槍ヶ岳(飛騨沢↑槍沢↓槍ヶ岳山荘泊)半分ひとり
- GPS
- 16:41
- 距離
- 40.0km
- 登り
- 2,655m
- 下り
- 2,238m
コースタイム
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 10:33
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 7:32
takatan13のルートは
槍ヶ岳山荘→大喰岳→中岳→南岳→西尾根→槍平小屋→新穂高登山口
天候 | 2日ともほぼ快晴 風も弱く穏やかな二日間でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日の夕方に到着、入口には満車の立て看板がありましたが 係員が空きがあるとのことで入れました。 9割は埋まってました。早朝には満車に。 簡易トイレ2台ありましたが使用できるのは10/9までとのことでした。 因みにトイレットペーパーは有りません。 ▪新穂高登山指導センター 登山ポスト、綺麗なトイレ、飲料自販機、あります。 2日目 ▪上高地からバスにて沢渡へ (1250円) http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/shinshimashima/ 新穂高温泉に下山した相方に拾ってもらう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
2日とも登山道は整備されており危険個所はありませんでした。 が、滝谷沢の渡渉が恐くて飛べず(跨げず)…泣 仕方なく沢の中に入って渡ることに。 恐くてもたもたしている所を先に渡った登山者の方が助けて下さいました。 (もちろん相方のサポートも) 二人のサポートがなかったら引き返すしかなかったと思います。 この場を借りて感謝申し上げます。 ありがとうございました。 渡渉点を探り、濡れた靴下の交換やらと 普通の人ならサクっと越えられる所で結構時間をとられてしまいました。 出来れば橋をかけて貰いたい…。 相方が帰路に使った南岳新道は荒廃しており 初心者は使わない方が良いとのことでした。 注意して下さい。 相方takatan13の下山レコはこちら https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1612540.html |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
日本百名山69座目は槍ヶ岳です。
2日間とも快晴のお天気に恵まれました。
今回は登りはいつものように相方takatan13と一緒でしたが
下山は別ルートを取りました。
私は上高地に下山というメジャールート
相方は大喰岳から中岳、南岳と3つの3,000m峰を歩き
荒廃した南岳新道で槍平小屋へ降りて飛騨沢ルートで下山というルートでした。
相方レコ下山のみ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1612540.html
初日の飛騨沢ルートは割と静かなルートでした。
休日で日帰り槍ヶ岳山行の猛者で賑わうのかと思っていたら
それほどでも無くて拍子抜けです。
尤も日帰り猛者君たちはもっと早くに出発していたのかもしれません。
林道から登山道へ進みます。
一番大変だったのは滝谷沢の渡渉でした(苦笑)。
千丈乗越から飛騨乗越までのガレた九十九折の登山道が
延々と続きます。
肩の小屋が見えてからが長い…。
それでも展望は最高です。
特に笠ヶ岳は良く見えます。
今年7月猛暑の中の登山、笠新道がツラかったこと、
稜線歩きが素晴らしかったことなどが思い出されます。
飛騨乗越まで登れば小屋まではもう少しです。
歩き始めて8時間(休憩含む)
槍ヶ岳山荘に到着!
長かった〜〜(^▽^;)
小屋のテラスで休憩して
いよいよ槍の穂先へ向かいます。
槍ヶ岳までは鎖や鉄梯子を使って登りますが
意外とあっけなかった気がします。
ここまでの長い時間を思えばアッと言う間です。
山頂は狭いですが危険を感じるほどではありませんでした。
風も弱くて快適で比較的ゆっくり出来ました。
と言っても25分位ですが。
小屋に戻り程なく夕ご飯。
私はお肉が苦手なので受付の際にその旨を告げると
お魚料理(鯖の味噌煮でした)に変更してくれました。
有難いです。
夕飯を食べ終わった頃、誰かの夕陽が綺麗だよとの声で
慌てて小屋の外に飛び出してみたのですが
時遅し、太陽は既に沈んでいました。
それでも夕陽の赤はまだ残っていて遠く雲海に浮かぶ白山や
堂々とした姿の笠ヶ岳を染めていました。
そうして7時には夢の中へ…。
翌朝4時半に起床。
6時には下山を開始したいので、5時半からの朝食を慌てて食べます。
予定通り6時前には下山を始めることが出来ました。
先に書いた様に今日はソロの下山になります。
久しぶりのソロ山行です。
お互い気を付けてと声を掛け合い別れました。
私の下山ルートは槍沢で上高地に下山するというメジャールート。
それこそ沢山の登山者がいて寂しいこと全くはありません。
登山道も整備されており最初は急なガレた登山道ですが
大曲を過ぎたあたりからは傾斜も緩みとても歩きやすい道でした。
紅葉は若干遅きに失した感がありましたが
ババ平のあたりはとても美しかったです。
小屋を出発して2時間ほどで槍沢ロッヂに到着。
ここのベンチで30分ほど休みます。
セルフコーヒー(100円・多分ネスカフェ)があったのでコーヒータイム。
短い時間でしたが至福のひと時でした。
そして1時間10分ほどで横尾へ。
横尾には沢山のハイカーがいました。
涸沢の方からきた人達の方が多かったかもしれませんね。
横尾からは散歩道みたいなものですから
ちょっと本気だして早歩きします。
45分で徳澤園に到着。
早めのお昼を食べます。
月見うどんを食べたのですが、う〜ん800円はちと高い気が…。
観光地価格なので仕方ない所でしょうか。
それでも徳澤園は行列が出来るほどの賑わいでした(@_@)
さて徳澤園を出て明神手前で相方から電話が入りました。
あと30分位で新穂高に着くかもしれないとの事でした。
こちらはバスターミナルまでCT1時間です。
ちょっと休みすぎたか?
とにかく先を急ぎます。
疲れた体に鞭打って、観光客をぶち抜いて、
でも、河童橋では5分だけ観光気分を味わって(笑)
バスターミナルに到着したのは13時半でした。
そして慌てて相方に連絡すると相方も新穂高のビジターセンターに
到着した所だったんです。
結局二人とも全く同じ時間にゴールという結果。
なんだか読み通りの展開で笑っちゃいました。
さわんどで再会した時に
相方の方の下山ルートの様子を聞くと結構大変だった様でした。
特に南岳小屋から槍平小屋までの南岳新道はかなり荒廃が進んでいて
木の梯子などは朽ちていてかなり危険との事でした。
私が一緒だったらかなりの時間を取られることになったでしょう。
結果的に別のルート取りは大正解でした。
私は距離はちょっと長いけど安心な槍沢で綺麗な紅葉と
上高地のプチ観光気分を味わい、
相方は3000m峰を3つ歩き絶景とワイルドな登山と味わえて
お互い楽しめた登山になりました。
それにしても2日とも快晴のお天気。
素晴らしい槍様でした☆
横尾で2時間半違いでした。
こんにちは!
群馬からなのに、なぜ新穂高から?なんて思ったのですが、
駐車場さえ確保できれば、早朝から行動できる(シャトルバス使わずに済む)、
それに距離も短いということなんですね。
ただし、渡渉が問題(笑)!
というか、以前あのあたりで、増水による事故が起こったように聞いています。
それにしても速い!(横尾〜上高地間。他は自分と比べられないので…)
今回、ワタシは、あの間が一番キツかったです。
素晴らしい天気でしたね。
tsu-pm様おはようございます!
えっ!2時間違い。
で、tsu-pmさんの北穂のレコ見て来ました。
2時間どころかほぼ一緒じゃん!
でもよく見たら、丸一日違ってました。
tsu-pmさんの二日目にニアミスってたんですね。
新穂高を選んだのはtsu-pmさんの言う様に
最短ルートだし、シャトルバスなんてのもなくて
早朝から歩き始めることが出来るし、お財布にも優しいし
良い事尽くめだったから。
ホント渡渉さえなければ…・
って、普通の人ならポンっと越えられちゃうんですけどね(-_-;)
横尾からバスターミナルまで飛ばしましたよ〜。
観光客やハイカーをゴボウ抜き
結構快感なんですね、抜くのって( ´艸`)
今回ソロ山行の楽しさにちょっと目覚めちゃいました。
渡渉だけは御免ですが
半ソロで槍ヶ岳制覇、お見事です。
「半分ひとり」というタイトルを見て「ん?山行の途中で離婚でもしたんかいな」と思いましたが(←馬鹿)、難易度別に? コースを取っただけという事のようですね。
私、以前は「百」の登頂数がほぼ並んでいたので、少しだけ意識していたのですが(競う気は皆無でしたが)、最近は差がつき過ぎたし、何座ぐらいになってるかなんて全く気にしてませんでした。
そっか、ついに、70座の大台にリーチですね。
最近山をサボり気味で百名山もストップしている私なんかからは、手の届かない高みに到達されています。
最近、山でも町でも青空を見ることが少ない中、この真っ青な空はレアです。にしても、この辺りの山岳風景はやっぱ半端ないっすね。
槍は、山をやる者のハシクレとして、一度は登らないといけない山だと思ってます。富士山にはそんな考えはないのですが。
腰が立つうちに行っておかなきゃ…(笑)
槍童貞(笑)には、とても参考になるレコなので「オキニ」登録です。
tsukadon様こんにちは♪
槍はやっぱりいいですね〜。
一度は登る価値がありますね
山やってない人にも自慢出来そうですしね
槍沢ルートは距離がありますが
横尾までは登山とは言えないし、
急登ガレガレは大曲を過ぎてからなので
ひょっとすると一番のバスで上高地に入れば肩の小屋まで1日でいけるかもな〜
なんて思い始めてますよ
先の話ですけど。
百名山もあと31座ですが、
今年はもう無理かもね。
関西方面という話もないことはないですが
そうそう、このレコはあまり参考にはならないと思いますが…
でも車2台なら中々良いルートかと思います。
コメントありがとうございました。
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