野坂山地 松屋〜地蔵大権現岳 ノロ尾の頭 大御影山
- GPS
- 06:19
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 917m
- 下り
- 919m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 7:17
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新設された若狭路美浜トレイルの松屋起点の松屋地蔵大権現岳コースでP597mまでは、シッカリした案内板が在ります。大御影山までにも要所にトレイルの案内板や階段がありますが、踏み跡は薄い。 白谷ルートは殆ど整備されていません。能登又林道付近の沢筋は赤テープ類も僅かでルート判断は難しいでう。 |
写真
感想
若狭路美浜トレイルに新しく追加された松屋起点のノロ尾経由大御影山へ登ってきました。
前日夕方から現地入りし出発を早めるため、耳川河口の和田海水浴場へ。
シーズンも終わり静かな東屋で沖の漁火と星を眺めながら仮眠。早朝から釣り客の出入りで騒がしくなる頃朝食を済ませ、松屋まで移動。
最近出来たお洒落なカフェ・MIROKU傍の登山口で支度を済ませ神社脇から大御影山を目指します。
黄色い美浜トレイルの案内標識に従い尾根末端の九十九折れの登山道を登ります。少し登ると大きな朴ノ木と出出合います。更に登ると展望台への案内があり、尾根の一部が切り開かれた丸太のベンチからは、足許の新庄の街並みから仮眠場所と洪水山(52.3m)迄の耳川河口までが、左手には雲谷山も見えます。
更に登ると尾根が広くなりトリカブトが咲く標高点597m松屋地蔵大権現岳。東側の粟柄谷支流と西側の能登又谷支流とが尾根上で出合うコルから登り返すと一際大きなブナの大木と出合います。
更に標高が800mを超える頃から琵琶湖と伊吹山等の湖北の山々が姿を現します。900mを過ぎると高島トレイル東の起点乗鞍岳から芦谷岳、三国山、大谷山などの中央分水嶺の山々が望まれます。行く手にこんもりとしたノロ尾の頭を過ぎると大きな反射板の在る大御影山が姿を現します。
さすがに有名な大御影山、早目のお昼を食べている間も登って来られます。
降りは能登又谷支流の白谷へ向かうためノロ尾の頭手前の尾根分岐まで戻ります。このルートは、平成20年5月31日に白谷出合から大御影山へ登りブナ林の綺麗な大日を廻って以来です。
登りで利用する時は只々登るだけですが、降る時は標高点870mのピークから幾つも分岐する尾根を確実に選択しなけれはなりません。慎重に幾度も確認を繰り返し、見通しの悪い「ゆずり葉」の薮を掻き分け標高点400mの地点まで降りて来ました。
このまま尾根を進み標高差60m程の急斜面を強引に降るか、前回の沢を少し詰めて斜面をトラバースして尾根に上がるルートで降るかを検討して、斜面をトラバースして沢へ降りる事にしました。
黄色のテープに従い沢まで降りましたが、沢の水量が多いため沢沿いに降る事を諦め白谷本流へ尾根を越えましたが、杣道はありません。切り倒した杉の大木を乗り越え沢に沿って降りますが矢張り杣道は有りません。
ゴルジュ状の沢を慎重に岩や倒木の上を渡り降ると、やっと杣道に出合ました。
ホッとしたのも束の間目の前の能登又谷本流の渡渉点が有りません。
何とか渡れる所を探しウロウロしたが渡渉出来そうな所は有りません。
平流なら難なく渡れる沢も増水すると渡れません。登山靴を脱いで裸足でとも思いましたが、少しぐらい水に入っても大丈夫な小石の多い処を目指して思い切り飛び、次の岩に飛び移り何とか渡れました。
林道へ崖をよじ登ると大きな新設された案内板が有ります。大御影山へ90分と書かれていますが、整備されていないこのルートでは、おそらく無理でしょう。
今日の山行を振り返りながら林道を降り駐車地点まで戻って来ました。
同行の皆さま本当にお疲れ様でした。
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