大朝日岳周回(狐穴小屋泊まり)
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- GPS
- 16:14
- 距離
- 47.7km
- 登り
- 3,048m
- 下り
- 3,028m
コースタイム
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 7:50
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 8:36
天候 | 一日目 雨 二日目 曇りのち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
水飲み場 水洗トイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大井沢集落〜南俣沢 橋梁補強工事のため大型車は通行止め。普通車は通行できます。徒歩も問題無し 南俣沢まで特に問題なし。 ・南俣沢〜天狗相撲取山 刈払い済。問題なく歩けます。 伝聞ですが、天狗小屋の水場は問題なく使えるようです。 ・天狗相撲取山〜二つ石山 刈払い済。問題なく歩けます。二つ石の水場は確認していませんが使わない方向で計画したほうが良さそうです。 ・二つ石山〜高松峰 刈払い済み。危険個所のロープは新しいものに架け替えられています。このあたりは濡れると滑りやすいザレた岩場が続きます。歩く人も少ないコースなので好天の時を狙って通過したほうが良いでしょう。悪天時は滑落の危険があります。 ・狐穴小屋〜竜門小屋〜大朝日小屋〜小朝日〜古寺山〜ハナヌキ峰 刈払い済み。問題なく歩けますが、通過する人が多いのですれ違いに気を使います。 この間の水場は問題なく出ていました。 ・ハナヌキ峰〜根子川〜日暮沢小屋 根子川に出るまでの坂が木の根で歩きづらいです。捻挫注意。日暮沢小屋に続く林道は崩壊しているところがありますが、はしごで補修済み。通過に問題なし。林道上はところどころ沢になっています。 日暮沢小屋前の水場は枯れています。小屋のそばの沢は水量が多いいと少し渡り辛いです。 |
その他周辺情報 | 大井沢温泉ゆったり館¥300シャンプー石鹸あり。冷たい水飲み放題 |
写真
装備
個人装備 |
小屋泊まり装備
|
---|---|
備考 | 着替えを持っていって良かった。 最後の10劼らいは自転車です |
感想
連休を利用して計画していたコースは、あいにくの雨予報でボツ。そんな時は久しぶりの大朝日に行ってみようかと車を走らせました。
前日すでに雨足強く、天気予報では22日の午前中は朝日周辺に局所的集中豪雨があるようなことも言っています。朝から屋根をたたく雨粒の音も強く、雨雲レーダーをにらんでタイミングを計って出発。(車を停めた場所が河川敷なので豪雨で水没しないか心配になり、少し高台に移動させました。)
河川敷の駐車場から登山口まで林道歩き。雨ですが風は弱く行動するのに問題なし。南俣沢の登山口にはすでに車が10台近く停まっており、連休中の混雑を予想させます。時間が遅かったのか すでに人気はありませんでした。
天狗までの登山道は泥濘もほとんどなく、雨でも歩きやすい道でした。途中から出てくる石畳が濡れていると滑りやすいので、特に下りで注意しましょう。紅葉はちょぼしょぼでした。
天狗小屋には寄りませんでしたが、前日 天狗に泊まった方によると「誰もいなくて かなり寒かった」ということです。
この辺りまで来ると少し雨が強くなってきます。ガスもかかって展望なし。風は若干ありますが寒さは感じません。天狗から二つ石までは林の中を歩くので風は当たりません。きついアップダウンも 視界もない中淡々と歩きます。
それぞれのピークは目立つ標識などもなので、知らないうちに二つ石水場の標識までついてしまいます。この水場は毎年きちんと刈払いされていますが、雨の直後以外はほとんど枯れているそうです。また下るのに40分、往復一時間半かかるので あてにしないほうが良いでしょうと狐穴の管理人さんが仰ってました。
この水場を過ぎると岩交じりに代わります。濡れると滑りやすく土砂崩れで登山道が流出しているところもあります。手を使ってよじ登るところもあり、危険な個所にはお助けロープが下がっています。ただすべての危険個所についているわけではないので通過には注意を要します。切れ落ちているところもあって足を踏み外すと大変です。あまり人の通らないコースなので計画するときはそのあたりも加味してください。
狐穴小屋は目の前にある水場も豊富に出ており快適に過ごせます。この日は管理人さん含めて4人だけの静かな夜になりました。ストーブを焚いてくれたので雨でびしょびしょに濡れた服を乾かすことが出来、その上暖かい芋煮もご馳走になり 体の外と中から温めることが出来、本当に助かりました。
夜は風雨が窓をたたきます。幸い朝には収まりましたがガスは相変わらず。視界のないまま出発です。竜門に行くまで状況は変わりませんでした。
竜門小屋に到着する寸前、ガスが一気に晴れてきました。これまでと打って変わって素晴らしい天気。稜線上の紅葉も目の前に広がり昨日の雨を忘れさせてくれます。
快晴の中にそびえたつ大朝日は大混雑。連休中日、晴れを狙っていた人たちが続々小屋を目指してきます。特に古寺鉱泉から登ってくる人が多く、すれ違う人を待つため度々足が止まります。
快晴となった大朝日岳山頂からは360度のパノラマが楽しめましたが、あまりの人の多さに早々に退散。小屋の前で少し休んだのち下山開始です。
大朝日を下るとすぐにある銀玉水は最高の水場です。ここの冷たい水で一息ついて小朝日を目指します。23日は晴れたおかげで前日とはだいぶ気温差があり、登ってくる人はみんな暑さにあえいで大変そうです。
小朝日、古寺山を通過すると日暮沢への分岐に至ります。古寺山から下は樹林帯になるので遠望は利きません。足場もそれほど良くないので木陰をゆっくり進みます。
ハナヌキ峰まではのんびり歩きの快適な道ですが、ハナヌキ峰から日暮沢小屋への下りは結構急なうえに木の根があって足元が不安定です。疲れた足にかなり効くので慎重に足を置きます。
沢の音が聞こえてくると日暮沢小屋はもうすぐです。沢沿いにある昔の林道に出たところで登山道は終わりです。しかし林道も使われなくなって久しいので道が荒れており、流されて高さ3mくらいの崖になっていたり沢になっていたりします。しかし流されたところにはロープと梯子で対策されていたり、赤テープがつけられたりと通過に問題はありません。
森の中に日暮沢小屋を見てようやくゴールです。ここから歩いて15分くらいの地点で道が流されているので車は入ってこれません。(歩行は問題なし)また 小屋そばの沢(日暮沢)の渡渉に気を付けましょう。結構な勢いで流れています。
前回はここから河川敷公園まで2時間かかりました。今回は時間短縮のためここに自転車をデポしました。おかげで河川敷公園まで30分。1/4に短縮され かなり快適です。河川敷駐車場に到着後は大井沢温泉で汗を流して今回の登山終了です。
初日悪天候で服など装備が濡れ不快な状態になりました。雨に加えて風も強めの予報だったので少し厚着したのが仇になったようです。暑さのため汗をかなりかき 中からと外から同時に濡れて まるで水没したようにずぶ濡れになってしまいました。もう一枚着こむには まだちょっと早かったようです。レイヤリングの難しさを改めて感じます。この時期は体感気温の予想がなかなか難しく、雨の時はいつも悩んでいます。
コメント
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素晴らしい稜線ですな〜〜
羨ましい♪
今年は紅葉が速いようですね?
来週あたりが何処もピークかと思える様相ですね。
ぢゃあ3連休にはもう無い????
こんなにきれいになってるとは思ってもみなかったです。
今年は早いのかもしれませんね。
三連休にはまさか 雪?(笑
この天候でまさかあっちには行ってないよなぁと思ってましたが、安心しました
この天気でさすがにあっちは(笑
今年はもう無理かもしれないので、課題も見えたしまた来年にでも考えてみます。
それにしてもこの日の朝日は大当たりだったようで 予想以上にキレイに染まってました。
前日の雨に耐えたご褒美だったのでしょうか。
今回は天候の影響もあるようですが、狐穴小屋は人が少なく穴場ですね
写真を拝見すると竜門〜西朝日の紅葉🍁は来週がピークのような感じですかね。
自分も行きたくなってきました
狐穴はアクセスがちょっと悪いのでみんな敬遠するのですかね。
紅葉は来月の三連休を待たずにピークになりそうでしたよ。早いほうがいいかも知れませんね
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