記録ID: 1652110
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無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂
天子がくれた富士山三昧!(^O^)
2018年11月17日(土) [日帰り]
山梨県
静岡県
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 08:26
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,581m
- 下り
- 1,556m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 8:26
距離 18.2km
登り 1,587m
下り 1,566m
16:13
ゴール地点
天候 | ほぼ快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅〜西湘BP〜R1〜大井松田IC〜東名高速(新へ)〜新富士IC〜R139〜道の駅・朝霧高原(車中泊) 【復路】 道の駅・朝霧高原〜天母の湯(日帰り温泉)〜天神橋(富士宮ヤキソバ)〜道の駅・かつやま(仮眠→翌朝まで爆睡)〜河口湖〜道の駅・鳴沢(野菜調達)〜溶岩樹形〜道の駅・富士吉田(吉田うどん)〜R138〜山中湖〜三国峠〜R246〜R1〜西湘BP〜自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
眺望・景観・踏み心地・植生等のバラエティーに富んだルートで、歩く側を飽きさせない。 今回は晴れていたので、少しでも形容や植生が変わる都度に立ち止まってしまう。 【道の駅・朝霧高原〜麓〜毛無山駐車場】 正門前から国道を渡り、すぐに左折して林道のような東海自然歩道に入る。 整備屋さん風のオジサンがニコヤカにご挨拶(^^) 平坦な道は牧場と植林帯の境から細い凸凹になり、やがて植林帯の里道になる。 林から出ると牧場&キャンプ地の整った道に入るが、台風の影響であろう倒木が横たわり、まさかの潜り(^_^;) キャンプ地の脇からは舗装路となり、オートキャンプのテント村とキャンピングカーがぎっしり! 富士山が目の前に雄大に広がっているので、きっと有名なバーベキューポイントなのだろうね。 麓地区の民家がチラホラする中を進み、散歩のおじいちゃんがニコヤカにご挨拶(^^) 鎮守の神さまにお祈りして林道に鎖が掛かったところが臨時駐車場。 【〜地蔵峠・不動滝分岐〜毛無山・五合目〜尾根出合・毛無山の肩】 林道の続きを少し登ると沢沿いの合流点に出合い、右俣の渡渉点が登山口になる。 (山と高原地図だと少々わかりにくい) 水気がほとんどない右俣を渡りきると、一気に急登する登山道で5分くらい登ると1合目。 植林帯の山道が沢谷に寄ると地蔵峠方面との分岐点だが、崩落で通行止めになっている。 予定通り右に分岐し、ちょっとだけ急登な雑木林の尾根から瀧音が聴こえてくると不動滝の展望台。岩の上に乗ると全貌が見える。 再び、雑木林の一方的な登りが続き岩との相性が良くなる頃に5合目。 斜度が更にキツクなり、それが快感になる頃、大きな岩塊の下を巻き、その上からは極上な富士山の展望台。 そこからは尾根がぐんと近づき肩に乗る。 いずれも、歩きやすい道。 【〜毛無山(三角点)〜毛無山(最高点)】 肩には大きな岩があり、よじ登れば南アルプスの展望地。 尾根上の緩い道はすぐに三角点と山頂標に至り、富士山側は絶景が広がり続ける。 最高点付近は緩い尾根の先で樹林帯に包まれた小さなピークに小さな山頂標(カタカナ)が現れるが、踏み跡だけを追うとロストしてしまうかも。 【〜大見岳〜タカデッキ】 再び緩い尾根の樹林帯が続き、いつの間にか大見岳を過ぎる。 え!そんなに下りるの?と言いたくなる長い下りが続き、コルから登り返すあたりで台風倒木が道を塞ぐので、富士山側の笹原へ迂回して登山道に戻ると、その先は心地よい笹原の登り。 山頂まで笹の緩い道を登り、ダケカンバに包まれたピークからは御簾の向こうに富士山。 【〜雨ケ岳】 続きの尾根は緩く下って緩く登り返す。 樹林と笹原の繰り返しは飽きさせない景観。 コルからは南アルプスが眺望できる。 再び笹原のピークに至り、名前とは裏腹な見事な富士山景観となる。 【〜端足(はした)峠】 山頂直下から樹林他に入り、一方的な下りが続き、北斜面のため湿りで滑りやすい。 二度ほど平坦地になり、ジャンクションでもある峠に至り、途中から本栖湖の青さが神秘的に見える。 樹林帯の谷だが、なんと隙間から富士山が見える。 【〜竜ヶ岳】 峠からすぐに笹の山肌に至る。 ジグザグの景色を楽しむための劇場型の登りが続き、斜面が緩くなるあたりで直登道となるが、胸あたりまでの笹原が緩い風で優しいリズム奏でるうれしい尾根となる。 この日のピークでは最も低いが、山頂直下では南アルプス全景が見渡せ、ピークでは全面の富士山がドーンと居座る。 【〜石仏・見晴台〜本栖】 笹の道をジグザグで長々と下り続けるが、何といっても眼前には富士山の裾野・樹海が広がり続ける。 見晴台を過ぎたら、落葉済みの樹林帯に入り、秋の早い斜陽がノスタルジックな尾根となる。 北側の急斜面は、やや暗めな林の中を小刻みなジグザグで一気に下り、別荘エリアへ至る。 【〜国道139】 少しだけ舗装路を歩くが、すぐに林道チックな東海自然歩道に入り、植林帯の深い道は間伐枝のオンパレード。 暗くなるまで自然歩道を歩き、国道と近接するあたりに抜けようと思っていたが、山林の中で犬3匹を放し飼いにしながら散歩をしている人がいて、その犬たちが私の間近まで突進してきて威嚇する。ギリギリで飼い主がレディ命令を出して引き返した。 大きい声で「通過しても良いか?」を確認したが返事もなく、少し暗くなってきたので国道に至る迂回路を歩き、長い舗装路の登りを北上して国道139号に出た。 かなり大回りしてしまったが、なんと!天使たちに偶然出会ってピックしてもらったので、国道6.8kmの区間は癒しの時間となった。 災い転じて大福と為す。。。犬たちは、再会のメッセンジャーだったのかも(^^) |
その他周辺情報 | 【駐車場】 道の駅・朝霧から、そのまま静岡・山梨に跨る山行へスタートできる。 【日帰り温泉】 富士山天母の湯(1時間410円) 裾野の一部にあたるエリアなので、真っ暗な世界の中に、突然、施設群が現れる。 露天風呂からは静岡方面の海岸線の夜景が広がる。 http://www.anmonoyu.com/ 【食事】 天神橋(富士宮焼きそば、鉄板焼き各種) 大盛り並み焼きそば+目玉焼きのせ(600円) 住宅地の奥まった静かな川沿いの小さなお店。 おばあちゃんと娘さん(私と同年配?)の2人で切り盛りしており、鉄板の捌きはおばあちゃん。 弾力のある野菜ベースの素朴なお味でしたo(^▽^)o https://tabelog.com/shizuoka/A2204/A220401/22010463/ 【買い物】 道の駅くらい。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック:ガレナ30
靴:デイハイカー2
(久々のデイハイカーはビブラムソール。モンベルのトレイルグリッパーのほうが岩や路面のホールドの良さを改めて実感)
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感想
11/17(土)は「土曜なら朝だけ西が晴れるかも?」との曖昧な予報に、出張帰りの金曜日夜中、急遽、天子山地へ向けて出発したら、うれし過ぎるハズレ予報にウハウハな過ぎる山行となりました(^O^)
終日の快晴の空の下、汗ポタポタで急坂を登り、緩やかにアップダウンする尾根から極上の富士山が見え続ける縦走路を歩き続ける(^^)
満たされまくった気分で下山し、長い国道に差し掛かったら、いずこから私を呼ぶ声。笑いの天使たちに拾ってもらったオッサンは「天子さんちの天使さんたち」と独り駄洒落を呟きながら、駐車場に送ってもらう車中で満足過ぎる1日にニンマリしたのであった(^-^)
【山行記】
夜の帽子をかぶった朝ぼらけ
ピカリと射光で目覚めたら
おおきな笑い顔でご挨拶
お昼の大騒ぎが始まった
頭の上は雲たちの大波
小心はときめきの漣
午睡が誘う快き秋晴れの午後
フワリと微よ風が奏でたら
御簾の向こうで居眠り中
この日も帳がやってきた
おやすみ前の雲の布団
少し開けて照れた顔
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