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Yamareco

記録ID: 1654449
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥武蔵

さすらいの長距離ハンターが行く矢岳、酉谷山、熊倉山

2018年11月18日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 埼玉県 東京都
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
11:59
距離
23.6km
登り
2,376m
下り
2,343m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:00
休憩
1:59
合計
11:59
距離 23.6km 登り 2,376m 下り 2,349m
5:52
80
7:12
7:13
8
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7:47
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29
17:51
0
17:51
ゴール地点
クタシノクビレから長沢背稜、酉谷山から熊倉山までの区間は破線道のバリルート。
スタート地点の武州中川駅から最高点の酉谷山までの標高差1400m。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
道の駅あらかわ駐車場を利用し登山口までは武州日野から武州中川まで秩父鉄道で移動。下山口の白久から武州日野まで秩父鉄道で移動。
コース状況/
危険箇所等
落ち葉が登山道を覆っている為、道迷いや転倒、滑落に注意する必要があります。
下はまだ紅葉が残ってました🍁
2018年11月18日 06:38撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/18 6:38
下はまだ紅葉が残ってました🍁
開けた地点から。こんな感じの小ピークが連続する。
2018年11月18日 07:07撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/18 7:07
開けた地点から。こんな感じの小ピークが連続する。
登山道は明瞭?不明瞭?矢岳まではマークたくさん。
2018年11月18日 07:14撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/18 7:14
登山道は明瞭?不明瞭?矢岳まではマークたくさん。
手作りの道標。
2018年11月18日 07:38撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/18 7:38
手作りの道標。
登山道は全体的に急登。この辺りの山域らしく手がかり足がかりがなく、筋力で踏ん張りながら登る。
2018年11月18日 08:56撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/18 8:56
登山道は全体的に急登。この辺りの山域らしく手がかり足がかりがなく、筋力で踏ん張りながら登る。
標高差1000m登って、やっと矢岳。
2018年11月18日 09:19撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/18 9:19
標高差1000m登って、やっと矢岳。
さらに急登が続く。マークも忘れた頃に現れる程度。
2018年11月18日 10:28撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/18 10:28
さらに急登が続く。マークも忘れた頃に現れる程度。
やせ尾根は稜線通しに行くので比較的楽。尾根の広いところはルーファイ必要。
2018年11月18日 10:45撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/18 10:45
やせ尾根は稜線通しに行くので比較的楽。尾根の広いところはルーファイ必要。
約6時間で長沢背稜の稜線に。この辺り少し降られた☔
2018年11月18日 11:21撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/18 11:21
約6時間で長沢背稜の稜線に。この辺り少し降られた☔
水を汲もうと訪れた酉谷避難小屋。あまりに素敵な小屋なので1時間マッタリ。泊まれるのは7名くらいかなあ。
2018年11月18日 11:43撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/18 11:43
水を汲もうと訪れた酉谷避難小屋。あまりに素敵な小屋なので1時間マッタリ。泊まれるのは7名くらいかなあ。
登山再開!酉谷山山頂ゲット!眺望は南側が少し開けてる。
2018年11月18日 13:14撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/18 13:14
登山再開!酉谷山山頂ゲット!眺望は南側が少し開けてる。
富士山見えた!
2018年11月18日 13:15撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/18 13:15
富士山見えた!
熊倉山への下りに入っても、容赦ない登り返しが連続する。登り返し1番は檜岳への急登。
2018年11月18日 14:31撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/18 14:31
熊倉山への下りに入っても、容赦ない登り返しが連続する。登り返し1番は檜岳への急登。
ガスに西日があたり幻想的な雰囲気に。
2018年11月18日 14:31撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/18 14:31
ガスに西日があたり幻想的な雰囲気に。
檜岳。控えめな山頂標。
2018年11月18日 14:39撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/18 14:39
檜岳。控えめな山頂標。
さすがにこの大岩は巻いた。
2018年11月18日 15:03撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/18 15:03
さすがにこの大岩は巻いた。
ついに熊倉山!カンマの色が抜けちゃって、標高世界一!ぶっちぎり!
でもまだ標高差1100m下らないと。
2018年11月18日 15:33撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/18 15:33
ついに熊倉山!カンマの色が抜けちゃって、標高世界一!ぶっちぎり!
でもまだ標高差1100m下らないと。
夕暮れの両神山。登山歴初めてのヘッデン下山に。
2018年11月18日 15:49撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/18 15:49
夕暮れの両神山。登山歴初めてのヘッデン下山に。
熊倉山登山口。ここから白久駅まで林道歩き。二人で6時の列車に間に合うように走りました。
2018年11月18日 17:16撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/18 17:16
熊倉山登山口。ここから白久駅まで林道歩き。二人で6時の列車に間に合うように走りました。

感想

ロングルート指向二人のコラボレート山行第一弾。
そのステージに選ばれたのは奥多摩エリア北部長沢背稜から北に延びる2本の稜線。1本は矢岳を主脈とし、もう1本は熊倉山を主脈とする。通称雁坂みちと呼ばれるR140の武州日野辺りから南に目を向ければギッザギザの稜線が長沢背稜に向かって突き上げる様子が見える。この2本の稜線を長沢背稜の酉谷山と繋いでへの字、もとい富士山形に周回してしまおう、というのが今回の山行。
登山口となる武州中川駅から酉谷山への標高差は1400m。先週登った常念岳〜三股の標高差と100mしか変わらない。そこに登っては下り下っては登るギッザギザが加わる。さらに行程の約半分が破線道のバリルート。これでもかのアップダウンを繰り返しながら落ち葉の積もった手がかりの薄い登山道を日帰りでチャレンジして来ました。

何とかミスもなく踏破できましたけど、踏破できたのはなんと言ってもuchiaさんの存在。いつものソロでは計画の土俵にも上がらなかったし、とても踏み込めなかったと思う。スマホを持たず紙地図だけの山行スタイルでソロで踏み込むにはバリルートでの経験とリスクマネジメントを磨いてからでないと無理。基本的に私が自身のアンテナ感度をMAXにして前を歩いて時折uchiaさんがGPSで予定ルートとのズレがないか確認してもらいました。ルートを外す事はありませんでしたが、それ以上に人の気配が全く無い。何かあっても数日は人が通りそうもない。でも後ろにパートナーのuchiaさんが歩いているという安心感があったからこそ冷静にルーファイしながら突破出来たのだと思います。結局会ったのは熊倉山に下る途中にソロの男性1名のみ。あとは猪3頭。

長沢背稜に辿り着いたのがちょうど昼時。その足で酉谷避難小屋を覗いてみると何と素敵な避難小屋。結局1時間あまりマッタリしてしまい予定の下山時間をかなりオーバー。熊倉山登山口から白久駅への林道歩きも、カツ丼を食べたい一心で二人で駅までひた走り45分かかる林道を半分の時間で突破。しかし、あれだけの距離と時間を歩いて最後にまだ足が残っているuchiaさんの健脚ぶりにはただただ敬服。カツ丼の力は偉大だ。

今回のルートは誰にでも薦められるルートではありませんが、体力、ルーファイ力、メンタルなどなど全方位的に登山力を向上させたい方にはうってつけのルートだと思います。雄大な展望などご褒美もあまり期待できないルートですが、歩くことに没頭でき、歩いた経験がいつかの山行に必ずいきてくる。そんなルートだと思います。

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コメント

酉谷避難小屋、いいですよね
流浪のバリルートハンター様方こんにちは!

長沢背稜のムリヤリな感じ、でもがんばれば行けちゃうよ?的な取り付き、とてもいいですね!稜線以外はほぼバリエーションとのことで、息の合ったお二人ならば存分にチャレンジ出来て気持ち良かったのではないでしょうか。いよいよ奥多摩で這いつくばって遊ぶ時期がやってまいりましたね。雪山もいいのですが奥多摩の無闇やたらに厳しい道が好きです。

何度か奥多摩駅から行くぞー!!と進んで行って、いつも酉谷の避難小屋でマッタリしてしまって大周回を失敗するパターンを繰り返しております。がそれでもいい!と思えちゃうんですよね。真冬の好天の日にガタガタ震えながら辿り着いて、日当たり良くて昼寝するとサイコーです。

有志の方々が少しずつ出来る整備をなさっておられるようで、頭が下がります。よろしければご覧になってみてください。

https://6408.teacup.com/kamuibiranji/bbs/t1/l50
2018/11/20 17:43
Re: 酉谷避難小屋、いいですよね
fickleさん、こんばんは😊早速の訪問ありがとうございます!
そして命名していただいた肩書き?早速使わせていただきました😁

あのあたりの山域はまだ王道的ルートしか歩いてなかった私にとって、山は標高で語れないことを改めて感じさせてくれましたよ。さすが奥多摩奥武蔵!眺望なくても歩き通せた事が快感で、あの山域癖になりそうです😁拍手いただいた方々のレコ見てても出るわ出るわバリルート!組み合わせ自由自在の自分だけのルートも出来ちゃいそうな。でも深入りすると大火傷しそうな。

春に東日原起点の奥多摩ハーフ馬蹄やったときは寄らなかったんですよ酉谷避難小屋。あんなに素敵な小屋だとは。誰だってマッタリしたくなりますね。fickleさんのレコに登場した連泊おじさんの気持ち良ーくわかります!オレの別荘来る?とか言ってる奴が何人もいそうですね。熊倉山に下りてる時にすれ違ったお兄さんのザックからバゲットが2本ニョキッと。多分チーズフォンデュやったな。

リンクも読ませていただいて。水場の真新しいグレーチングとかいろいろ手を入れてくださってるんですね。蠢く虫も水筒ひたくさん入りましたけど満タンにすれば流れ出ました。
この冬は一回は泊まりたいですね。連泊もいいなあ。
2018/11/20 23:17
祝★初コラボ
hastler1208さん、こんばんは。
uchiaさん、はじめまして。

蝶ヶ岳のピンクモルゲン山行の余韻が未だ冷めやらぬな茶太郎です
今回はお二人の初コラボにして何ともマニアックなバリルートを選ばれて驚きです(笑)
矢岳、酉谷山、熊倉山…関西の私には馴染みのない山ですが、ガスの効果もあってか凄く幻想的な魅かれるルートですね。
といっても私は読図苦手なのでバリルートとかは無理ですが
10時間を超えるヘッデン山行、お疲れ様でした^^

24日は燕岳に行きたいと思ってますが、中房林道の道路状況が心配です。
より白くなった槍穂を眺めに蝶ヶ岳againになるかもしれません
どちらも無理そうなら、中アの富士見高原あたりかも・・(笑)
2018/11/23 2:07
訪問ありがとうございます!
茶太郎さん、こんにちは(^^)/
そうなんです、私にとって初のコラボ山行、とても思い出深い山行になりました!
特に自分のプランニング以外の山行は初めてでしたので、自分が普段想像もつかないようなルートが出てきてとても魅力的だなと。
uchiaさんの提案を見たときは「初っぱなから結構ハードル高い感じだなあ苦笑」と思いましたが、まあ破線ルートはマークも踏み跡も全く無いと言うことはないだろうと。経験が全く無いわけでもないし、uchiaさんもいるし。
チャレンジする気持ちと適度な緊張感のある山行がとても心地良かったですよ。
明日も二人で金峰山瑞牆山(少しバリルート)を歩く予定です?ロングルート行けちゃう女性は希少です?

北アルプスは冬型で結構降雪あるようですが、宮城ゲートが閉まらなければ登山口まで問題ないかと。スタッドレスは必需品ですが。
真っ白けの槍穂高、ピンクのモルゲンロート楽しみですね?レコも楽しみにしております。くれぐれも無理はなさらないようにしてくださいね!
2018/11/23 15:05
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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