倉岳山、高畑山からぐるっと二十六夜山

2018年11月23日(金) [日帰り]

• GPS: 06:16
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,358m
• 下り: 1,378m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:23
• 休憩: 0:46
• 合計: 7:09

距離 15.6km 登り 1,410m 下り 1,411m

7:14 アオゲラの森キャンプ場
7:58 7:59 立野峠
8:21 8:34 倉岳山
8:52 8:54 穴路峠
8:57 8:57 天神山
9:19 9:19 雛鶴分岐
9:20 9:40 高畑山(楢山)
9:42 9:44 雛鶴分岐
9:59 9:59 楢峠
10:10 10:10 大ダビ山(大旅山)
10:17 10:17 イヤゲ峠
10:21 10:25 高岩(高岩山・大平沢ノ頭)
10:42 10:42 雛鶴峠(オオダミ峠)
11:01 11:01 日向舟
12:10 12:10 サンショ平(棚ノ入)
12:17 12:17 棚ノ入山
13:05 13:06 三日月峠
13:21 13:21 二十六夜山（秋山）
13:43 13:43 明星平
14:24 14:28 アオゲラの森キャンプ場
14:28 浜沢バス停
14:28 ゴール地点

天候

快晴、稜線の風が少し冷たい

アクセス

利用交通機関：

自家用車

都留インターから禾生駅に進み、県道35号〜秋山方面へ。すごくいい道です。帰りは東京方面に用事があったので上野原インターに向かいましたが、山梨県のエリアはいい道、神奈川県のエリアは細い一車線になっていました。
浜沢の駐車場は4台目でした。

コース状況／危険箇所等

■浜沢から立野峠、倉岳山、高畑山までは道は明瞭、普通のハイキングコースです。
すれ違う人も結構いました。さすが人気のコースですね。
■鳥沢や梁川から周回するのが便利ですが、稜線から見るとそちら側はヒノキの植林でしたが、秋山側は自然林でいい感じでした。ナラやダンコウバイなどの黄葉。
■雛鶴峠へ下ってぐるっと二十六夜山を周回する道は、人気の倉岳、高畑とはまるで違う世界。誰にも会いません。地味と言えば地味、好きな人は好きというようなコース。
■テープは適度にありますので道迷いの心配は無し。体力的に無理と思えば、雛鶴峠から浜沢方面の無生野にエスケープ出来そうですね。
■倉岳山、高畑山を登ってから穴路峠から車道に下って浜沢に戻り二十六夜山ピストンって手もあるのかな？どっちにしろ大変ですね。
EK=34.5

写真

11/23 7:20

道標に沿って、立野峠を目指します。右側にある道は個人の御宅に続いています。うっかりそちらを登ってしまいました。

11/23 7:56

秋山側を撮ったと思います。

11/23 7:59

今日は後半が大変そうなので写真は最小限と言いながら、ついつい撮ってしまいました。どっち方面だろう？思い出せません。

11/23 7:59

稜線に出ました。梁川から登ればここに出るんですね。

11/23 8:25

最高の富士山。だいぶ白くなりましたね。

11/23 8:26

山梨百名山69座目、秀麗富岳12景もなんだかんだであと少しになりました。秀麗は絶対天気がいい時にと思っています。撮り鉄の方がおふたりいらっしゃいました。ここは有名なスポットなんですね。とても楽しそうでした。

11/23 8:26

いやぁ、言うことありません。

11/23 8:29

高畑山に向かいます。いい感じの稜線です。

11/23 8:53

ここが穴路峠ね。ここからも秋山方面に下れるのね。

11/23 9:21

途中ニセピークがあったけれど、高畑山到着。

11/23 9:21

秀麗富岳9番のもう一つの高畑山。山頂には5〜６人の方が富士山の展望を楽しんでいます。
さて、ここからが今日の本番です。改めてコースを確認。頑張れば午後3時には下れると見積もりました。そうと決まれば、サクッと補給して先を急ぎます。

11/23 9:46

少し倉岳方面に戻り、雛鶴峠に向かって下ります。おっと、いきなりの急坂で道がないではないですか。これは大変だぞー。本当に行くの？やめるなら今だけど〜と心の声(笑)
一方、同行者はこういう道が大好き、後ろから見て喜んでるのがわかるわー。マゾだからね〜。

11/23 10:10

なんか着いたぞー。

11/23 10:14

わーいわーい！平和な尾根道だぁ！
と、こんな道はここだけと言っていいくらいです。つかの間の穏やかな道。
うーん、なかなかいい感じじゃないの、秋山を満喫するぞー。

11/23 10:21

高岩、キョロキョロしたけど特に岩らしき物はなかったような。

11/23 10:22

振り返って高畑山を見ます。薮っぽい道でしょう？これが実線ですから。プチバリレベルです。ほとんど歩く人は無い感じ。

11/23 10:41

雛鶴峠に着きました。従者と共に鎌倉から逃げてきた雛鶴姫が産気づいて、一夜の宿を求めたけどかなわず、母子ともに亡くなったと言う。悲しい峠です。

11/23 10:52

雛鶴姫に思いを馳せつつ、黙々と進みます。
これは三つ峠ですね。
時々展望が開ける所があってなかなかいい感じだけど、アップダウンは厳しい。黙々と淡々と。

11/23 11:03

道はないけどたまに出てくる道標が立派でびっくりします。どう見ても歩く人は少ない感じ。
しかしながら、この辺りから道が出てきましたよ。今までと比べると楽々。

11/23 12:06

え？朝日岳？道を間違えたか？と思ったら、朝日岳を示す道標でした。

11/23 12:10

サンショ平です。ここまで、急登だったわ。しかも直登。上ったり下ったりタフな道です。
この辺は倒木がありました。ここまでクマのフンも3ヶ所くらい。

11/23 12:34

南アルプスが遠望できました。右端が甲斐駒ですね。白峰三山はかなり白くなっていました。

11/23 12:34

静か過ぎる。誰にも会いません。

11/23 12:54

ここで道をロスト。それまで前方に目的地の二十六夜山が見えてたのに見えなくなって、なんか下ってるわ、おかしいわと思ってGPSを確認。ありゃ？違うわ、これは仕事道だわ。結局、ピンクテープがあるけれど、登山道と仕事道が一部共有されていたりで、さっき根っこから木が倒れて道をふさいでいた所を左から巻いた時に、すぐ右に明瞭な道と目印が見えたのでそっちに進んだのが間違いだった。と反省しつつロスタイムを挽回すべく急ぎます。

11/23 13:20

修正してロスタイムを取り戻して二十六夜山到着。山梨百名山70座。これで本日のミッション完了、秋山まで来たからには何とか山百2座やりたかった。うれしい。

11/23 13:20

山頂は展望なし。満足感はいっぱい。更に先に道が続いている。いいところだなぁ。

11/23 13:25

二十六夜塔。あとは下るだけねと、ここから浜沢に下りましたが、これがまたびっくりの急坂でした。途中、単独の方、ふたり連れの方が登ってきて、それぞれに「あとどれくらいですか？」と尋ねられました。聞きたくなる気持ちわかります。このコース、登りはキツイと思いました。

11/23 14:28

バス停脇の駐車場に戻りました。我々の車だけ。秋山観光スポーツ広場に停める人が多いのかな？

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

biranji

東京方面に用事があるのであまり遅くなることは出来ないけれど、上野原方面に何かいい山はないかと前日遅くまで作戦会議。いろいろとにらめっこして、ならばと、高柄山単独にする予定でしたが、高速を走っていたら当日の天気があまりにいいので、欲張りコースに急遽変更。
それでも一抹の不安もあって歩き始めても迷っていたけど、高畑山山頂で同行者の鶴の一声で雛鶴峠から二十六夜山のコースを周って来ました。
これ実線ですか？破線かそれ以下って感じで、落ち葉に埋もれて道はほぼない。あってもごく薄かったですがテープが時々あったし、尾根の真ん中を行く感じだったので、道迷いという不安は無かったものの、アップダウンの繰り返しで体力勝負と言った感じのコースでした。
低山はあなどれません。急登、直登、急下り。
結果、思ったより早く周れて非常に充実した記憶に残る山行になりました。