甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 26:46
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 2,376m
- 下り
- 2,376m
コースタイム
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:57
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 7:21
天候 | 22日:雨のち曇り 23日:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
■復路:北沢峠から臨時バスで広河原へ。広河原でバスを乗り継いで甲府駅へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■甲斐駒ケ岳:ガレ場が多く、雨に濡れていたため転倒に注意した。山頂直下の直登コースは出だしの大岩で足がかりが見つからず、腕力で登ってしまった。下山ルートにて、木の根に囲まれた場所に水が溜まっていて歩きにくい場所があった。 ■仙丈ヶ岳:未明に出発したため、長衛小屋から二合目に至る途中で道を誤った。誤った先は急斜面になっていたので気づいて助かった。その先は危険箇所なし。甲斐駒と違って岩場はほとんど無く、トレッキングポールがあると歩きやすい。 |
その他周辺情報 | 15時55分甲府駅着。16時42分のはまかいじで座るために30分前から並んだため、お土産とビールを買っただけで食事・温泉は無し。はまかいじは自由席は2両しかありませんが、甲府では割と空いていました。ただし2駅も行くと満席となりました。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
携帯テーブル
|
---|
感想
南アルプス、甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳を登って来ました。
ここは登山口までバスを2本乗り継ぐ必要があり、普通に行くと初日は移動のみになってしまいます。そこで、仕事明けの金曜深夜に甲府駅まで移動し、そこで野宿して早朝4時35分発のバスに乗ることにしました。
まずそんな時間にバスがあることが驚きですが、同じように野宿する人も大勢おり、ホテル泊の人も含めて100名ほどが未明の甲府駅前に並びました。私は3時半に起きて並んだので、いい席に座れました。バス乗車時間の2時間も睡眠時間の計算に入れていました。
しかし実際には電車も野宿もバスもさっぱり眠れず、ほぼ徹夜で登山する羽目に。一応目を閉じて瞑想するパワーセーブモードに入っていましたが、これは想定外でした。
登山口のある北沢峠に着いたのが朝7時半ごろ。天気は雨!とりあえず雨具をまとって長衛小屋でテント泊(500円!)の受付をします。雨の中テントを立て、不要な物を置いて甲斐駒ケ岳登山開始。
負け惜しみを言うと、まあこの展開は想定内でした。天気予報では、お昼には止む予報だったのです。ところが昼過ぎに山頂に立っても止まず。むしろ風がビュービュー吹いて、低体温症で死ぬかと思いました。あれ、この流れ、8月にもあったような…。
甲斐駒ケ岳(2967m)は山頂付近の山肌が砂浜のような白い小石で覆われた美しい山です。ですが、全てが霧の中。ほとんど展望が開けませんでした…。無念。
ひたすら長い樹林帯を下って、テント場に着く頃には雨は止んでいました。ここでもう一つのお楽しみ、キャンプ飯を作ります。今回は定番の自炊飯+レトルトカレーに加えて、チーズハンバーグと牛カルビ焼肉をトッピングしました。山に登ると無性に肉を食べたくなるのです。
目の前を流れる川の音を聞きながら夕食を食べ、ゆっくり訪れる夕闇を感じるひととき。都会にはない楽しみです。
徹夜登山後の夜は流石によく眠れました。19時に寝て3時起床。8時間たっぷり休んで元気も回復しました。
4時に出発したときは満点の星空。登山道に入ると空が見えなくなるのがとても残念でした。5時過ぎにはヘッドランプが不要になるほど明るくなり、小仙丈ケ岳では朝日に照らされた見事な風景を見ることができました。
仙丈ケ岳(3033m)に登頂したのは7時半。快晴の空の下、お湯を沸かしてカップ麺とココアを飲みました。昨日とは打って変わって風も弱く、最高のコンディション。来てよかった!
下りも鮮やかな紅葉、正面に見える甲斐駒ケ岳、道沿いに流れる沢と、飽きることなく楽しめました。要するに登山において最も重要なのは天候だと言うことです。山に登れば雲を越えるかも、なんてのは富士山くらいしか通用しません。晴れていたら山に行こう!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する