険箇所等
・平岡駅〜熊伏山天龍村登山口
平岡駅から右へ熊伏山登山口の案内標識のほか、天龍小学校を目指して歩く。
登山口手前1.7km地点あたりからの林道は、倒木があるが歩行可能、トンネルは照明設備が全くなく、凸凹が多少あすのでヘッデン推奨

・熊伏山天龍村登山口〜熊伏山
観光案内所やホームページなどで配布されているコースマップに添って案内看板、赤テープ、ロープが設置されている。
昨年整備されたが台風などでところどころ土砂崩れ、登山道崩落、倒木があるが歩行可能。案内看板や赤テープも倒れたりしているので分かりにくいところがある。
見失っても適当に尾根を上り詰めていけば良いが、ヒル対策は万全に

・熊伏山〜青崩峠
台風で倒木が数か所あるが歩行可能。急傾斜の箇所はロープがある。

・青崩峠〜登山口〜国道分岐点
青崩峠遊歩道として整備されているが、木板道は雨天とても滑るので注意。
登山口から国道分岐点までは荒れた舗装路

・国道分岐点〜道の駅遠山郷かぐらの湯〜平岡駅
現役国道の舗装路。かぐらの湯までの旧道に自販機や物販店がある。
01
水窪駅へ車を走らせていたが、台風の影響で佐久間ダムが放流しているため、河川内仮設道路が通行止め。足止めを食ったので急きょ下川合駅に車を停めた
1
01
水窪駅へ車を走らせていたが、台風の影響で佐久間ダムが放流しているため、河川内仮設道路が通行止め。足止めを食ったので急きょ下川合駅に車を停めた
02
下川合駅には特急は停まらない。帰り、かぐらの湯から平岡駅行への乗合タクシーに乗っても接続する列車は特急なので、1時間ほど待たなきゃならないな。とこのときは考えていた。
1
02
下川合駅には特急は停まらない。帰り、かぐらの湯から平岡駅行への乗合タクシーに乗っても接続する列車は特急なので、1時間ほど待たなきゃならないな。とこのときは考えていた。
03
下川合駅から平岡駅までは12駅もある
1
03
下川合駅から平岡駅までは12駅もある
04
天竜峡行きの列車が来た
1
04
天竜峡行きの列車が来た
05
平岡駅で列車を見送ります
1
05
平岡駅で列車を見送ります
06
歓迎の雨で迎えられました
1
06
歓迎の雨で迎えられました
07
ここからスタートです。
(このときは、まさか歩いて帰ってくるとは思わなかった)
1
07
ここからスタートです。
(このときは、まさか歩いて帰ってくるとは思わなかった)
08
登山口へはこの標識で。あとは、途中に通りかかる天龍小学校の案内看板も参考にします
1
08
登山口へはこの標識で。あとは、途中に通りかかる天龍小学校の案内看板も参考にします
09
天龍小学校の通学路みたいなところを通ります
1
09
天龍小学校の通学路みたいなところを通ります
10
天龍小学校、何だかテレビか映画に出てきそうな
1
10
天龍小学校、何だかテレビか映画に出てきそうな
11
登山口へとつながる林道は、この特別養護老人ホーム・天龍荘の前を通る
1
11
登山口へとつながる林道は、この特別養護老人ホーム・天龍荘の前を通る
12
満島神社と林道開通碑に来た
1
12
満島神社と林道開通碑に来た
13
お参りしました
1
13
お参りしました
14
林道からの天龍の市街地を望む。雲が漂って幻想的だが、川の流れが凄いことになっている
2
14
林道からの天龍の市街地を望む。雲が漂って幻想的だが、川の流れが凄いことになっている
15
林道ゲート、ここはカギはついておらず簡単に開けることができる。シカの侵入防止のため通ったら閉める
2
15
林道ゲート、ここはカギはついておらず簡単に開けることができる。シカの侵入防止のため通ったら閉める
16
トンネル、ちょっと不気味さが漂っている
2
16
トンネル、ちょっと不気味さが漂っている
17
持っててよかったヘッデン
2
17
持っててよかったヘッデン
18
天龍村登山口
(今思えば、ヒルの世界にようこそ、という感じだった)
2
18
天龍村登山口
(今思えば、ヒルの世界にようこそ、という感じだった)
19
昨年度整備されたようです
1
19
昨年度整備されたようです
20
登山道にはこんな看板があります
前回来たときはここを最後に道を見失ってしまい、適当に尾根を登った。今回はきちんとしたルートを辿りたい
1
20
登山道にはこんな看板があります
前回来たときはここを最後に道を見失ってしまい、適当に尾根を登った。今回はきちんとしたルートを辿りたい
21
ロープや赤テープに添って行くが、崩落で倒れて見えにくくなっている箇所がある
1
21
ロープや赤テープに添って行くが、崩落で倒れて見えにくくなっている箇所がある
22
渡渉点、増水しているため少し上流の適当なところを選んで飛び石して渡る
1
22
渡渉点、増水しているため少し上流の適当なところを選んで飛び石して渡る
23
再び渡渉、看板が立っているので分かりやすい
1
23
再び渡渉、看板が立っているので分かりやすい
24
明治の平。前回はここに来ることなく尾根を上り詰めた
1
24
明治の平。前回はここに来ることなく尾根を上り詰めた
25
避難小屋があるけど、ヒルがいるだろうから…
1
25
避難小屋があるけど、ヒルがいるだろうから…
26
だんだん傾斜が急になってくる。そしてだんだん体力・気力が奪われていく
1
26
だんだん傾斜が急になってくる。そしてだんだん体力・気力が奪われていく
27
あと800m、これが遠かった
1
27
あと800m、これが遠かった
28
熊伏山、ヨレヨレのダレダレで歩く気力なし。この時点で乗合タクシーの心配をしだす
2
28
熊伏山、ヨレヨレのダレダレで歩く気力なし。この時点で乗合タクシーの心配をしだす
29
三角点タッチ
30
景色は全く見えません
1
30
景色は全く見えません
31
前熊伏山
32
青崩の頭、標識がひっくり返っていた
1
32
青崩の頭、標識がひっくり返っていた
33
モヤの中から青崩の様子が見えてきた。本当に青い。
1
33
モヤの中から青崩の様子が見えてきた。本当に青い。
34
あと2時間弱であの先まで歩く、無理です。
1
34
あと2時間弱であの先まで歩く、無理です。
35
青崩峠。すでに自分のいろんなものが崩れていますが…
1
35
青崩峠。すでに自分のいろんなものが崩れていますが…
36
気を取り直して、塩の道はじめての信州側
2
36
気を取り直して、塩の道はじめての信州側
37
この木道滑って危険です
1
37
この木道滑って危険です
38
遊歩道として整備されているためあずまやもある
1
38
遊歩道として整備されているためあずまやもある
39
青崩神社、かなり崩れかかっています
1
39
青崩神社、かなり崩れかかっています
40
登山口、ここから長い長い国道歩きのはじまりです
1
40
登山口、ここから長い長い国道歩きのはじまりです
41
木の幹に付けられた国道標識
2
41
木の幹に付けられた国道標識
42
国道分岐点に出ました。あと30分くらいで乗り合いタクシーが出ちゃうけど…あと6kmもある。ここで諦めた。
1
42
国道分岐点に出ました。あと30分くらいで乗り合いタクシーが出ちゃうけど…あと6kmもある。ここで諦めた。
43
平岡駅行の乗り合いタクシーに遅れても、何か乗れそうなものがないかなと思いながら、かぐらの湯へ
1
43
平岡駅行の乗り合いタクシーに遅れても、何か乗れそうなものがないかなと思いながら、かぐらの湯へ
44
本日終了だった…。
平岡駅行の乗り合いタクシーが最終だったとは…
2
44
本日終了だった…。
平岡駅行の乗り合いタクシーが最終だったとは…
45
平岡駅からの列車の時刻を確認するとまだ余裕はある。
ここまで来たからには歩いて行こう。
1
45
平岡駅からの列車の時刻を確認するとまだ余裕はある。
ここまで来たからには歩いて行こう。
46
轟音が辺りに響く。川が凄いことになっている
1
46
轟音が辺りに響く。川が凄いことになっている
47
天龍村に入ったー
1
47
天龍村に入ったー
48
街灯がほぼないのでトンネルの照明がありがたい
1
48
街灯がほぼないのでトンネルの照明がありがたい
49
最終ではなくその1本前の列車に間に合いました
2
49
最終ではなくその1本前の列車に間に合いました

感想

お盆の北アルプス縦走の直後から夏風邪をひいてしまい、
さらにこじらせて、山とはずいぶんご無沙汰していました。
実は先週、水窪まで行ったのですが、
どうも体調が優れず歩くことなく撤退したため、
今回はリベンジを果たそう。
どうせなら、塩の道も歩いてみよう。
調べると乗り合いタクシーがある、
かぐらの湯まで歩けば、戻ってこれるよね!
ということで、秋雨前線もなんのその、行ってきました。

結果は…

出だしからつまづき。
国道473号線、下川合と佐久間とを結ぶ原田橋。現在は工事のため河川内仮設道路で通行可能となっているが、折からの台風による河川の増水に影響で通行止に。
足止めを食った目と鼻の先にあった下川合駅からの出発。
そして雨、さらにはヒルさんの大歓迎。
ヒル山とは聞いていてそれなりに準備はしてきたつもりだったものの、
心理的な面も含めダメージを受けたのか、ペースが大幅にダウン。
かぐらの湯に着いたときには、予定していた乗り合いタクシーを余裕で逃したばかりか、他の路線も「本日終了」で交通手段が全くなくなったため、平岡駅まで歩いて戻るという選択肢をとりました。

秋ですね。日が落ちるのも早くなり、ザックにヘッデンを点滅させて「ホタル」になってひたすら歩きました。
どっぷりと遠山郷に浸かり過ぎた一日でした。

今度は紅葉が深まり、ヒルさんがおとなしくなった頃に訪れてみたいですね。

※帰宅後、すべての装備を塩水に浸して、アルコール洗浄、洗濯乾燥機にかけました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1717人

コメント

お疲れ様です。
遠くまで地味山を求めるエネルギーは大したものです。今回はゆっくり する暇もなかったようですね。
2018/9/10 14:06
Re: お疲れ様です。
こんばんは!

ゴールのはずだったかぐらの湯で、平岡駅までの足がなく、
平岡駅近くで泊まろうにも車をデポした下川合駅に行かないと着替えもないと分かった時、
(1) 平岡駅までタクシーを使う
(2) 平岡駅まで頑張って歩く代わりに富山まで高速使う の選択に迫られました。
貧乏性の自分は(2)を選びました。

今回山登った熊伏山は、静岡県側の麓にある足神神社がきっかけです。
大垣にいた時のことですが、左ひざ靭帯の手術の成功を祈ってお参りしました。
無事に成功してお礼参りをするようになり、以来毎年のように訪れています。

静岡と長野の間の「塩の道」を歩くウオーキングイベントも不定期ながら開催されているようですし、紅葉の時季が何とも素晴らしいです。

次回はゆっくりできたらと思います。
2018/9/10 19:07
Re[2]: お疲れ様です。
貴兄にとって単なる地味山でなく足の神様だったのですね。若かりしころに、空木から池山尾根を下って、駒ヶ根駅から飯田線で豊橋回りで帰ったことがありました。九州一周したほど時間が掛かった記憶です。貧乏性で普通に乗って、時間を惜しげもなく費やした懐かしい思い出です。
2018/9/12 19:59
Re[3]: お疲れ様です。
駒ヶ根から豊橋ですか
それだけでも長くかかりそうですね。
今路線検索をかけると、名古屋まで高速バスを使うルートがヒットしてビックリしました。
飯田線の車窓を眺めながらゆったりとした時間を過ごす…何だか贅沢に思えてきます(笑)
2018/9/15 18:36
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら