燕岳、大天井岳、常念岳縦走

2018年10月03日(水) ~ 2018年10月05日(金)

• GPS: 50:50
• 距離: 23.8km
• 登り: 2,381m
• 下り: 2,499m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:45
• 休憩: 1:47
• 合計: 9:32

距離 11.8km 登り 1,897m 下り 477m

6:46 中房温泉登山口
7:18 7:30 第１ベンチ
7:59 8:04 第２ベンチ
8:34 8:35 第３ベンチ
9:09 9:16 富士見ベンチ
9:48 10:05 合戦小屋
10:25 10:26 合戦山(合戦沢ノ頭)
10:57 11:01 ベンチ
11:13 11:19 燕山荘
11:26 いるか岩
11:37 めがね岩
11:43 11:48 燕岳
11:52 11:53 めがね岩
12:02 12:03 いるか岩
12:09 12:37 燕山荘
13:14 13:15 蛙岩
13:30 13:31 大下りの頭
14:58 小林喜作レリーフ
15:05 15:08 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
15:44 15:47 大天荘
15:57 16:08 大天井岳
16:18 大天荘

2日目

• 山行: 5:04
• 休憩: 0:25
• 合計: 5:29

距離 6.9km 登り 466m 下り 890m

6:20 大天荘
8:43 8:52 常念小屋
10:21 10:37 常念岳
11:49 常念小屋

3日目

• 山行: 3:08
• 休憩: 0:07
• 合計: 3:15

距離 4.9km 登り 19m 下り 1,085m

6:20 常念小屋
6:54 6:55 最終水場
7:48 7:49 笠原沢
8:10 8:11 烏帽子沢
8:34 8:38 王滝ベンチ
9:25 山ノ神
9:35 一ノ沢登山口
9:35 一の沢

天候

快晴、曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

往路：まいたび深夜バスで中房温泉まで。台風の影響かゲート開門が6時になったため、到着が6時半になる。
復路：一の沢からタクシーで穂高駅まで。4900円。

写真

10/3 6:27

中房温泉から出発。温泉地だけあって、道端から湯気が上っていました。

10/3 6:46

最初はこんな道ですが、すぐに急登が始まる。

10/3 7:18

今回のコースではこの先に水場がないので、ここで給水。

10/3 7:25

地面から湧き出しているので、水袋を満タンにするのに一苦労。ペットボトルを使って合計2.5Lの給水完了。

10/3 8:37

向かいに見えている山。東餓鬼岳、清水岳。

10/3 8:50

紅葉が綺麗。

10/3 9:41

向こうに大天井岳（おてんしょうだけ）と今日泊まる大天荘（だいてんそう）が見える。遠いなー。

10/3 9:46

やっとの事で合戦小屋に着く。流石にこの季節なのでスイカは売っていなかった。

10/3 9:47

ナナカマドが真っ赤に。

10/3 9:48

正面少し右は浅間山。その左は四阿山（あずまやさん）。

10/3 10:15

合戦小屋を出発してしばらくすると、いきなり槍ヶ岳。思わず”おーーっ”と声が出る。昔の人が初めて上ってこの景色を見た時はさぞ驚いただろうな。

10/3 10:17

八ヶ岳、富士山、甲斐駒ケ岳、北岳、間ノ岳か見える。

10/3 10:25

燕岳、燕山荘がやっと見えた。また上の方。

10/3 10:26

今日行く大天井岳。その左に東天井岳、横通岳。

10/3 10:28

後立山連峰はまだ不勉強でよく分からない。。

10/3 10:29

鹿島槍ヶ岳だと思ってましたが、手前の爺ガ岳かもしれない。

10/3 10:38

それにしても今日行く大天井岳は遠いなー。

10/3 10:57

あともう少し。燕山荘は大きな山荘ですね。

10/3 11:15

合戦尾根を登り切ったところでこの景色が飛び込んできた。思わず”うひょー”と声が出た！

10/3 11:17

槍ヶ岳、笠ヶ岳、双六岳、三俣蓮華岳。

10/3 11:17

2年前に歩いた裏銀座。鷲羽岳、水晶岳、野口五郎岳、三ッ岳。ここから見てもロングルートですね。

10/3 11:35

燕岳が目の前。

10/3 11:44

燕岳山頂到着。
時間がないのでさっと写真を撮って引き返す。

10/3 11:44

こんなにいい天気に恵まれたのは初めてかもしれない！

10/3 11:44

ここまで登らないと見られない絶景。

10/3 11:44

2年前に登った烏帽子岳。登った山は形を見れば分かるようななった。

10/3 11:44

立山、剱岳、針ノ木岳、蓮華岳、鹿島槍ヶ岳。

10/3 11:45

これから行く大天井岳。左奥には明日通る常念岳。気持ち良さそうな稜線。

10/3 11:52

これがメガネ岩かぁ。

10/3 12:00

燕岳の特徴的な岩。

10/3 12:01

こうやってみると、槍ヶ岳は燕岳のとんがった岩の親玉のように見える。

10/3 12:39

燕山荘に戻って慌てて昼食を食べて出発。日没は5時半だが、4時すぎまでに大天荘に着けるだろうか？

10/3 13:39

なだらかな稜線歩きと思っていたが、細かいアップダウンが続く。昼食後すぐ歩き出してお腹がこなれていないし、体力が持つか不安になる。
途中で休憩して、景色を楽しまれている女性の方とお話をして再出発をしたら体調が戻ってきた。

10/3 14:41

だいぶん近くまで来た。時間も少し余裕が出てきた。

10/3 15:15

大天荘まで斜めに登る最後の道。500m、400m、の標識を励みにヒーヒー言いながら登る。

10/3 15:19

来た道を振り返る。綺麗な道ですね。

10/3 15:19

立山、劔がよく見える。来年には行きたいな。

10/3 15:42

やっとやっとで大天荘に到着！

10/3 15:48

テント泊の受付を済ませ、時間があるので大天井岳まで登る。岩岩の道で登りにくい。

10/3 15:57

大天井岳に到着。

10/3 16:05

前穂、奥穂、北穂が見える。ジャンダルムもはっきり見える。

10/3 16:08

槍ヶ岳が一番近く見えた。こうやってみると東鎌尾根の厳しい感じがよく見える。

10/3 16:08

西岳に至る喜作新道。

10/4 5:45

翌朝の日の出。

10/4 5:45

雲海の向こうに見えるのが雨飾山、火打山、妙高山と思われる。

10/4 5:46

今日も立山、劔、後立山連峰が静かにくっきり見えた。神々しい感じ。

10/4 6:16

いい景色ですねー。

10/4 6:16

ここまで登らないと見れない絶景！

10/4 6:29

これから行く稜線と常念岳。この時はまだ体調は悪くなかった。

10/4 6:41

うーん、何度も立ち止まって見てしまう。

10/4 7:06

この稜線も綺麗。

10/4 7:23

突然足元でガサガサッと音がした。雷鳥だ。やっと会えた！
逃げる様子もなく歩いているので追いかけたら走り出してハイマツの中に逃げ込んてモゾモゾしていた。
ってことは普段彼ら彼女らは僕らがいつも見ているハイマツの中に隠れてるんですね。

10/4 7:36

涸沢カールかよく見える。

10/4 8:40

常念小屋が見えてきた。

10/4 9:13

一休みしてから急登を登る。焦らずゆっくり登っていたが、だんだん苦しくなって途中4回も休む。体力気力が持たない。この分だと今日の蝶ヶ岳は無理だと判断し、常念岳にの登ったら引き返すことにした。

10/4 10:21

常念岳登頂！

10/4 10:21

行く予定にしていた蝶ヶ岳への稜線。見ていると行けそうな気がしたが、行き出すと引き返すことも難しいので、やはり断念。

10/4 10:37

今日来た道を振り返る。

10/4 10:58

下りに自衛隊の方とすれ違う。訓練だそう。
今日中に下山と考えていたが、時間はあるので常念小屋に小屋泊でゆっくりしようかと考える。

10/4 11:49

常念小屋で昼食にカレーを食す。食べながら、今日はここに泊まってゆっくり休むことにした。

10/4 14:34

昼寝後に食堂で生ビールを飲みながら穂高蓮峰を眺める。常念岳に行きたかったのも穂高から常念岳を見たときに、あそこから穂高を見たいなと思ったから。それが実現できたので良しとしよう。

10/4 17:00

常念小屋の晩御飯。小屋の食事は美味しいですね。テント泊ではこうはいかない。平日なので宿泊も30人弱ほど。ゆったりすることができました。

10/4 17:33

雲がかかってきた。

10/5 6:07

翌日、安曇野方面は雲海の下。

10/5 6:53

一の沢。水が轟々と流れている。

10/5 7:08

雲海に向かって下っていく。

10/5 8:43

大滝ベンチ

10/5 9:31

登山道は至る所で水が流れていました。

10/5 9:46

一の沢登山口到着。お疲れ様でした。

撮影機器：

GR RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

iPhone X Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ 携帯トイレ

感想

taigataiga

2泊3日で燕岳、大天井岳、常念岳の縦走に行ってきた。
2年ぶりの本格的な縦走。
最初は蝶ヶ岳まで行って上高地に下りる予定だったが、最近山に行けていなくて体力不足で、常念岳山頂でエスケープを決めた。

初日は快晴。こんな大絶景を快晴で楽しめたのは初めてかもしれない。
立山劔から後立山連峰、裏銀座、槍穂高、南ア、富士山、八ヶ岳、浅間山などなど、全てはっきり見えた。

体力的にはきつかった。テント泊で荷物を絞ったが最初は水3L入れて17kgの荷物。初日に中房から大天荘まで行ったのは無理しすぎかな。体力、食事をよく考えて1日の行程計画を決めないといけないですね。

平日の山荘はそれほど混んでいなくて快適でした。常念小屋の人たちも爽やかで落ち着いた感じの方達でした。
小屋をうまく使った縦走もいいかも。