白山(平瀬道〜中宮道〜ワリ谷・チャリ周回)


- GPS
- 10:52
- 距離
- 43.3km
- 登り
- 2,660m
- 下り
- 2,656m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
・よって平瀬ゲート前に駐車しそこからチャリで平瀬道登山口となる白水湖を目指す。 ・ゲート前のスペースが空いていない場合は道の駅飛騨白山を利用可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆平瀬ゲート〜白水湖 ・通行止にはなっているものの林道は問題なく通行できた。 ・登山口の水場は利用可能。 ◆平瀬道 ・台風の影響もなく整備されていて非常に歩きやすい。 ・ナナカマド、ダケカンバは枯れていて今年の紅葉は×ぽい。 ◆中宮道 ・お花松原はまだ緑のナナカマドが残っているものの枯れている個体も多く今シーズンは恐らく期待できない。 ・北弥陀ヶ原も草紅葉は楽しめるがナナカマドはダメ。 ◆ワリ谷 ・北弥陀ヶ原から入渓するが上部は非常に急な岩場なので慎重に。 ・懸垂下降した箇所もあるため登攀具は必要。 |
その他周辺情報 | 道の駅上平ささら館 「旬彩工房いわな」のイワナの握り、蕎麦は絶品 |
写真
感想
今日は紅葉を目的に半年前から平日休暇を申請していたのでYSHR先生と山へ行こう。
今年の9月の天気は秋雨前線が長居しているせいでなかなかはっきりしない、よって行先も直前まで定まらなかった。
当初はチャリミネンコの予定だったが前日19時に仕事を終えてスマホを除くとYSHR先生から「雨が降るかもしれないから平瀬から白山登ってワリ谷から周回しよう」との連絡が。
おー平瀬ですか、まあこっちもチャリだし沢だしお花松原の紅葉も楽しめるのでいいですね、ってことで会社帰りにスーツのままゴーゴーカレーを食べてから平瀬ゲート前に向かい車中泊。
3時間弱仮眠して0時20分にチャリでフライングスタートを切った。
YSHR先生は1時スタートと言っていたがどうせフライングだろうからこちらもフライングで・・・という変な腹の探り合い。
何とか白水の滝まで追いつかれなかったので少しYSHR先生を待ってから登山口へ。
結局自分は待ち時間を除けば何とか目標としていた1時間半を切ることができたがYSHR先生はたった1時間で到着。さすがです。
さあ準備をしたら暗闇の平瀬道を歩こう。
スタート直後はガスの中だったが途中から雲の上に出て中秋の名月と雲海の景色が素晴らしかった。
始めは暑かったが放射冷却で寒くなり2人でカッパを羽織っての登山となった。
御前峰に向かってマイペースで歩いていると高天原あたりで後ろから猛烈な勢いで迫ってくる登山者があった。
センセーは抜かれるのが嫌いなのでギアが一段上がってペースアップ。自分も頑張って付いていく。
抜かれずに山頂まで歩き切ってホッとしていると「ガンさんですか」と声をかけられた・・・追いかけてきた彼はなんとなにわ君でした。
なにわ君は山頂でお日の出を眺めてから釈迦岳方面へ行くというのでここでお別れ。
自分たちは翠ヶ池でご来光を眺めるべく先へ歩を進める。
東の空にはいささか雲が優勢だったものの翠ヶ池で何とかお日の出ゲット。誰もいなくて貸切マンダムでした。
さあ次は中宮道へ向かおう。
今年の紅葉はどうかな・・・平瀬の状況を見る限りダメっぽいけど。
ヒルバオ雪渓に到着して休憩しながら写真を撮っていると上から登山者がやってきた。
平日のこんな時間にヒルバオ雪渓に来るなんて通ですね・・・と思ったらkoueiさんでした。
憧れのYSHRセンセーと会えてよかったね、なんて話ながら北弥陀ヶ原まで一緒に歩くことに。
どこから登ってきたの?別当出合?3時発?えー?普通じゃん!なんて会話しながら短い区間だったが久しぶりのハイキングを楽しんだ。
肝心の紅葉は全くダメ、マンダメってやつです。
koueiさん残念でした。2013年のような素晴らしい紅葉はもう見られないのか。
北弥陀ヶ原からkoueiさんと別れて我々はワリ谷へ降りていく。
スキーで滑りたいと思っていた谷だが未だに実現できていない。
まさか先に沢登りならぬ「沢下り」で使うことになるとは思わなかった。
まあ嬉しい誤算です。
最初は急な岩場を慎重に下る、途中懸垂下降が必要になった箇所が1か所、ロープとハーネスを持ってきてよかった。
YSHR先生がスリングで灌木に支点を作って自分のロープを垂らしたらYSHR先生、自分の順番で下降開始。訓練は何度かやっていたが実践は初めてだったので良い経験になった。
標高を下げるにつれて気温も上がってきたので時々沢にドボンして遊ぶ。
夜明け前に凍えそうな寒さだったのが嘘のようだ。
フィナーレは樹齢数百年はあろうかという巨大な原生林を縫うように歩いて登山口まで帰還。
後はチャリで風を切って走るだけ。楽しい時間だった。
下山後は以前YSHR先生がブログで紹介していた道の駅上平「ささら館」にある「旬彩工房いわな」でいわなの握りと蕎麦をいただいた。
センセー御馳走していただきありがとうございました。
久しぶりに完全燃焼と呼べる山行ができてよかった。
コメント
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帰りに一箇所工事していましたが通行には全く問題なく「なぜ通行止め?」と聞きたくなるくらいでした。
恐らくもう時期開通できるのではないかと想像します。
平瀬道も例年紅葉が素晴らしい場所ですが今年はあまり期待できないかもしれません。
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