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Yamareco

記録ID: 1601723
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ハイキング
近畿

高島トレイル 二の谷山〜武奈ヶ嶽

2018年10月02日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
19.4km
登り
1,400m
下り
1,395m

コースタイム

日帰り
山行
9:31
休憩
0:35
合計
10:06
4:40
1
スタート地点
4:41
4:41
53
5:34
5:34
86
7:00
7:15
75
8:30
8:30
170
水坂峠
11:20
11:20
35
赤岩山
11:55
12:15
119
14:14
14:14
32
R303号線
14:46
ゴール地点
天候 晴れのちくもり
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
水坂峠の路肩に駐車
コース状況/
危険箇所等
高島トレイルのルート上は黄色いテープも多く、迷う心配はほぼない。
水坂峠から東に上がるところの地形とルートが分かりにくく、要注意。
稜線上は倒木が非常に多い。
乗り越えるか潜るか巻くか、いずれにしてもかなり時間と体力は消費する。
歩く人はそれほど多くないように思うが、倒木を避けてそこら中の地面が踏まれてしまう。
踏み荒らされた稜線は植物が芽を出しにくくなってしまうので、道が整備されればと思う。
4:40水坂峠スタート。
今回は∞型の変則ルート。
4:40水坂峠スタート。
今回は∞型の変則ルート。
国道を1時間歩き、二の谷山登山口へ。
国道を1時間歩き、二の谷山登山口へ。
木立の間から日の出を見る。
1
木立の間から日の出を見る。
二の谷山山頂
水坂峠に下る。
出発地点に戻ってきた。
この道路を渡り、武奈ヶ嶽へ。
出発地点に戻ってきた。
この道路を渡り、武奈ヶ嶽へ。
せっかくの登山ポストが悲惨な状況に。
せっかくの登山ポストが悲惨な状況に。
靴擦れの処置
武奈ヶ嶽への尾根道
武奈ヶ嶽への尾根道
武奈ヶ岳山頂からの比良遠望。
武奈ヶ岳山頂からの比良遠望。
日本海も見えた。
この山旅も終盤。
2018年10月02日 12:20撮影 by  SH-03J, SHARP
10/2 12:20
日本海も見えた。
この山旅も終盤。
つい最近の倒木らしい。
稜線上のいたるところで倒木が道をふさいでいる。
2018年10月02日 13:38撮影 by  SH-03J, SHARP
10/2 13:38
つい最近の倒木らしい。
稜線上のいたるところで倒木が道をふさいでいる。
赤岩山山頂
武奈ヶ嶽へのルートから少し寄り道。
赤岩山山頂
武奈ヶ嶽へのルートから少し寄り道。
R303への下り
下りのバリエーションルートは道迷いの危険が高い。
気を抜くと迷う。
R303への下り
下りのバリエーションルートは道迷いの危険が高い。
気を抜くと迷う。
この高圧線に沿って、急勾配を一気に下る。
この高圧線に沿って、急勾配を一気に下る。
最後はこの擁壁から道路に出た。
最後はこの擁壁から道路に出た。
ゴールの水坂峠へは40mほどの最後の登りが。
2018年10月02日 14:35撮影 by  SH-03J, SHARP
10/2 14:35
ゴールの水坂峠へは40mほどの最後の登りが。

装備

個人装備
ソフトシェル 雨具 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

日本海を目指す山旅は9日目を数え、そろそろ終わりが見えてきたようだ。
ただ、どこでゴールするかを未だに決めてないのがいい加減なところだが、とりあえず北に向かって今回も歩いてみた。

前回の到達点は桜峠。 今回どこまで歩くにしても、ピストンか周回か、出発点まで戻らなければならない。 
バスの利用も難しそうなので、あれこれ考えた結果、水坂峠スタート、ゴールの変則的な8の字コースになってしまった。
まあ、はなから時短や効率などは考えて歩いてもいないので、気にせずに出発する。
気温は10℃。 星のきれいな空。 夜明け前の峠道。

水坂峠から国道を1時間南に進み、桜峠の二の谷山登山口に着く。
尾根道を登る間に日の出を迎え、真横からの光を浴びながらの登り。

登り出しが急勾配だが後は快適な稜線歩き。
しかし、この日一日悩まされるのが稜線をふさぐ倒木の多さ。
ほとんどは植林された杉の木だ。
それほど深く根を張らないので、根こそぎ倒れた木が重なっている。
跨いだり乗り越えたりできるなら気にもしないが、壁のように通せんぼされていると巻いて進まなければならない。
比良のように歩く人が多くはないけれど、人の足で踏み固められる地面が広がると、植物の生えない荒れた尾根になってしまいそうで心配だ。

二の谷山からはいったんスタート地点の水坂峠に下る。 峠道を越えて武奈ヶ嶽方面に登り返す道沿いに登山ポストが設置されていた。
まだ古くないポストだが、台風の被害か支柱がぽっきり折れて地面に転がっていた。

こうして歩いていると、山道の維持管理がいかに難しいものかを思い知らされる。
観光の目玉になるほどの山域ならまだしも、役所に窓口一つ作って解決するものではないし、地元の有志の善意に頼ってばかりでは限度がある。
ゴミを拾うくらいしかできない自分が無責任に口を開くのも恥ずかしいが。

倒木に悩まされながらも標高をまた上げていく。
できてしまった靴擦れのおかげで登りの急勾配がかなりきつい。
絆創膏で応急処置して多少改善した。 早めにしておけばよかった。

武奈ヶ嶽でゆっくり目の食事休憩。
ここからR303への下りが地形図に表示のない下りのバリエーションルート。

トレイルルートでもないので赤テープの設置も少なくなりそう。
尾根の分岐等で間違えると間違いなく迷う。
緊張しながら下りだす。

テープの表示はあったりなかったり。
何度もルートを外れかけて立ち往生、その度にGPSに助けられ、かろうじてルートに復帰する綱渡りを繰り返しながら、最後はほとんど無理やり道路に出ることができた。

なんだか考えさせられることの多かった今回の山行。
山はゴルフ場でもないし、日本庭園でもない。
でも「自然」ってのは、人間のためにきれいに安全に保ってはくれない。
ただ自分たちが山を楽しむ為に、できる維持管理ってなんだろう。

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