「遥かな尾瀬ヶ原・ヌタヌタ燧ヶ岳」の巻
- GPS
- 48:28
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 1,149m
- 下り
- 1,308m
コースタイム
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 5:17
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:35
天候 | 22日 小雨のち晴れ 23日 晴れ時々曇り 24日 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
関西より中央道岡谷ICにて一旦高速下車。 国道142号&新和田トンネル(620円)を経由し、佐久北ICより再び高速(上信越道・関越道)を使って沼田IC下車。 鳩待峠行きバスの連絡地点の戸倉へ。 片道600キロ弱のロングドライブ! �戸倉第一ⓟ 1日1000円 トイレあり。 �行き:鳩待峠まで乗り合いバス930円(随時出発) �帰り:一ノ瀬〜大清水 乗り合いバス 700円(30分毎) 大清水〜戸倉 路線バス 630円 (11:05便に乗車) |
コース状況/ 危険箇所等 |
燧ケ岳 ・見晴新道2合目〜9合目手前までは聞きしに勝る”ドロドロ地獄” *前日が降雨だった影響も大きいかと思いますが長めのスパッツお忘れなく! ・柴安堯双撕堯ヾ箴譴魴祺爾蠅泙薪个衒屬靴任后 ・俎堯組瀬沼 下りだしは岩場に注意。最後の樹林帯歩きが結構だるい。。。 尾瀬ヶ原/尾瀬沼周辺の木道歩きは案外膝に厳しい感じでした。 |
その他周辺情報 | �山小屋 お風呂に入れます(石鹸・シャンプーは不可) 初日:燧小屋 1泊2食9,000円 お昼のお弁当800円(受付にて申し込み) 2泊目:長蔵小屋 1泊2食9,000円 お昼のお弁当700円(受付にて申し込み) 19時より長蔵小屋向かいの尾瀬沼ビジターセンターにて地元ガイドによる”尾瀬の今昔スライドショー”(無料)。尾瀬への理解が深まりました。おススメです! �下山後の温泉 戸倉ⓟそばの ぷらり館『戸倉の湯』500円 http://www.tepco.co.jp/oze/iku/purari/ |
写真
感想
”夏が来れば想い出す はるかな尾瀬 遠い空〜”。。。ねぇ(^_^;) でも思い出せん。 それはそうだよ、僕行ったことないし!!
で、9月は3連休あるのでその尾瀬に行ってみませんかとお誘いいただく! でもどこからどう行っていいのかも判らず図書館で”るるぶ”を借りて尾瀬を研究。 どうせなら至仏山と燧ケ岳を二つとも登っちゃおうと考えましたが、東京赴任中に尾瀬に行ったと言うkentaikiさんに聞いてみると『2泊3日でも無理じゃないけど尾瀬って結構広いよ』と助言いただく。 初日に至仏山へ登る計画でしたがマロッチさんの膝も心配なのでのんびり尾瀬ヶ原散策に変更しました。
今回も二人で運転交代しながら群馬県の戸倉を目指す。遠いので少しでもガス代を節約と言う事でマロッチさんちの実家のフィットを拝借させていただく。 駒ヶ根で仮眠したけど30分のつもりがガッツリ2時間睡眠Zzz... 八ヶ岳やアルプスに向かうなら7-8割方近づいた感覚の駒ヶ根ですがまだ300キロ以上残ってる。まさに”はるかな尾瀬だなぁ〜”などと考えながら岡谷で一旦高速道路を下りて佐久を目指しそこから上信越道・関越道を繋いで群馬県へ。 まさか車で群馬県まで走るなんて考えてもみませんでしたがまぁ何とかなるもんです(笑)
さてそのはるかな尾瀬。 わざわざ出かけてみる甲斐はあるもんでともかくそのスケールの大きさを実感しました。群馬県から入山し新潟県・福島県と3県を歩いたことになるんですね! 山の鼻からは至仏山を背後に木道のずっと先に燧ケ岳が見えてます。 よくテレビや雑誌などで見る風景です。でも至仏山が尾瀬とセットになってるなんて知らなかったものだから今まで”尾瀬と燧ケ岳”だと思ってみていた画像が実は至仏山だったのかも知れません・・・至仏山さんごめんなさいです。
初日は至仏山を割愛させていいただいたので鳩待峠〜見晴までのハイキング。歩き出しこそ何故か雨具装備ですが直ぐに日差しが出て来てのんびり尾瀬ヶ原の木道歩きを楽しみます。 尾瀬って”水芭蕉”や”ニッコウキスゲ”のイメージやけど黄金の草紅葉も綺麗です。 ”う〜ん、タヌキの背中っぽい”って誰かさんは言ってますが。。。ヨッピ橋・東電小屋経由で見晴の山小屋へ。 最初はテント泊も考えていたのでそのテント場が近い燧小屋をチョイス。小さいけど檜風呂で汗が流せてありがたい。談話室は夜間にストーブたいてくれるので濡れたタオルも乾燥できます。 キノコご飯が美味しかったなぁ〜 食べ過ぎて歩荷したおやつは食べきれなかった。。。
二日目はこの3日間の予報で一番晴れの確率高そうでしたが起床時はガスでお山が見えません。 燧ケ岳へは小屋の前から登山道(晴美新道)が出ています。登り始めたらガスが取れて晴れて来た。 そしてこの晴美新道が曲者で二合目〜九合目手前まで”ぬかるみの世界”なんです。 事前にkenさんから”山小屋の人が登ってもあまり楽しくない山だって言ってた”と言う事で覚悟はしていましたが、前日の雨も相まってさらにヌッタヌタ状態でした。冬場にアイゼン付けて歩いてると雪団子で歩きにくかったりしますが更に重い感じ。雪はストックでカッツーンとしたらぽろっと取れたりしますがドロドロはソールのブロックパターンにハマってしまって阿鼻叫喚。。。それでも山頂から尾瀬を見下ろすってのは箱庭見てるみたいでいい気分。 燧小屋で頼んだずっしりと重い爆弾おにぎりをほおばりながら向かいの至仏山と尾瀬ヶ原を眺めました。
宿泊は尾瀬沼の”長蔵小屋”。 柴安瑤ら見下ろすと大きな湖が見えます。そこが尾瀬沼でした。沼って名前でもっと湿地帯みたいなのを想像してましたが湿原を従えたきれいな湖です。昔は遊覧船みたいな船も走ってたようです。
その尾瀬沼に向かっての下山(長英新道)は一旦柴安瑤琉班瑤鵬爾辰討隣の俎堯覆泙覆い燭ら)へ登り返し。そこから尾瀬沼へ下山します。岩場に”ヌマ”って赤いペンキで書かれてますがもう少し分かりやすい道標にしたらいいのにね〜 外国人には分かりませんな!この道は平坦になってからが随分とダラダラ歩き。 木道が出て来始めたら湖畔(ヌマ畔?)近いです。 そして尾瀬に行く機会あれば泊まって見たいな〜と思っていた”長蔵小屋”。 GWに北アルプスに向かう登山者がザックに鯉のぼりを付けて山に向かうTVニュースとこの長蔵小屋の営業に向けた雪下ろしのTVニュースは自分が子供のころからよく見てた風景です。 なのでその長蔵小屋に泊まれるって本当に嬉しい気分。 そして長蔵小屋は思ってた以上に快適で代々受け継がれてきた尾瀬の自然に溶け込んだ山小屋でした。
食後に向かいのビジターセンターで地元のガイドさんのスライド上映の講演会(参加無料)がありましたが、これが大変面白くって参考になりました。 尾瀬って昔は上州と会津の交易の舞台だったこと。かつては個人所有の土地だったのが莫大な税金がかかることになって手放されたこと。ダムや観光道路が出来る予定だったのが反対運動で中止になったことなど。ガイドさんの若かりし頃の写真のスライドを上映しながら分かりやすく解説いただきました。一番心を痛めたのはかつてのメインルートの富士見峠にある”アヤメ平”の湿原。昔は今の三倍くらいあったそうですが観光客が押し寄せて当時は木道もなく踏み荒らされて無くなってしまったそうなんです。気が付いて種を蒔いたり保護しようとしたりしたけど五十年たっても元に戻らないと言うお話はショックでした。 失ってしまったものは簡単には戻らないんだなぁと。。。 大切に大切にです。
三日目は大清水に向けての下山のみ。朝ごはんいただいて談話室で美味しいコーヒーいただいて名残惜しいけどゆっくり下山。 また600キロのドライブでしたが、尾瀬の空気とパワーをいっぱいもらって無事に帰宅(ぷちトラブルあったけど)。
初めての尾瀬。”夏の思い出”を聴いたら水芭蕉ではなく”草紅葉とタヌキの背中”が思い浮かぶのかなぁ〜。 次は初夏の至仏山ですかね? マロッチさん 3日間ありがとうございました。 しばらくお山は封印なのかな? しっかり養生して下さい。 スキーシーズンが待ってます!
♬「秋がくーれば、思い出す。遥かな尾瀬、遠い場所。霧の中に、浮かびくる。荒しい影、燧ヶ岳。草紅葉が燃ゆる、足元に。蒼く透き通る池糖のほとり。。空っ風になびく秋、遥かな尾瀬。遠い場所。」♬
替え歌by maro です。
いや、まー遠かったですね〜。菅平ぶりでしょうか?!九州には及びませんが、途中駒ヶ根で2時間の仮眠をして約9時間?尾瀬ケ原へ戸倉から行ってきました。
うちの母親も行きたがってましたが、ちょっと厳しいかな〜。
戸倉Pに着いて用意をしているとポツポツと雨。さっさと済まし券売機でチケを買うと人数が揃い次第ハイヤーみたいなので出発=3
30分くらい長い道を揺られ揺られ着いたのは鳩待峠。雨は更に強くなってきた。
他の方はレインを来たり傘さして出発をされる中、タープの下で待機をすること半時間。雨があがった!!また降られると面倒なので一応レインを着て、下界の草の種や土を落して、うちらも出発=3
登山口では木道の滑りに注意とか熊に注意とか。。。熊?!(ブルブル)
雨なのに結構な人が入っていったので心配はしてませんがね。
山の鼻まで小一時間下り基調です。しばらくすると日が射してきていいお天気になってきました。レインが暑い^^;
山の鼻でランチをしてちょっと至仏山方面に足をいれると至仏山がどーんん。
今回、初日に登ろうとしてましたが時間的にアウト!と聞き断念。
実際、初日に見晴まで行こうと思うならかなり足が速いか、空身で行かないと無理でした。そのかわり尾瀬ケ原の草紅葉と蒼く透き通池塘堪能出来ました。
真直ぐ竜宮行くも良いけど時間があるのでヨッピ橋、東電小屋経由、見晴に。
見晴では燧小屋にお泊まり。尾瀬ケ原のいいところの1つに各お宿にはお風呂があること。もちろん環境のためここでも石けん類はつかえませんが、意外と汗をかいてたので気持ちよく入る事ができました。お風呂の後は夕食。食後は仮眠2時間の
ロングドライブで疲れきってバタンQ(死語?)ZZZzzz
二日目、今日は燧ヶ岳へ。小屋の前の散策路を経て登山口へ。
登山道に分かれるや否や木道は一切なし。普通の山道に変身!正直、木道より歩き易いもんですね。しかーい。噂には聞いてましたが見晴新道のヌタ道。
2合目からはもー歩きにくいったらありゃしない。確実に重くなっていく靴、確実に汚れていくゲイター。靴、 おnewなんですけど。。。w
8合目までは冗談なくヌタヌタ道。8合目以降はガラっとかわに岩岩に。
左手には昨日歩いてきた尾瀬ケ原が見下ろせます。改めて見て、尾瀬ケ原はごっつい!
登ること4時間。やっと東北最高峰の柴安グラに到着!隣の俎グラは山頂が狭いとすれ違った方に教えてもらったので柴安グラでランチに。燧小屋にお昼ご飯の用意をお願いしていたので、これも楽しみの1つ。爆弾級のおにぎりでした^皿^
食後、俎グラへ登り返し。教えて戴いた通りあまり広くないので写真を撮ったら下山開始。下り2時間半と書いてましたが、結構なダラダラ道で時間がかかってしまいました。
今夜のお宿は尾瀬で最初に建てられた長蔵小屋。分校かのような佇まいで歴史観があります。300人収容ができるとあって中はとても広い。ここでもお風呂を戴き夕食を。
知りませんでしたが、今夜はイベントがあるとか?!館内放送で地元ガイドさんによる尾瀬の今昔話をすると。宿のお向かいのビジターセンターでするとのことなので
折角なのでお話を聞きに行きました。御歳80歳くらいの現役のガイドさんの幼少期のころの尾瀬の話をお笑いまじりにお聞きする事ができ、とっても勉強になりました。
三日目、今日も晴れ。今日は下りるだけと言うことでゆっくりお珈琲を戴き下山開始。三平下に荷物をデポして辺りを散策。尾瀬沼と燧ヶ岳はここでお別れ。後は大清水に向けてダラダラ下ります。意外と長いです。
幼少の頃に誰しもが聞いた尾瀬の歌。歌自体は夏の歌ですが、私が行きたかったのは草紅葉が燃ゆる秋。スケールのでかさは想像以上。簡単には行けないからこそ来れて良かったです。次は一面のニッコウキスゲの頃かな?
晴れ人間と言えど雨が心配でしたけど三日間晴れて良かったですね。運転も毎度ありがとうございました。しばし休息にはいりますが、また機会よろしくおねがいしますね!
やっぱりドロドロヌタヌタ登山道でしたか。でも天気もまずまずで山頂からの尾瀬ヶ原や草紅葉なんかも見られて良かったですね。ボクが行った時はガスガスで燧ケ岳もよく見えませんでした。尾瀬のような風景は関西では見れませんよね。ロングドライブお疲れ様でした。
Kenさん、アドバイスありがとうございました!
お陰で?至仏山は断念しました。そうでないと見晴まで初日に行くのはしんどかったと思います。
なかなか行ける距離ではなかったから至仏山も登りたかったけどね〜。
燧ヶ岳はヌタヌタさえなければ登りやすいお山やと思います、がね…(^^;
こんばんわ。
関西からだと行き帰りが大変ですが、こんな機会でもなければ一生行かないかもと思ってえいやっと行って来ました やはり八雲ヶ原とはスケールがちゃいましたわ 至仏山は一方通行じゃなければ何とか一日で見晴まで歩けそうなんですがね。。。
次回は富士見峠にも行ってみたいです。 出来れば水芭蕉の季節に
コメント&アドバイスありがとうございました!
尾瀬、先週行く予定にしていましたが、台風でとりやめ。
明日も天気悪そうだし、今年は呼ばれなかったな〜。
うらやましい限りです!
munikoさん、こんにちわ。
今年は台風多いですね〜
鳩待峠の至仏山の入り口。ポストあるからうっかりしてたらそのまま登っちゃいますね 尾瀬って関西からだと気合入れて向かうことになるけど関東に住んでたら日帰り圏内ですね。来年は至仏山に行けたらなと思っています。コメントありがとうございました
munikoさん、はじめまして!
ひょっとして至仏山の登山口を間違って登ってしまったてのはmunikoさんですか?
今年は台風に翻弄させられましたね。。。^^;
関東の方は日帰り圏内ってのがこちらとしては羨ましいです
また見にきて下さいね〜
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