東北ツアー2018秋!(岩手山、八幡平、早池峰山)
- GPS
- 13:33
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 2,502m
- 下り
- 2,449m
コースタイム
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 6:59
- 山行
- 1:43
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 1:50
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 4:25
天候 | 9/15:曇り時時晴れ、9/16:晴れ時々雨、9/17:雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
それぞれの山へはレンタカーで往復。往復の所要時間(実績) 岩木山:100分 八幡平:120分(行きは高速利用) 早池峰山:160分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩手山:分岐する2.5合目からの旧道・新道は、天気が良ければ、眺望があり広くて旧道がオススメ。下りは歩きにくいけどね。帰りに新道を歩いてみたが、樹林帯で眺望なく、狭くてすれ違いも厳しかったので、5合目の連絡路で新道に渡って下りた。 八幡平:ほとんどが木道なので、濡れてたら注意。 早池峰山:1合目からの森林限界後は強風であおられるも稜線に出たら風はなかった。登山口の案内の方に聞くと「早池峰山はそういう山だんだ」とのこと。 |
その他周辺情報 | ・岩手山の帰りはホテルのお風呂 スーパーホテル盛岡2階にあって、男女時間入れ替え制。洗い場4つで狭いけど思ったより混まなかった。 ・八幡平の帰りは藤七温泉 白濁の湯で混浴露天風呂が6つある。内風呂は洗い場が1つだけで、身体を洗うというより湯につかることを満喫する温泉。山中の自然の中でのんびりできる。北八ヶ岳の北沢温泉を思い出す。 ・早池峰山の帰りは喜盛の湯 いわゆるスーパー銭湯。洗い場も多く、内風呂も露天も広くて満足。もっとゆっくりしたかった。 |
写真
感想
元々は、仲間と飯豊山に行く予定だった。それが天候不良で取りやめになった。せっかく予定していた3連休、どこにも行かないという手はない。天気予報では、東北北部はなんとか登れそうな天候だ。よし、行くぜ、東北!
<9/15岩手山>
前日にバタバタと新幹線、ホテル、レンタカーを手配し、盛岡に乗り込んだ。レンタカーで到着した第2駐車場はガラガラで隣の車といい間隔で駐車できた。急いで準備して登山口へ。いよいよ東北ツアーの幕開けだ。
まずは樹林帯、そして森林限界へ。斜面を黙々と登る。8合目の避難小屋までたどり着いたら、山頂とお鉢巡りはもうすぐだ。ここまでくると登ってる感が満載になってくる。朝には曇りがちだった天気も山頂に着く頃には晴れてきて、雲混じりではあったが360度ビューを楽しめた。下山は新道を使ってみたが、樹林帯ですれ違いも難しく、あまり楽しくなかったので、5合目の細い連絡路でガレ場の旧道に移り、こちらも決して歩きやすいとは言えなかったが、眺望を楽しみながら下山した。
この日はガイドブックに記載の居酒屋に行ったが、名前負けでオペレーションが行き届いてなく、ビールが出て来たのは、なんと注文後15分後。料理の味は悪くなかっただけにもったいない。ガイドブックに載ってるからといって一流とは限らないのだ。2件目のチェーン店の方がよっぽど落ち着けたし、飲み物も早かった。盛岡の第一夜はそんな思い出とともに更けていった。
<9/16八幡平>
2日目は、もともと天気予報では、雨だったので、散策レベルの八幡平を歩く予定でいたのだが、思いの外天気が良くなって、気持ちのいい高原歩きが出来た。八幡平の山頂展望台よりも源太森展望所の方が景色が良かった気がする。帰りに立ち寄った藤七温泉の白濁露天風呂もよかった。大小いくつかの露天風呂があり、温度も少しづつ違った。混浴だったが、露天にはほとんど男性しかいなかった。設備が古い感じだったが、露天は野天に近く、山の中にひょっこり湧き出た温泉風で、広々として、開放感満載で入ってて気持ち良かった。
ホテルに帰って来て、夕飯前に街に繰り出すことにした。いーはとーぶアベニュー材木町を通り繁華街方面へ。目指すは、岩手銀行赤れんが館だ。東京駅を小ぶりにした感じの煉瓦造りのその赤い建物は外側だけでなく、中もレトロな感じで雰囲気だった。夜は、最初ガイドブックに載ってた「がむしゃら」という店に行こうと思っていたが、街を歩いていて肉を食いたくなったので、「利久」というホルモン焼肉のお店をチョイス。窓際の2人席でゆっくりじっくりとホルモンや豚タンを堪能した。
<9/17早池峰山>
朝4:10、ホテルの駐車場から右折するときは心を折るのに充分なくらいの雨が降っていた。それでも負けずにアクセルを踏む。慣れない夜道を雨の中、車で走るのがこれほど大変だとは思わなかった。標識に目を配りながら、時速40キロのスロー走行で進む。地元の軽トラにあおられながら、慎重に運転する。峠を越える。オートマのセカンドでエンジン音唸らせて走る。夜明けの河原坊に到着。雨はだいぶ弱くなった。さて弱気な心根を締め上げて準備開始。まずは舗装路を歩く。ゆっくりのつもりがつい早くなる。雨はいつのまにかあがっていた。
6:50、登山開始。最初は樹林帯だ。登山口の案内おじさんに聞いたところでは、1合目から森林限界とのこと。おうおう、望むところだ。森林限界に出た途端、横っ面を風が押す。しばらく半袖で頑張ってみたがたまらずレインを着る。斜面を登ってるときは風が強く思わすバランスを崩しそうになりながら歩く。稜線まで上りつめると、さっきまでの風が嘘のようにやんでいた。稜線のひらけた緩斜面を歩き山頂を目指す。直登していた斜面からみると上方左側に見えたのが山頂だったのだ。
山頂到着。そこかしこの岩岩に色んな剣が刺さっており、ひときわ目立つオレンジの社が早池峰神社奥宮だ。南方の視野が開けた方を見ながらおにぎり休憩して、下山。下山時は登りより天気が回復していた。天気の回復を待って登ってきている多くの登山者とすれ違った。山頂から小田越までは、1時間20分で下山。
最後の仕上げのひとっ風呂は、事前に調べてあった喜盛の湯だ。花巻温泉というもの考えたが、渋滞等の不測の事態に備えて盛岡市に近づいておきたかったのだ。このスーパー銭湯は、露天も洗い場も広くてのんびりできた。3日間の疲れを癒すのには最適だった。
最後にレンタカーを返すのになかなかスタンドが見つからず、難儀した。ショップで精算してしまおうかとも思ったが、それでは、セルフ給油の醍醐味が味わえないので、せっかくだからスタンドを探して返却。新幹線までの時間は盛岡駅のKirinCityでビール飲みつつ、思い出深い3日間を振り返った。
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