雪の三ツドッケ〜蕎麦粒山〜川苔山縦走(ミス連発)
- GPS
- 09:10
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,365m
- 下り
- 1,691m
コースタイム
9:18一杯水避難小屋
9:45三ツドッケ
10:08一杯水避難小屋
小休止
10:25一杯水避難小屋発
11:12仙元峠手前分岐
11:40蕎麦粒山下分岐
11:51蕎麦粒山
小休止
11:55蕎麦粒山発
12:37日向沢の峰
昼食
12:51日向沢の峰発
13:07踊平
14:00川苔山
小休止
14:12川苔山発
14:40舟井戸
15:12大ダワ
コース変更鳩ノ巣へエスケープ
16:20JR鳩ノ巣
グロス時間9時間20分
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR青梅線 4:47立川駅 5:10青梅駅 6:00奥多摩駅 西東京バス 東日原行 6:25奥多摩駅 6:49東日原 復路 JR青梅線 16:38鷹ノ巣 17:10青梅 17:40立川 18:10自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(装備) 服装は行動中はファイントラックのドライ、ベース、ミッドレイヤーにソフトシェル。 下はCWXのサポートタイツにファイントラックのアルパインパンツ。 バスの中と休憩ではハードシェルを重ねる。 ダウンは持参したが結局使用せず。 食事は非常食兼ねて2食分。 行動食兼非常食で1リットルボトルにナッツ、ドライフルーツ、チョコを入れたものとジェル、ソイジョイ サーモスの山専ボトル800ml、水1L、チタンカップ、インスタントコーヒー2袋(使用せず) ツェルト、サングラス(使用せず)、バラクラバ、予備手袋及び靴下。 12本爪アイゼン、ワカン、ロングスパッツ、ピッケル。 地図は山地図と国土地理院のサイトから入手して拡大した物を持参。 ザックはGoLiteの38リットルを縮めて25リットル位にして使用。 (行程、危険箇所、行動) 奥多摩からのバスは10人弱、6:23着の青梅線でもトイレにいかなければ6:25に間に合う。東日原のトイレは狭いので行列。 バスには明らかに周囲と違う軽装の登山者がいて乗務員からどこまで行くのかと聞かれ雲取と回答。 その装備では雲取山までは無理と注意されていた。 (東日原〜一杯水避難小屋) バス停の右手の舗装道路を上がって登山口へ。 ここで早くも痛恨のミス。登山口の標識は見たのだが、単に方向を示す物だと思い、舗装道路を上がってしまった。 3分程行っておかしいと思い地図を確認、引き返した。 ここで再びミス。作業道の取付きに入ってしまい、また逆戻り。 結局舗装道路の下まで戻り確認すると、なんだここにあるじゃん。ということで、20分のロス。 林の中のつづら折りを登る。ノーアイゼン。しっかり踏まれており特に苦労はしない。 尾根に出る前にアイゼン装着。 尾根に出てからは右側にスパッと切れた箇所があり、ピッケルを使いながら慎重に進む。 痩せ尾根の辺りは両側が切れていて怖い、ノートレースだと自分には無理。暫くして先行の2名に追い付く。 先行者はノーアイゼン。 約1時間50分で20分リカバーしたということか。一杯水避難小屋ではベンチに一人。 (三ツドッケ往復) 避難小屋右側の道から登る。 ここは急な箇所ありアイゼン必須。自分は持参しなかったがダブルストックも良いと思う。 ここでプチミス。手前のピークを三ツドッケと勘違い。5万の山地図だとはっきりしないが、持参した2.5万の拡大コピーを見ると手前に1つピークあるじゃん。10分のロス。 気を取り直して三ツドッケ目指して進む。山頂は独占。 山頂の展望は良く、まさに奥多摩の深い所に来た実感が沸く。 ピッケルを支えに慎重に下り、避難小屋で小休止、行動食と白湯。 ここで大ミス。さて出発と思いコース見たらトレースが無い。ノートレースで下手すると川苔位まで行くのか?と自問自答しながらワカン装着。歩き出したらアレっ? 上の方にコースらしきものが、、、 駆け上がったらしっからトレースありました。自分が見たコースの方向がズレていただけ。 ベンチに戻り、ワカンをはずして再出発、20分のロス。仙元峠手前の分岐まではほぼ平坦。 ここでプチミス。トレースは右手の道がはっきりしているので右に入ってしまった。 ところがこれが痩せて歩きにくい、おまけに右側の谷が深く、ピッケルを支えにビビりながら通過。 蕎麦粒山手前の分岐に着いたときはホッとしました。山地図見ると破線のコース。 結局素直に稜線たどれば良かった。でも気を取り直して蕎麦粒山への急登に取り付きます。 蕎麦粒山で行動食と白湯で小休止、コーヒーを作る余裕はありません。 山頂は独占。展望は良いです。サクッと出発。次の休憩が昼食。 (蕎麦粒山〜川苔山) 蕎麦粒山から急坂を降り、ピークをいくつか越して日向沢の峰。ここで昼食。ここでまたプチミス。 時間的に焦っていたのでスプーンと乾燥剤取り出さずに乾燥牛飯にお湯を注入してしまう。食べるときに気がついた。判断力や注意力が鈍っている。 昼食終りコーヒーを入れる余裕無かったので白湯を飲み出発。食べると元気が出るので快調に飛ばす。 曲ヶ谷北峰の登りは結構急で本来アイゼン必要なところだが無しで登りきった。 川苔山手前の分岐からはすぐに山頂。1400近くだが頂上では食事中の人が10数名。 ここで小休止、ジェルとナッツと白湯。アイゼンとスパッツ装着し下りに備える。 (川苔山〜大ダワ) 舟井戸からの分岐でまた判断ミス。単純に本仁田山の標識を見て、地図を確認せずに登りがきついコースに入ってしまった。途中で腿裏が痙攣。 ヤバいと思ったがストレッチで回復。ここで地図を確認して戻れば良かったが先へ進む。これがとんでもない悪路で今日一番の判断ミス。下りが南斜面なので雪が溶けてすべる急斜面。また突然土の部分が現れどこが道だか不明瞭。 泥まみれのアイゼンをはずし下るが大ダワに近づくとまた雪が出現。凍結していないのでノーアイゼンで進む。 (大ダワ〜鳩ノ巣駅) やっと大ダワに到着一息つけた。さてここでコース変更の決断。 懐中電灯もあるし本仁田山に登っても日没には間に合いそうだが1900の用事に間に合わせて、鳩ノ巣駅に下りることに。 ノーアイゼンのまま走れるところは小走り。左の谷がスッパリ切れた危険箇所だけ慎重に下る。ピッケル持ってきて良かった。 頼れる用心棒だ。途中から雪が消えてようやくホッとする。電車の時刻は判らないが、途中数名抜かし鳩ノ巣駅到着1620。 ポラールの記録見ると5000kcal以上消費。 汗かいたので着替えて。1638の電車に乗る。 今回いくつもの判断ミスを重ねたが、逆にコース変更やピッケル持参等の良い判断もあった。 要するに地図をしっかり確認して自分の体力、天候、装備にあった意思決定をすることだと思う。今回の逆コースを雪の無い時期にトレランで走ってみたい。 |
写真
感想
今回のテーマは先週の鴨沢〜雲取〜石尾根に続いて.蹈鵐哀魁璽垢旅粁、⊃靴靴て散颪隆靴蕕靴判侏茲譴丱錺ンでの歩行、最後にトレランの下見(雪の季節に雪のないコースの下見というのも変だが)
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当初は本仁田山も通る予定だったが、1900に用事あり大ダワで鳩ノ巣に降りることに変更。
それでも三ツドッケ、蕎麦粒、日向沢の峰、川苔の4ピークハントできたので満足。
自宅着が1810でコース変更は大正解。
また着替えを奥多摩駅のコインロッカーに入れずに持って行ったのも正解。
いくつかの判断ミスを犯した中でこの2つの選択は良かった。
⊃靴靴ね儷颪離謄好:
ピッケルは今回一番活躍。普段山に入るのはトレランがメインなのでピッケルは使わないが過去ログ見ると必要だと思い購入。
バランスを取ったりストック代わりに使ったりすることもさることながら、安全の為には必要だと感じた。
実際にトレースのとなりにピッケルを使った跡がコース上にあり持参の判断はやはり正解。
次にアイゼン。凍結するとチェーンスパイクでは利かないと思い、12本爪を購入。
重いが急な上り下りで活躍。途中でバンドが緩んだり、着脱に時間かかったりと良い経験ができた。
ワカンは結果的に必要無かったが自分の判断ミスで着用して、少し歩く経験ができたのは良かった。仮に先週来ていたら活躍したと思う。実際ワカンのトレースはたくさんあった。結構沈むものだ
靴ならし:
先週はトレランシューズで雲取〜石尾根やってしまったが、今回はアイゼン付けるので冬靴。
実際履いてみると最初少しあたる部分があったが徐々に慣れていった。登りで觴emj:120:im]フ上が靴づれになりそうだったが紐の絞め具合とテーピングで保護したりすれば良いのかと。
2叱
地図の確認と危険箇所の対策、事前の情報収集、エスケープルートの確保、装備の充実の必要性を再認識した。
実際いくつかの判断ミスは地図の確認不足と情報収集の不足に起因。
ただ冷静になって振り返ってみると大ダワ到着時点ではコースタイムから12分しか遅れていないのでバタバタした割にはそれ程焦る必要なかったのかも。
これが単独行の怖さですかね。実際一杯水避難小屋から川苔山まで全く人に会いませんでした。
季節が良くなったら逆コースで長沢背稜経由雲取〜鴨沢のトレイルにチャレンジしたい。
経験ある方情報教えて下さい。一泊かサポート受けないと無理ですね。
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