中ゴー尾根・谷川岳
- GPS
- 10:57
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,635m
- 下り
- 1,639m
コースタイム
- 山行
- 10:09
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 10:57
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ユメさんの計画に乗る。中ゴー尾根、いわゆる谷川岳南面は50年ぶりに入る。天気が良くてよかった。二股までの途中倒木が道をふさいで迷った。行きがてらユメさんが「倒木があって」なんて言ってたような・・・
中ゴー尾根の稜線に間近で、下る人に一人であった。ヒツゴ沢に入った夫婦2人と5人が、南面を歩いたことになる。兎も角表の賑わいに比べたらさみしい。
二股までの道も整備されていないし、中ゴーも手入れされていないので普通の人には厳しい。まして70過ぎて入る尾根ではない!とは思いつつ登ったのは、最近のジムでの練習をランニングにしたからかもしれない。登りで頑張れるのは、歩行からランニングに変えて1時間走れるようになったのが大きい。斜度をつけて4.5キロ程度で走る。今日も午後に1時間走った。かなり元気。
夢さんも厳しかったら撤退もと言っていたが、歩き始めてこの斜度を下るのは「怖い」と思って登ることにした。その結果いわお新道を下って二股から谷川温泉に戻るしかない。となると暗くなる前には戻れるように計算しないといけないが、小屋の周りには多数の登山客にあふれていた。お昼を済ませてトマの耳に行き、そこから熊穴の避難小屋まで下る。長い列を抜けるように駆け下った。
いわお新道は楽だった。途中で歩き方を変えた。夢さんに遅れるの、姿勢を変えたら変わった。
1000m以上の紅葉はきれいであったが、1000m以下はまだだ。
今回はカメラのバッテリーの手当を忘れていたので、ユメさんに映像を撮ってもらった。
まあ、ユメさんと二人だったから登れたと思う。まあ、登りで激しくばてなくなったのが何よりもの収穫でした。
山を始めて8年目若干の経験と僅かなばかりの自信に止まない好奇心、いつも大変そうな山へ行くときは胸が痛くなるような恐怖感に襲われながらも行きたい気持ちを抑えられず、ソロの山行ではそんな事が多いのですが今回はhagureさんが一緒です、何と心強い事でしょう。中ゴー尾根は2足歩行では登れない坂だそうです。谷川の左岸を通っての二俣の道は行けるだろうか?リボンは有ると言うが・・・
今回は万一を思いザイルを持つ、もしもビバークになっても良いようにツェルトも持ちます。長い工程を予測水上の道の駅で車中泊、6時スタート予定です。
今にも壊れそうな橋を2度も恐々渡って進むと、牛首でしょうか沢に降ります、少し進むと道が分かりません、上だろうかと危なそうな所を攀じ登って先へ進めない、こんな道有るわけないと下を見ればhagureさんは下に戻ってます、岩の脇に木があり枝を分けて進むと先の方に鎖があった、鎖と材木でヘツル今回1番の危険個所でした。帰りにリボンを2か所付け直したので、私ら同じように迷う事が減ると思う。沢登りの若い夫婦が私らを追い越して谷川を遡っています、ヒツゴー沢を詰めて登る予定だそうです、すごい姿に感激です。河原をへつって進むとケルンが見えました。余りの大変さにこれは中ゴー尾根は断念、触りだけ偵察にしていわお新道を登ってに変更もやむを得ないと思いました。hagureさんにいつでも中止しますと伝えるが登り始めると元気が出たhagureさんは急坂を戻るより登った方が良いとやる気まんまん、私は勿論登り気ですが、それにしてもすごい急坂です、途中からずっと高度計ばかり見ながら登りました、マナイタグラの山陵、川棚の頭がずっと高い所に見え、あんな上まで登れるだろうかと不安になる、徐々に高度を稼くと帰りに降りるいわお新道の尾根はちょうど盛りのグラデーションです。天神山のリフト山頂駅、肩の小屋が小さくポつっと見え、中ゴー尾根の取り付きから約3時間半のアルバイトでやっと主稜線の分岐に到着、見えるトマの耳、オキの耳には溢れるような人の姿が見えます。見えても遠い急坂を登り、肩の小屋までが意外と長く主稜線は風が一気に冷たく1枚着こみ、やっと肩の小屋に到着です。
肩の小屋ではいる場所がない位の人で埋まってます、西黒尾根方面に場所を見つけ遅い昼食です、山頂は何度も踏んでいるので良いのですがhagureさんは仲間に見せると山頂を希望、ザックをデボして一気に登ります。さぁー先が長いので続く下山者の脇をすり抜け熊穴沢避難小屋へ、いわお新道は刈はらいがされて迷うこともなく、なだらかな降り中ゴー尾根と大違いです。二股のケルンが見え2時間で山頂から降りたようです、もっと景色をゆっくり楽しみたかったけど暗い樹林の歩きは避けたいと急ぎ歩くも大きな石を乗り越えてのヘツリは時間が掛かり、何とかヘッドランプを使用することなく谷川温泉に到着しました、最後十三夜のお月さんに迎えてもらってきつかった今日の山終了です。73,72歳が歩く所では無かったね。。。
hagureさんに難儀な山を付き合ってもらいお陰で念願の中ゴー尾根を登りいわお新道も降れ、感謝感謝で無事終了です。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
ハグレさん、夢さん
こんにちは
これは凄い、頑張り賞を差し上げます。
最近またとみに高度のところに出掛けられますね。
ハグレさんのジム通いは相当良い結果を持たれしているようですね。
私は週2回の水泳がせいぜいです。
暇はあるがお金がないためです。
これからが楽しみですね。
>暇はあるがお金がない
のは共通事項のようですが、ユメさんのおかげで山に行けてます。
正直、走る効果を実感しています。
前回の鳳凰の時もそうですが、今回も、あの急登を息切らさずに、歩けたのは我ながら驚きでした。下りでも熊穴小屋まで30分で二人で下って、たぶん周りの人たちは迷惑だったでしょうが、かなり違う速さでした。二股への下りで、腰折れになっていることに気づいて上肢を伸ばして、腹を前に出すように意識して歩いて歩行速度と疲れ方が変わりました。ユメさんは意識してなくて腰折れにならないんですね。だから下りもスムーズなのとバランスがいいんですね。今回はいろいろと収穫がありました。
足首に疲れがありますが、他はほとんど痛みはありませんので、回復しています。後は睡眠だけかな。今夜もジムで走ってきます。太ももの裏側の筋肉が刺激されて効果があるようです。自分でも笑えます。
下りが修正できると、また山も一層楽しめそうです。後は荷物を背負えるかどうかでしょうね。今回背負ったザックは大型なんですが背中と腰のフィット感が安いザックと違うので、空でも背負うことにしています。
ま、無事に戻れて何よりです。
「頑張り賞」ありがたくいただきます。
iiyuさん こんばんは。
頑張り賞うれしいです、頑張る必要ないのにいつも頑張ってしまうので何なんでしょうねー そういう年代でしょうか??平地ではゆっくり歩く訓練をしたいと思っているのですが。。。
ここは時間はかかるけど中ノ岳と同じと思えば大丈夫ですね、iiyuさんは水泳週2回はすごいです、私は自由な仕事を週3日です。
「中ゴー尾根」は、二度下りました。
2年前は、30年前と違い二俣からの谷川沿いは、ひどく道が荒れていました。台風のため、数か所倒木があり、登山道が塞がれていました。
この道はすごく急であり、登りに使う人は一流の登山者です。すごいの一言です。
この道を二度も下っ他のですか。それこそ凄いですね。とてもじゃないけど下る気しません。技術的には下る方が難しいと思うのですが。私など下るの嫌で登ってしまったのですから。お恥ずかしい。前にあんな急な道下ったことはないかも。yamagoyaさんも凄い!
yamagoyaさん こんばんは。
yamagoyaさんならきっと歩いているだろうと思ってました、私は連れがいて心強かったです。あそこを降るのは技術が一流で出来る技と思いました。昔は今より歩かれた道だったのでしょうね、今はヒルが怖くて(?)夏は行きにくいですね。本沢山ですがロングコースで道はあっても大変でしょう、もう行ってしまったのかなー?
こんばんは、hagure様&yumesouf様
お誘いいただき、ありがとうございます。
されど、この時期は副業?いや雑務があり、
更に農作業が週末の雨で遅れてしまい1日山行は
難しいところでした。
中ゴー尾根のコース図を見ましたが
台風の後ではバリルートと同じでは??
あいかわらず、タフなお二人には頭が下がります。
気楽にロープウェイでもいいか?などと
安易に考えておりますが、このレコを見ると
そんな言葉は発せられませんね。
年内にどうにかコラボしたいところですが
さてさていかがなものか?
丹沢へ行きますか?
とはいえ連休がとれるのは何時になることやら
またよろしくお願いいたします。
aonumaさん こんにちは。
いろいろ用事があるだろうと思いました。日曜は天気が良くてラッキーでした、中々ハードなコースなので爺ィ2人で行けるかどうか心配でしたが粘って予定通り歩けたのは幸いでした。暗くなるのが心配でしたがヘッドランプが必要前で終了出来て良かったです。
また3人でコラボしたいですね、いつ何処にいけるか楽しみです。
11月の第3土日のいづれかで裏妙義に紅葉を見に行きましょう。
お忙しいと思いますが、どうでしょう。
我ながら登れてびっくりでした。もう少し頑張りたいですね。登りたい山が多すぎる〜
夢さん、hagureさん
レコを見て頑張ってるな〜と思いました。これぞ男のロマンっていうやつですかね。
女の私はまず先にリスクを考えてしまいます。荒廃した道、過酷なルート、良く行きましたね、偉い
途中の紅葉も素敵だったようですね。
お疲れ様でした。
yasubeさん こんにちは。
年甲斐もなく冒険好きなので困りものです もう頑張らない山をしたいとは思っているのですが、歩き始めると頑張ってしまってます。。怖さの克服はだめだったら戻ればいいと腹をくくって行きますが、いつもソロだと取り付きまでドキドキです。紅葉は下はまだ緑、上はほぼ終わりで中間の紅葉が良かったです。
yasubeさん、ありがとうございます。
>荒廃した道、過酷なルート、良く行きましたね、
ほんとに良くいきました。若けりゃね〜、別に恐れもしないでしょうが、この歳でよく登ったですね。相方が元気なもんですからね。
でもユメさんと二回続けてハードなことしていますが、登りでばててないのがうれしいです。もう高い山は来年までお預けですが、紅葉を楽しみに出かけたいです。もっちょっと頑張ってみます。
お二人さん、 おはようございます。
敬礼!
スゴイですね、一般コースで過酷な登りの中ゴーコースで、天神尾根から見える傾斜を思うと足が遠のきますよ、
長い方の小屋までの道のりそう思うでしょうね、
ジム通いの賜物でしょうか、見習いたいけど通いませんね3っ日坊主となりますネ。
下山後は感激だったでしょう。
yasioさん こんばんは。
yasioさんご夫婦は足が強いので、多分軽く行けちゃうのではと思いますよ。土は粘土質でないので滑りは大丈夫です、いわお新道の方が人が少ない分枯れ葉が積もってますが角度がまったく違うので楽な降りです。二俣までの川の端歩きがスリリングです。夏はヒルがいるので回避した方が良さそうです。
ちょっと感激するのでいつか挑戦して下さい。
ハグレ様
山中ではどうもでした。
中ゴーも甘くないようでご奮闘されたようですね。
ヒツゴー沢、我々夫婦には厳しかったですが、
無事に下山しました 。
お写真をとっていただきましてありがとうございます。
以上、ご報告です。
hakasakaさん こんばんは。
コメントありがとうございます。まさかヒツゴー沢を詰める人に会うとはびっくり、感激でした。登る途中で下の方で声がしていました。無事で良かったです。
沢登は去年東黒沢にちょっと地下足袋でハナゲの滝上まで入りましたが、怖かったです。お二人の格好の良さに初めて見たので驚きました。
天気が良くて沢登も良かったでしょうが、この時期かなり水が冷たいのではと思いました。奥様の早足にはびっくりです。ゲート前に停まっていた車の人だったのですね。どうぞ気をつけて楽しんで下さい。奥様の写真もう1枚ありますが
山頂付近で出会えるかなと、思ってはいたのですが、ヒツゴ沢も詰めの方に来ると急角度になっていますし、最後の草つきなどもどうなのかなと眺めていました。こちらも何とか登れてやれやれでした。コメントありがとうございます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する