北蔵王縦走:積雪の熊野岳1840〜雁戸山

2018年11月04日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.7km
• 登り: 1,044m
• 下り: 1,789m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:58
• 休憩: 0:58
• 合計: 7:56

6:22 片貝沼
7:15 7:20 地蔵山頂駅
7:27 7:30 地蔵山
7:39 7:39 ワサ小屋跡分岐
8:11 8:11 熊野岳
8:29 8:39 熊野岳避難小屋
9:17 9:17 追分（北蔵王縦走路）
9:37 9:37 名号峰
10:48 10:59 八方平避難小屋
11:34 11:46 南雁戸山
12:16 12:33 雁戸山
12:58 12:58 滑川コース分岐
13:35 13:35 関沢分岐
14:18 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

1300mあたりは数日前に降った雪が残っている程度、地蔵山、熊野岳〜追分は積雪がありました。風の通り道部分も雪がカチカチになっている程ではなく、持参していたチェーンスパイクを使うことなく歩くことはできましたが、今後はアイゼンなど本格的な装備が必要とおもわれます。

写真

11/3 10:37

前日、山形に向かう新幹線の中で、蔵王の山が思った以上に白いのを認め、戸惑う。。

11/3 20:19

蔵王温泉スキー場にある三五郎小屋に前泊。築50年なのにアルプスの山小屋風にリフォームされ、シンプルで清潔感のある気持ち良い宿でした。

11/3 20:25

11/3 20:32

フロント。

11/4 6:22

おはようございます。三五郎小屋の方にパラダイスゲレンデまで送っていただき、スタート。

11/4 6:27

足跡多数。

11/4 6:58

ザンゲ坂との分岐。

11/4 6:58

サンゲ坂を登ると

11/4 7:15

スキーシーズンにはお馴染みのロープウェイの乗降場。

11/4 7:17

お地蔵様

11/4 7:19

地蔵岳へはここから。登りきったところが頂上です。

11/4 7:27

地蔵岳。

11/4 7:28

向かう熊野岳は白く輝いています。壮大さが自分の撮影能力では伝えられず残念。。

11/4 7:39

地蔵岳から下るとワザ小屋跡

11/4 7:39

来た方を振り返る。

11/4 7:39

山姥像。

11/4 7:54

縦走予定の雁戸山もくっきりでご機嫌です(^^)。避難小屋がある八方平は、名前通りに平らなのがわかります。

11/4 7:56

エビの尻尾予備軍？

11/4 7:50

熊野岳ピークまで直登ルートもあるようでしたが、

11/4 7:59

指導標に沿って進みました。

11/4 7:59

きっもちいい〜‼。雪山堪能。

11/4 8:03

かなり立派！。

11/4 8:03

その上自立しています。

11/4 8:04

刈田岳方面。荒涼とした感じは噴火口ならではなのでしょうが、自分がとてもちっぽけに感じました。

11/4 8:11

蔵王山神社。

11/4 8:11

熊野岳山頂。風が強いです。

11/4 8:11

吾妻山。

11/3 9:29

ちなみに、福島駅で車窓から見た吾妻山。吾妻富士が山肌に張り付くフジツボのようでツボに入り、にやけてしまいました。ズームしてご覧ください。

11/4 8:12

飯豊連峰。

11/4 8:12

朝日岳。

11/4 8:12

月山。

11/4 8:13

雁戸山。

11/4 8:15

すでにもう、そして春まで過酷な環境になるのだと想像できます。

11/4 8:22

馬の背まで降りて、御釜をのぞきます。

11/4 8:22

アップ。強風で水面はチラチラしっぱなし。

11/4 8:25

熊野岳避難小屋まで登って戻ります。

11/4 8:29

強風の中、避難小屋は落ち着きました、

11/4 8:39

さあ、先に進みます。かなり朽ちていますが、何とかわかります。ここまでは、昨日までにつけられたと思われる踏み跡は沢山ありましたが、誰にも会わずです。

11/4 8:41

ここから下ります。

11/4 8:42

白い世界独り占めで、テンション上がります。

11/4 8:42

11/4 8:43

振り返る。最高〜。

11/4 8:51

縦走路に入ってからは2.3人の踏み跡がありました。ファーストトラックでなくて残念半分、安堵半分。。

11/4 8:52

雪の上を歩くと、深さはこのくらい。

11/4 8:56

指導棒、ペンキ印は心配にならない程度にありました。

11/4 9:06

ハイマツ帯まで下ってきました。

11/4 9:08

初夏にはお花が綺麗そう(^^)。

11/4 9:11

足跡が二手にわかれ。。左が正解。

11/4 9:11

紅一点。

11/4 9:13

迷うことはありません。風もなく快適な縦走路。

11/4 9:17

追分。

11/4 9:17

11/4 9:17

かもしか温泉跡方面に分ける道にはロープが張られていました、

11/4 9:20

分岐で踏み跡減りました。

11/4 9:22

でも鹿さんの踏み跡仲間入り、

11/4 9:24

ハートっぽいのを探していると、

11/4 9:25

熊〜‼。ちっちゃいのも一緒のようす。熊鈴ブンブン振り回しました。

11/4 9:32

程よく積もる雪が歩きやすい。

11/4 9:34

峩々温泉への分岐。

11/4 9:35

ここまで一緒だった足跡も峩々温泉に下っていき、ちょっと寂しくなりました。相変わらず誰にも会わず。。

11/4 9:37

名号峰到着。

11/4 9:37

刈田岳、熊野岳を振り返る。

11/4 9:43

今度は熊糞に遭遇。たっぷり盛り上がって、迫力満点。湯気が上がっていなくてヨカッタ。

11/4 9:55

斜めって、笹で滑るトラバースを横切ったり。。

11/4 9:56

熊糞その2。赤い実しか食べていなさそうな熊さんの食生活を思い、切なくなりました。

11/4 9:59

11/4 10:26

11/4 10:42

遠ざかる熊野岳。

11/4 10:44

11/4 10:44

11/4 10:48

着いたー。八方平避難小屋。

11/4 10:50

ヤマレコで調べていた通りの綺麗な小屋でした。

11/4 10:52

気温10度。爽やかです。

11/4 10:58

水場の詳細。水を汲みたい人にとっては有難いですね。

11/4 10:58

周辺に二箇所あるようです。

11/4 10:59

雁戸山までもうちょっと。

11/4 11:06

ここで右か左か迷う。

11/4 11:06

板小屋跡と標識が。ピンクのリボンと幅広い道に誘われて左に進んだら、下り道に。。水場への道だったようでした。

11/4 11:15

引返し、右へ。刈り払いされていて、感謝です。

11/4 11:20

ゴロを通り抜け

11/4 11:21

11/4 11:21

一気に

11/4 11:31

登りあげると

11/4 11:34

やって来ましたー。南雁戸山。今日初めて登山者に会いました。

11/4 11:36

刈田岳、熊野岳

11/4 11:48

左のピークが雁戸山。

11/4 11:54

蔵王ダムが見えます。

11/4 11:56

向かう雁戸山。まずは切り立った岩場を下ります。

11/4 12:01

下って振り返る。

11/4 12:05

雁戸山の南面は穏やかに登ります。

11/4 12:16

着きました〜。

11/4 12:17

有ります三角点。

11/4 12:31

すっかり小さくなった刈田岳、熊野岳。

11/4 12:31

朝日岳連峰。

11/4 12:31

月山。

11/4 12:37

下って振り返る。雁戸山も北面はなかなか厳しい。乾いていれば訳ないのでしょうが融雪の為か濡れていたので、慎重に下ります。

11/4 12:37

11/4 12:50

振り返る。

11/4 12:55

11/4 12:58

蔵王ダムに下る道との分岐。

11/4 13:11

雪国ならではの光景。

11/4 13:14

「関沢分岐点を笹谷峠」に従うのが正解。

11/4 13:18

濡れた粘土質の足元に、スピード上がりません。

11/4 13:21

粘土質がこれでもかと！。ツルリと滑り、ダンシングすること数回。。

11/4 13:35

いよいよ最後の分岐。

11/4 13:37

歩きやすい道。

11/4 13:43

紅葉がいい感じです。

11/4 13:45

11/4 13:46

11/4 13:46

紅葉撮影に忙しい(^^)。

11/4 13:53

11/4 13:56

やがて杉林。

11/4 14:00

林道に出ますが、使われていない様子で、植物が行く手を塞いでいたり、

11/4 14:03

倒木もありますが、

11/4 14:18

無事下山しました。関沢のバス停は、ここから国道を300mほど下った処です。お疲れさまでした(^^)。

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

taromii

法事で山形に行く機会に恵まれたので、以前より計画を温めていた蔵王連峰縦走の、北半分をあるいてきました。
週の始めに雪の知らせを聞いていましたが、思った以上に山の上は冬になっていました。 新幹線の車窓から見えた蔵王はしっかり雪化粧していた上、山のガイドもしているという小屋の方にも「この時期は装備不十分が多いので最も危険」と注意を受けて、持参したチェーンスパイクでは危なそうだったら引返すつもりで恐る恐るゲレンデを出発しました。
幸いステップを付けられる柔らかさの雪質だったのと、何より雪で白く広がる熊野岳の美しさに、夢中で足を進めました。
雁戸山への縦走路に入ってからは人の少ないルートだと思っていたので、雪に3人の足跡がつけられていたのは意外でした。そして始めて熊の足跡、熊の糞にも遭遇‼。雪の上に残されたモノから生き物の存在を感じる山歩きでした。
最後に、休日はバスの走らない関沢まで迎えに来てくれるなと、サポートしてくれた従姉妹に、この場て感謝したいと思います。有難うございました(^^)。

コメント

HITOIKI

八方平避難小屋のドア
初めまして、山形の藤井（HITOIKI)と申します。
この時期に縦走路を歩いたことがなくて、大変参考になりました。ところで、春に八方平避難小屋に行った時にはドアが外れていたのですが、今回はどうでしたでしょうか。教えていただくと嬉しいです。

taromii

Re: 八方平避難小屋のドア
HITOIKIさま、コメントありがとうございます。現在は八方平避難小屋の入り口ドアは特に問題はなかったと思います。引き戸でしたが、するすると滑らかに開け閉めできた記憶があります。