小秀山(乙女渓谷キャンプ場〜二ノ谷〜三ノ谷)


- GPS
- 04:49
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,348m
- 下り
- 1,329m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 4:49
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場はキャンプ場の管理棟で支払う。(500円) 管理人が不在の時はポストに投入。 登山届もここで提出可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆二ノ谷ルート ・夫婦滝までの木道は滑りやすいので注意する。 ・夫婦滝以降は岩場の急登となるが特にカモシカ渡りは若干難易度が高いので注意が必要。個人的には大キレットの一部を切り取ったイメージ。 ◆二ノ谷・三ノ谷分岐〜小秀山 ・危険個所なし。 ・多少のアップダウンはあるが景色を楽しみながら歩ける。 ◆三ノ谷ルート ・危険個所なし。 |
写真
感想
今週は地元金沢では金沢マラソン、お隣富山では富山マラソンが開催されるということでミリオンピークスの仲間達もお祭り気分で盛り上がっているようだ。
一方自分は根っからの山ヤなのでマラソンには全く興味がない。
土や岩の道を登って、森の空気を吸って、ピークを踏んで絶景を楽しむ方が性に合っている。
しかしそういう自分も今週は風邪を引いて体調が悪い・・・更に天気予報も良くないのでどこかでお茶濁し山行といこうか。
標高が高い山はガスがかかりそうだし、2000mそこそこの山で行ったことがない山・・・
そうだ!去年恵那山に登った時にリサーチして気になっていた小秀山に行ってみよう。
200名山だし、家からも3時間そこそこなので遠くもない。
新穂高から槍穂に登ると思えば同じくらいのアプローチ時間で行ける。
前夜のうちに家を出て下呂温泉まで向かいいつものように車中泊。
有名な温泉地なので本当なら温泉ホテルなんかに泊まりたいところだが毎週山へ登るためには贅沢はできない。
朝6時に起きて登山口となる乙女渓谷キャンプ場まで30分ほど車を走らせる。
キャンプ場に到着すると既にそれなりの数の車が停まっていた。さすが200名山。
準備をしたらさあ出発。
二ノ谷口から渓谷の景色を楽しみながら登っていく。
出だしは広い木道が続くが前日の雨でツルツル状態だったが歩幅に合わせてしっかり滑り止めが取り付けられていたため不安はなかった。
そこからいくつかの滝を超えていくのだが、圧巻だったのは夫婦滝だった。
落差80mともいわれる滝を目前で眺めていると雄大さはもちろん、恐怖すら感じられる。
多分今シーズンから始めた沢登りのせいで滝の景色を純粋に楽しむということ以外に「どうやったらこの滝を登れるだろうか」という思考が無意識に働いているようだ。
この滝を超えたら木道もなくなりあるがままのワイルドな登山道に変化する。
四肢を使って山を登るのはやっぱり楽しい。
次はカモシカ渡りと呼ばれる難所だ。
どの程度の難所かとドキドキしながら登ったが、まあ一般ルートとしては少し厳しいかもしれないがバリルートと比べれば大したことはないというのが実感。
距離もそれほどないのであっという間にクリア。
ちょっとしたスパイスという意味では登山道にアクセントを与えてくれる貴重な存在だと思う。
三ノ谷分岐から山頂まではハイキングコースとなり特に緊張感もなく景色を楽しみながら歩くことができた。
肝心の山頂からの景色は・・・残念ながら目の前の御嶽山はガスの中。
晴れていれば白山や北アルプスなんかも望めるようだが今回はダメでした。
次回再訪する口実ができたので良しとしよう。
下山は三ノ谷からゆるゆると降りていく。
二ノ谷と違って斜度も緩やかでめちゃくちゃ歩きやすい。
紅葉なんかも楽しみながらののんびり下山となった。
今日会ったのは山ガールも含め10人程度。「山大好き」っていう雰囲気がにじみ出ている玄人っぽい人ばかり。
小秀山自体も玄人向けの山だと思った。
また御嶽山がドーンと見えるような晴れた日に再訪してみたい。
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