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Yamareco

記録ID: 1602728
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

ひょうたん池&長七ノ頭

2018年10月03日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.7km
登り
834m
下り
821m

コースタイム

日帰り
山行
9:30
休憩
1:25
合計
10:55
6:03
9
6:12
6:22
36
信大山岳研究所
6:58
114
下宮川谷分岐
8:52
40
三つのレリーフ
9:32
10:05
25
10:30
10:40
27
長七ノ頭
11:07
11:25
47
ひょうたん池
12:12
108
三つのレリーフ
14:00
31
下宮川谷分岐
14:31
14:40
15
信大山岳研究所
14:55
15:00
62
明神池
16:02
8
16:10
上高地バスターミナル
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
沢渡⇔上高地
行きは第三駐車場から4時50分頃発、乗合タクシー4人で各自1050円。
9月28日に第二駐車場から乗車した時は4人で各自1000円でした。
帰りは乗車手続き中のバスに乗れ、待ち時間はありませんでした。
運行時刻、料金ともに必ずしも画一的ではなさそうです。

※ 今、バスもタクシーもドライバーが大変不足しているそうです。
他社から雇っており、沢渡〜上高地間に不慣れなバスドライバーもいるそうです。今度の週末から三連休、好天なら相当の混雑は予想されますが、ドライバーの話では「大変なことになる」とおっしゃっていました。
前回のドライバーも今、運転手が少ないことは言われていました。
今日現在7〜8日は晴れ予報です。『大変なことになる』・・・・・意味深な言葉ですが、一度上高地へ行ったことのある人には想像しやすいでしょう。
コース状況/
危険箇所等
樹林帯以下=明瞭な谷筋。踏み跡明瞭で、ペンキマーク多いです。
下部で二ヶ所コメツガの巨木が倒れ、登山道を遮っています。
樹林帯以上=宮川のコル手前までは沢地形のガレ(コルの場所は広くて特定しにくい)。上宮川谷源頭は広大なゴーロ帯。ガスが濃いと見通しが利かず、薄い踏み跡とペンキマークを追うこととなります。

山地図(昭文社)の破線ルートは、1944m地点の北から三枚のレリーフからかなり離れたルートを辿っていますが、現状とは相違しています。
危険個所は全くない、中畠新道とは対照的なルートです。

下記サイトのルート図を印刷して携行し、大変役に立ちました。
管理者さま(=ヤマレコユーザー)、ありがとうございました。
http://www.gekiyabu.sakura.ne.jp/public/2008/081018chousitinokasira/chousitinokasira.html
10年前の記録であり、変わっている所もあります。
長七ノ頭は四方から太いハイマツが生い茂り、苔に覆われ、岩肌は見えませんでした。テープ類は劣化して強風に飛ばされたのか、見当たりませんでした。
明神館から見上げる明神岳と長七ノ頭
2018年10月03日 06:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 6:08
明神館から見上げる明神岳と長七ノ頭
明神岳(5峰)と東稜
2018年10月03日 06:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 6:09
明神岳(5峰)と東稜
明神橋
2018年10月03日 06:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 6:14
明神橋
明神橋から見上げる明神岳(5峰)〜主峰〜長七ノ頭
2018年10月03日 06:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 6:14
明神橋から見上げる明神岳(5峰)〜主峰〜長七ノ頭
明神橋から梓川上流方面
2018年10月03日 06:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 6:15
明神橋から梓川上流方面
明神橋から梓川下流方面
2018年10月03日 06:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 6:15
明神橋から梓川下流方面
治山道路から100mほど入った所にあります。
(地形図に建物の記号有り)
2018年10月03日 06:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 6:20
治山道路から100mほど入った所にあります。
(地形図に建物の記号有り)
踏み跡は薄いが、ペンキマークは多いです。
2018年10月03日 07:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 7:03
踏み跡は薄いが、ペンキマークは多いです。
土石流の検知装置の一部
2018年10月03日 07:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 7:22
土石流の検知装置の一部
凹地状のガレ沢(涸れ沢)を上がります。
2018年10月03日 07:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 7:47
凹地状のガレ沢(涸れ沢)を上がります。
ガレは浮石と砂礫で歩きにくいです。
2018年10月03日 08:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 8:13
ガレは浮石と砂礫で歩きにくいです。
夏場はマークが草に隠れて見えにくく、木陰がないので暑いでしょう。
2018年10月03日 08:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 8:28
夏場はマークが草に隠れて見えにくく、木陰がないので暑いでしょう。
ジャンクションピーク〜2258m無名峰〜六百山
2018年10月03日 08:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 8:29
ジャンクションピーク〜2258m無名峰〜六百山
大滝槍見台(左端)から徳本峠へ続く稜線
2018年10月03日 08:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 8:29
大滝槍見台(左端)から徳本峠へ続く稜線
この折れた立ち枯れ木は真っ白で遠くからよく目立ちます。(ひょうたん池まで約1時間)

私が参考にしたサイトには『宮川のコルだろうか。ポツンと立った紅葉したカラマツがいい目印になる』とあります。コルはもう少し下で、ポツンと立つカラマツは他にはなく、10年の間に折れ、折れた部分は雪崩で流されたものと思われます。
2018年10月03日 08:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 8:33
この折れた立ち枯れ木は真っ白で遠くからよく目立ちます。(ひょうたん池まで約1時間)

私が参考にしたサイトには『宮川のコルだろうか。ポツンと立った紅葉したカラマツがいい目印になる』とあります。コルはもう少し下で、ポツンと立つカラマツは他にはなく、10年の間に折れ、折れた部分は雪崩で流されたものと思われます。
ここからやや下り、三つのレリーフがある岩壁基部を歩きます。
2018年10月03日 08:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 8:34
ここからやや下り、三つのレリーフがある岩壁基部を歩きます。
明神岳東壁が圧倒的な迫力で屹立しています。
2018年10月03日 08:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 8:34
明神岳東壁が圧倒的な迫力で屹立しています。
宮川のコル上部付近からひょうたん池のコル
2018年10月03日 08:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 8:34
宮川のコル上部付近からひょうたん池のコル
長七ノ頭
手前の幅広の斜面は上宮川谷
2018年10月03日 08:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 8:34
長七ノ頭
手前の幅広の斜面は上宮川谷
明神(5峰)東壁
ほとんど垂直です。
2018年10月03日 08:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/3 8:34
明神(5峰)東壁
ほとんど垂直です。
三つの遭難レリーフが岩壁に彫り込まれています。
2018年10月03日 08:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 8:52
三つの遭難レリーフが岩壁に彫り込まれています。
2018年10月03日 08:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 8:52

残雪期に設置されたものか、かなり高い位置にあります。
2018年10月03日 08:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 8:52

残雪期に設置されたものか、かなり高い位置にあります。
三つを一枚の写真で…
三つ目は岩肌に生える植物の右上です。
2018年10月03日 08:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 8:53
三つを一枚の写真で…
三つ目は岩肌に生える植物の右上です。
上宮川谷源頭部から見上げる明神岳東稜
2018年10月03日 09:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 9:20
上宮川谷源頭部から見上げる明神岳東稜
ひょうたん池まで約20分
2018年10月03日 09:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 9:20
ひょうたん池まで約20分
ひょうたん池到着
2018年10月03日 09:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/3 9:39
ひょうたん池到着
池は小さく、落葉のタンニンが溶け込み、奥又白池のような透明感はないです。
2018年10月03日 09:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
10/3 9:39
池は小さく、落葉のタンニンが溶け込み、奥又白池のような透明感はないです。
4〜5m高い鞍部は好展望のテン場です。
2018年10月03日 09:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/3 9:45
4〜5m高い鞍部は好展望のテン場です。
テン場から茶臼ノ頭
2018年10月03日 09:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 9:43
テン場から茶臼ノ頭
東稜の三本槍
2018年10月03日 09:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 9:43
東稜の三本槍
三本槍〜茶臼ノ頭
2018年10月03日 09:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 9:46
三本槍〜茶臼ノ頭
東稜
2018年10月03日 09:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 9:44
東稜
霞沢岳の手前は六百山
右奥は乗鞍岳〜焼岳
2018年10月03日 09:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 9:44
霞沢岳の手前は六百山
右奥は乗鞍岳〜焼岳
常念〜蝶は木の間から
2018年10月03日 09:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 9:45
常念〜蝶は木の間から
長七ノ頭方面
頭は長い稜線上のピークで、テン場からは見えません。
2018年10月03日 09:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 9:45
長七ノ頭方面
頭は長い稜線上のピークで、テン場からは見えません。
この日、二人の単独行の方が東稜の偵察に行かれました。
2018年10月03日 09:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 9:46
この日、二人の単独行の方が東稜の偵察に行かれました。
写真では分かりにくいですが、凄い急斜面です。
2018年10月03日 09:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 9:46
写真では分かりにくいですが、凄い急斜面です。
今年の紅葉は例年より早いようです。
2018年10月03日 09:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 9:47
今年の紅葉は例年より早いようです。
遠目には綺麗でも、近くで見ると痛んだ葉が多いです。
2018年10月03日 09:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 9:47
遠目には綺麗でも、近くで見ると痛んだ葉が多いです。
これは長七ノ頭へ行く途中で
2018年10月03日 10:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 10:19
これは長七ノ頭へ行く途中で
深紅のナナカマドは秋山の女王?
2018年10月03日 10:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 10:19
深紅のナナカマドは秋山の女王?
長七ノ頭は360度の展望でした。
奥は富士山〜南アルプスで、ぎりぎりで塩見岳が見えていました。
南アは甲斐駒〜北岳〜仙丈〜間ノ岳〜農鳥岳〜塩見岳
塩見岳を半分隠しているのは小嵩沢山です。
2018年10月03日 10:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 10:37
長七ノ頭は360度の展望でした。
奥は富士山〜南アルプスで、ぎりぎりで塩見岳が見えていました。
南アは甲斐駒〜北岳〜仙丈〜間ノ岳〜農鳥岳〜塩見岳
塩見岳を半分隠しているのは小嵩沢山です。
(ズーム)
富士山〜甲斐駒〜栗沢山〜アサヨ峰〜北沢峠
2018年10月03日 10:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 10:37
(ズーム)
富士山〜甲斐駒〜栗沢山〜アサヨ峰〜北沢峠
横通岳〜常念岳〜蝶ヶ岳〜大滝山
2018年10月03日 10:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 10:38
横通岳〜常念岳〜蝶ヶ岳〜大滝山
大滝山から右へ二段下がった鞍部の奥には八ヶ岳…
鞍部の右は大滝槍見台です。
2018年10月03日 10:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 10:38
大滝山から右へ二段下がった鞍部の奥には八ヶ岳…
鞍部の右は大滝槍見台です。
八ヶ岳のズーム
右から左へ赤岳〜横岳〜硫黄岳〜天狗岳〜中山
2018年10月03日 10:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 10:38
八ヶ岳のズーム
右から左へ赤岳〜横岳〜硫黄岳〜天狗岳〜中山
鉢盛山〜小鉢盛山の右奥は中央アルプスです。
2018年10月03日 10:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 10:38
鉢盛山〜小鉢盛山の右奥は中央アルプスです。
南ア〜小嵩沢山〜中央アルプス
2018年10月03日 10:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 10:38
南ア〜小嵩沢山〜中央アルプス
霞沢岳
手前は六百山、左奥は2553m無名峰
2018年10月03日 10:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 10:39
霞沢岳
手前は六百山、左奥は2553m無名峰
ジャンクションピーク〜霞沢岳
2018年10月03日 10:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 10:39
ジャンクションピーク〜霞沢岳
明神4峰〜3峰〜2峰方面
名残りの月が小さく輝いていました。
2018年10月03日 10:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 10:40
明神4峰〜3峰〜2峰方面
名残りの月が小さく輝いていました。
明神岳東稜
2018年10月03日 10:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 10:40
明神岳東稜
三本槍
2018年10月03日 10:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 10:41
三本槍
長七ノ頭からの三本槍〜茶臼ノ頭
2018年10月03日 10:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 10:41
長七ノ頭からの三本槍〜茶臼ノ頭
茶臼ノ頭から長七ノ頭とテン場は見えていましたが、ひょうたん池は見えませんでした。
2018年10月03日 10:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 10:41
茶臼ノ頭から長七ノ頭とテン場は見えていましたが、ひょうたん池は見えませんでした。
長七ノ頭からテン場へ戻る途中
2018年10月03日 10:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 10:58
長七ノ頭からテン場へ戻る途中
途中の尾根にも富士山・南アと八ヶ岳が見える所がありました。
2018年10月03日 11:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 11:05
途中の尾根にも富士山・南アと八ヶ岳が見える所がありました。
途中の尾根からの八ヶ岳
2018年10月03日 11:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 11:05
途中の尾根からの八ヶ岳
テン場に戻り、下りで撮ったひょうたん池
2018年10月03日 11:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 11:32
テン場に戻り、下りで撮ったひょうたん池
『あと少し→』
30分近く下った所で撮りました。
2018年10月03日 11:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 11:53
『あと少し→』
30分近く下った所で撮りました。
上宮川谷源頭部
歩きにくいゴーロ帯を斜めに横切ります。
2018年10月03日 11:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 11:54
上宮川谷源頭部
歩きにくいゴーロ帯を斜めに横切ります。
宮川のコル付近
写真は地形図1960m台の小ピークで、ピーク基部の西側は地形図にもガレ記号があります。
2018年10月03日 12:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 12:47
宮川のコル付近
写真は地形図1960m台の小ピークで、ピーク基部の西側は地形図にもガレ記号があります。
明神橋付近を見下ろします。
奥は明神館ですが、手前は山のひだやでしょうか?
2018年10月03日 12:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 12:47
明神橋付近を見下ろします。
奥は明神館ですが、手前は山のひだやでしょうか?
信大山岳研究所の脇から入ります。
途中にペンキマークは多いですが、道標類は皆無です。
2018年10月03日 14:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 14:41
信大山岳研究所の脇から入ります。
途中にペンキマークは多いですが、道標類は皆無です。
信大山岳研究所
治山道路から左に入りますが、途中には通行止めの表示があります(下山で撮影)
2018年10月03日 14:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 14:42
信大山岳研究所
治山道路から左に入りますが、途中には通行止めの表示があります(下山で撮影)
明神池・西方向
2018年10月03日 14:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 14:57
明神池・西方向
北方向
2018年10月03日 14:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 14:57
北方向
東方向
2018年10月03日 14:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 14:57
東方向
パノラマ合成
明神池から見上げる明神岳(5峰・2726m)
左は地形図2300m等高線ピーク
2018年10月03日 14:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 14:59
明神池から見上げる明神岳(5峰・2726m)
左は地形図2300m等高線ピーク
嘉門次レリーフ
2018年10月03日 15:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 15:02
嘉門次レリーフ
自然探勝路沿いの木製ベランダから六百山
2018年10月03日 15:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 15:52
自然探勝路沿いの木製ベランダから六百山
河童橋奥の探勝路から(1)
2018年10月03日 16:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 16:03
河童橋奥の探勝路から(1)
同(2)
2018年10月03日 16:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 16:03
同(2)
河童橋から逆光に霞む焼岳
2018年10月03日 16:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/3 16:07
河童橋から逆光に霞む焼岳
撮影機器:

感想

5日前、腰の激痛に喘ぎながら奥又白池と茶臼ノ頭へ行った下山中、今度の山はひょうたん池と長七ノ頭と決めていました。
どんなに辛く苦しい思いをしている最中でも、山は簡単には諦められるものではなく、”山登り依存症”と言っても過言ではないでしょう。
10月から天気の良い日を選んで山へ行けるようになりましたが、諸般の事情で二日以上は家を空けにくく、3日のみの日帰りとなりました。
10月2日〜3日と台風一過の好天でしたが、2日は信用性の高いヤマテンではまだ中部山岳の高峰では大荒れの予報でした。
3日は風も弱まり、空気の乾燥した秋晴れの一日でした。

ひょうたん池へ行く人の多くは明神岳東稜方面に足を延ばすクライマーだろうと思います。
奥又白池と違ってひょうたん池そのものは池が目的で登るほどの所ではないというのが、行った後の印象でした。
私は奥又白池で茶臼ノ頭を目的にしていたのと同様、ひょうたん池でも長七ノ頭登頂が目的でした。
ひょうたん池より一段高いテン場は展望がいいですが、南方向は長七ノ頭に隠されて展望がありません。
長七ノ頭についての記録はとても少なく、実情はどうなのか、行ってみなければ分からない状況でした。
地形図を見る限り、テン場からの距離は200m程度で、高低差も20m未満と思われました。やせ尾根という感じでもありませんでした。
実際に行ってみた印象でも踏み跡や目印は皆無でしたが、尾根沿いの藪は灌木とササとハイマツの混生で、激やぶではありませんでした。
頂上は北西〜南東方向に少しだけ長い岩場で、腕の太さほどのハイマツが縦横に茂り、とても歩きにくい状況でした。
地形図では2310mの等高線が引かれていますが、標高点は2320mであり、このことからも周辺より一段高い地点であることが分かります。
大きなハイマツですが頂上では腰程度の高さでした。足元が不安定でしたのでハイマツに寄り掛かったまま南方向180度を撮り、一旦カメラを仕舞って両手でハイマツに捕まりながら身体の向きを変え、今度は北側の明神岳方向を撮る感じで、360度の素晴らしい眺望でした。

登山道は山地図には赤破線で表示されていますが、かなり違います。
下部の樹林帯は水流のない谷筋で、樹林帯を抜けると凹地状のゴーロ帯となり、歩きにくいです。ゴーロ帯の上部は凹地状ではなく凸地状で、なんでこんな地形になるのだろう?という感じです。
宮川のコル(宮川尾根1944m地点の北西で、地形図にガレ記号のある所)で下宮川谷から上宮川谷に斜上移動ですが、この付近は踏み跡が少なく、ペンキマークはなく、尾根幅が広くてルートが分かりにくいです。
1944m北西のガレ場は可成り下からでもよく見えます。この上端と同じ程度まで上がったら右へ右へと斜上していると人の背丈ほどの太い枯木が見えてきます。枯木から先は再び踏み跡、ペンキマークが多くなり、岩壁直下にある三つの遭難レリーフの所を通ってひょうたん池へ至ります。

私は今 特に下りでは標準タイムで歩くのが難しく、標準の1.5倍ほど掛かっています。
明神橋⇔ひょうたん池間は特に健脚者でなくても上り=3時間〜3時間半、下り=2時間半〜3時間あればピストン可能でしょう。
薮漕ぎとなる長七ノ頭でなくても、テン場から明神岳方向の斜面からは展望が良さそうです。地形図の等高線の混み具合から2450m付近までは難しくはなさそうです。

槍・穂高という超メジャーな山域にあって、長七ノ頭は誰からも見向きもされない秘境のピークという印象でした。

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上高地で結婚式
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