大展望を堪能できた! 安達太良山と磐梯山
- GPS
- 49:14
- 距離
- 55.3km
- 登り
- 2,459m
- 下り
- 2,711m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 7:08
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 8:24
天候 | 3日間とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新宿バスタから高速バスで二本松バスストップ下車。徒歩20分ほどの移動で二本松駅入口バス停から塩沢温泉行きバスに乗車。終点で下車。 エリア移動: 安達太良エリアから磐梯山エリアへバス移動 老人福祉センターバス停(西沢温泉の1個隣のバス停)から磐梯東都バスで猪苗代駅行きに乗車し、猪苗代高校前で猪苗代駅から裏磐梯へ向かうバスに乗り継いで、五色沼入口で下車。バス停より5分の民宿泊まり。(磐梯山登山の起点) 帰り: 猪苗代駅からJR乗り継ぎ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(安達太良山) 塩沢ルートは滑落の危険のあるところには鎖もあり安全に通過できる。しかし、慎重さは必要。なお、雪があるととても歩けたものではないと思われる。 その他はすべて問題なし。くろがね小屋より上は展望を欲しいまま。 沼尻ルートを下ったが、沼ノ平分岐の辺りからおびただしいほどのピンクリボンが続いた。硫黄川沿いを下る途中、船明神山からの下山道に向かう分岐の道標を見落として白糸の滝寄りの湯の花作業道を歩いていた。たしかに一般登山道らしくはなかった。 (磐梯山) 危険個所なし。 |
その他周辺情報 | 周りはすべて温泉地帯及びスキー場。 |
写真
感想
■25年前に数人で登った安達太良山と磐梯山だが、計画等他人任せだったのでどうも印象が薄く時の経過とともに記憶が曖昧になっていた。そこで五色沼も見たかったことやくろがね小屋の温泉も体験したかったことから決行したが、二つのエリアの山を梯子するのに交通機関の時刻等を調べてどういうルートが最適なのかと計画を組み立てるのに苦労した。
■山小屋と民宿泊まりなのでテント、寝袋を持参しないで済む分楽チン。ついでにガスの持参もカットした。もう観光気分の山旅だ。
くろがね小屋は要予約らしいので前日になって電話を入れた。食事は3日前までの受付につき素泊りで申し込んだが、16時までに着くようにと言われるし、塩沢ルートは冬支度で木橋を撤去しているので渡渉する個所が幾度もあり靴が濡れるとのコメントがあった。通行不可とは言われなかったので危険はないのだろうが渡渉で水の中に入ることもあるかもしれないのでゴム草履と濡れても良い靴下、それに万一に備えて短いロープもザックに忍ばせた。しかし、結果的にはまだ木橋は撤去されていなかった。山小屋の管理人に間違った情報で無用なプレッシャーを与えられたことに僅かながら怒りも覚えた。
■16時を僅かに過ぎて小屋に到着。泊り客は少なかった。早速に温泉に浸かったがいい塩梅の湯加減で満足した。
夕食は頼んでいなかったので持参のコンビニおにぎりで済ませた。
部屋は他の単独行者との相部屋だったが、夜中に突如大声の寝言にびっくりさせられた。相部屋では鼾はつきものだが寝言は滅多にきかない。しかもこれほど強烈な寝言に出合うのは初めてだ。ただ、何を言ってるのかは理解できなかった。
■翌朝5:30起床。寝言には驚かされたが、何とか眠れたようだ。朝食は小屋に頼んだので6:30までゆったり過ごした。
7時過ぎて出立。外は霜か薄雪で真っ白。
安達太良山山頂に立ったころまではガスっぽかった。頂上のシンボル乳首も傍で見るとごつごつした岩の塊だ。
■鉄山避難小屋を過ぎて箕輪山へ向かうがこの辺りから笹に乗っている雪が目立つようになった。霜ではなく確実な雪だ。笹平から登りになると、朝日を受けて雪が溶けているところがやや泥濘になりかけていた。
箕輪山に到着後、三角点を求める先行者がいたので自分も藪を掻き分けて後を追った。しかし、結局見つけられず骨折り損で引き返したがズボンは濡れるし、破れもした。
■鉄山避難小屋からほぼ西の沼尻コースは印象的なコースだった。大展望を楽しみながら、どんどん下る。胎内潜りも通過して硫黄川に沿って歩く。あちこちに温泉の噴気が立ちこめてる。やがて、温泉の湯送樋の傍を歩くようになった。湯の流れが見える箇所があったが、みるからにかなり熱そうだ。とても試みに手指を触れてみる気も起きなかった。樋に少し隙間があるところをみると熱を落とし乍ら流れていく仕組みのようだ。
そもそも地下から高温の湯が涌き出ること自体神秘的な感じさえしてくる。地球はまさに生きている。
■3日目。昨日午後、安達太良山エリアからバスで磐梯山エリアに移動して投宿していた五色沼傍の宿を6時頃に出立した。五色沼を巡りながら磐梯山山頂を目指したが、五色を堪能することは朝早いから無理なので色付けはネット写真等で補完しよう。裏磐梯登山道を登りやがて八方台登山口からの登路と合流。ここから先は20年前に歩いているが記憶にあるのは弘法清水と山頂付近のみ。
■弘法清水の辺りからは雪が残っていた。積雪というほどのものではないが樹氷になっているところも。頂上からの眺めはまさに360度の大展望。南眼下には猪苗代湖の全貌、北眼下には五色沼、桧原湖などが一望のもと。来てよかったなあとの感慨がわき上がった。
下山は猪苗代駅に向かったが天の庭を少し過ぎたところで猪苗代スキー場の最上部に出た。さてここから右なのか左なのかはっきりしないのでスキー場のゲレンデを直下降することにした。スキーだったらあっという間に下までいけるのだろうが、歩くとなると結構疲れる。
スキー場の下(入口)から先は舗装道歩きが延々駅まで続くがこれが一番堪えた。
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