(高知)稲叢山
- GPS
- 06:40
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 975m
- 下り
- 977m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この登山の際は、あいにく林道が途中で通行止めで、長い林道歩きを強いられた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
本来の登山口である稲叢ダム湖畔からの登山道は、道形ははっきりしている。所々標識もある。 |
写真
感想
【山行No 314】
※ 四国内の山も、主だったところは大概登りつくしているので、
たまには新たしいピークを目指そうと思い、「分県登山ガイド・高知県」(山と渓谷社 刊)
にガイドが載っていた、高知県中央部の稲叢山に行ってみることにした。
・朝、愛媛県の自宅を出発し、R194号を通り高知県側へでる。
(旧)大川村より、県道6号に入り、黒丸地区から、細い林道に入る。
9:40 林道通行止め地点(標高=700m)
・ガイドブックによると、この林道を車で稲叢ダム湖畔まで行くことができ、
そこから登山を開始する予定だったが、なんということか!、
「林道は工事中」とのことで、黒丸地区よりいくらも行かないうちに通行止めのロープが張ってある。
ガックリして、引き返そうか?とも考えたが、天気は良いので、ここから林道を歩いていくことにした。
・長い林道をぽくぽくと歩く。上空が青空なのは救いだが、だらだらした林道歩きは、やはり面白くない。
周辺の景色も、特に見るようなものもなく、植林の山ばかりだ。
・どこか、がけ崩れでもして工事しているのかと思ったのだが、いくらいっても、
特に工事している箇所はなく、なんだかダマされたような感じ。
10:30-40 稲叢ダム湖畔(本来の登山口;標高=1100m)
・ようやく単調な林道歩きが終わり、ようやく本来の登山口に到着。
ここからは、まじかに稲叢山の山頂部も見えている。
すでにお昼も近いので小休止しておにぎりを食べる。
・さっそく標識に従い、登山道に入る。最初は道形自体はしっかりしているものの、
周辺は植林の伐採跡になっているため、夏草がずいぶんと茂っていて、歩きづらい。
高圧線の鉄塔沿いに進むと、NO3鉄塔を過ぎると、ようやく自然林の道となり雰囲気が良くなった。
ブナ、モミを主体とした森。木陰になって風も涼しい。
12:40 稜線分岐
・稲叢山から西門山へつづく稜線に出た。ここにははっきりした標識がある。
また、ここから稜線を越えて西側へ向かう道もあり「トンネル登山口へ」と記載されている。
・頂上へ向かう稜線は、風が少し強いが、木々の合間より、石鎚山地もちらほら見えて、感じが良い。
植生は、五葉松、モミが多く、林床にはシャクナゲの木も割と多い。
12:50-13:30 稲叢山山頂(標高=1506m、気温=20℃)
・延々と歩き続け、ようやく山頂に到着。
ガイドブックに書いてあったとおり、山頂部は大きな岩でできており、
小さな祠が祭られている。
眺めもなかなか良く、西側は、石鎚山地の、筒上山、石鎚山、瓶が森、伊予富士などが、
いつも見る角度とは違い、新鮮な角度から見える。
南方は、眼下に吉野川の上流部があり、その先も高知の山々と遠く太平洋も望めた。
・人気のない山頂で一人、昼食をたべてから、ごろりと山頂の岩の上に寝転ぶ。
天と地のはざまに挟まれている、という感じ。
上空の碧空も、目の奥に染み透るように深い。
・下山にかかる。花は秋の花、リンドウ、ヨメナ、アキノキリンソウなど。
14:20-30 稲叢ダム登山口
・ここから再び、単調極まる林道歩きが始まる。
まあ、歩いてみると、山の本当のサイズがわかるということか?
・だいぶ下ったところで、山仕事の人たちだろうか?車が10台ほど下ってきた。
通行止めのはずなのに、結局なんだったのだろうか?謎だ...
16:20-30 通行止め地点
・下りの林道歩きも結局2時間ほどかかってようやく登山終了。
・帰りは行きと同じ道をたどり、夕方6時過ぎに自宅に到着。
※ 今回は、予想外の合計4時間もの林道歩きを強いられ、大変だったが、
稲村山自体は、登山口から軽く登れるし、頂上の雰囲気も良い山ではあった。
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