妙高山・火打山【燕温泉からラウンド】
- GPS
- 11:02
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,380m
- 下り
- 2,384m
コースタイム
- 山行
- 9:47
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 11:01
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三ツ峰ルートは黒沢池ヒュッテ側からは閉鎖 大倉沢渡渉はルートが一部崩壊 |
写真
感想
10月の連休を利用して、妙高戸隠連山の百名山を一気に登る計画を立てました。
連休中に台風が通過しつつも、天候に恵まれた連休でした。
まず、初日は妙高山と火打山の二座ですが、本来は、高谷池か黒沢池で一泊したいところでしたが、3連休を利用ということで、この二座を日帰りで行くことにしました。かつ、燕温泉に入りたかったので、登山・下山は燕温泉に。
1時前に駐車場に着き、すぐに就寝し、翌朝は、5時過ぎから歩き出しました。
長い行程なので、日の出前からの行動開始です。
燕温泉からは、舗装された登山道を赤倉温泉源湯あたりまで登っていきます。光明滝と称名滝を越えると本格的な登山道になり、胸突き八丁を登りきると尾根上にある天狗堂に到着します。そこからは、尾根を登っていきますが、光善寺池や風穴、鎖場など、変化に富んだ面白いルートです。鎖場の高度感は少々ビビりましたが。
妙高山は、妙高大神がある南峰と北アルプスが望める北峰とがありますが、巨岩が転がる広い頂上です。こんな大きな溶岩ドームの上に立つのは、もしかしたら初めてかも知れません。
妙高山の頂上を楽しんで、今度は火打山に向けて、ドームを下り、大黒乗越を越えて黒沢池ヒュッテに向かいました。途中、長助池の周りの紅葉がとてもきれいでした。
黒沢池ヒュッテで休憩をして、ヒュッテの方に帰りに使う予定の三ツ峰ルートを尋ねたら、荒廃しているので閉鎖しているとのこと。詳しく聞くと、三ツ峰周辺の稜線と下ってからの大倉沢渡渉に難があるとのこと。
ヒュッテの方には妙高山を経由しての下山を進められましたが、ドームを登り返すのは、体力的にいけても気力的には無理な感じがしました。
とりあえず、火打山まで行って、戻ってきてから考えようと、出発しました。
なだらかな登山道を歩き、高谷池ヒュッテで昼食をとり、天狗の庭に至ると、目の前に火打山が現れました。その足元には、湿原と岩が点在する斜面が広がります。
まさに、日本庭園のような風景に目を奪われました。
こんな山奥にこんな素晴らしい景色があれば、それは人力のものではないと思うのでしょう。
火打山の頂上に着いた頃には、頂上はガスに巻かれていて、残念ながら眺望は楽しめませんでした。なので、すぐに下山を開始して、黒沢池を目指しました。
黒沢池ヒュッテに戻って、ヒュッテの方に相談してみると、先とは違い、気をつけて行くように、と言ってくれました。
黒沢池ヒュッテに戻る途中で、三ツ峰ルートを遠望したときに、紅葉がとてもきれいなルートだと思っていたので、迷わず、三ツ峰ルートを選択しました。
紅葉の中の道を楽しみながら歩き、三ツ峰を越えたところで、イノシシと遭遇。イノシシの方がびっくりして逃げてくれたので助かりました。
燕新道は、やはり大倉沢の渡渉箇所が崩落していて、沢を渡ることに難儀しました。
ちょうど3人連れの方々もいたので、一緒に川床に石を沈めて、飛び石を作り、渡ることができました。
燕温泉に夕方に到着し、温泉街の旅館のお風呂に入ることもでき、とても充実した山行になりました。
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