剣山・次郎笈(新雪のラッセル。次郎笈は手前で撤退!)
- GPS
- 05:33
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 837m
- 下り
- 840m
コースタイム
10:33-41 リフト西島駅
11:29 山頂手前の剣山神社(山頂ヒュッテ)
11:36-50 剣山山頂
12:17-20 次郎笈山頂手前1814m地点(撤退)
13:54-14:02 剣山山頂
14:25-36 リフト西島駅
15:03 見ノ越駐車場
天候 | 曇り後晴れ 稜線は風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
標高600m過ぎから積雪があり、タイヤチェーンまたはスタッドレスが必要です。 8時過ぎに通過しましたが、前日に積雪があり道路は除雪作業が始まったばかりで、除雪車をやり過ごしてからの走行は非常に気を使いました。 車高の低い車は走行困難です。 なお、帰りは除雪がされていましたが、路上は雪面なので慎重な運転で。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
見ノ越は剣山登山の拠点であり無雪期は観光地ですが、この時期は各店や小屋は全て閉鎖されており、見ノ越から祖谷・大歩危小歩危方面への徳島県道439号は3月末まで積雪のため閉鎖されてます。 登山ポストは見当たりませんでした。 登山口からトレースはありませんでしたが視界が良ければ特に問題ないと思われます。 剣山から次郎笈への稜線は雪庇やトラバースに注意が必要です。 |
写真
感想
四国愛媛に来て、早5ヶ月になろうとしていますが、いままで愛媛県や高知県境の山に登っていました。
今回は四国で2つの百名山の1つ、徳島県の剣山へ。
ネットで積雪期の剣山の山行の様子を見ていると、剣山から見る次郎笈が存在感を放っている。
好天であれば次郎笈まで足を延ばそうと思ってました。
愛媛伊予郡の自宅を4時40分に出発、下道を行きます、高速は使いません。
剣山登山口の見ノ越へは、国道192号の貞光から長い山道となり、標高600m過ぎから積雪があり、タイヤチェーンを装着、前日に積雪があり道路は除雪作業が始まったばかりで、除雪車をやし過ごしてからの走行は、雪が車体を擦る感じがし、非常に気を使いました。
自宅から4時間42分183km走って、やっと見ノ越に到着。
先行の車は3台、皆さん2人パーティーです。
身支度をしながらワゴン車のご夫婦パーティーと話をする。
僕はアイゼンを着けるが、ご夫婦パティーはスノーシューを履く。
このご夫婦パーティーは徳島市から来られたMさん夫婦で、結局3人で新雪のラッセルをしながら(ほとんど旦那さんが先頭でがんばってくれました。)剣山山頂まで同行しました。
Mさんからは終始、山の名前や剣山の四季などについて聞かせてもらいました。
まったく初めての山域だったので大変有難かった。
見ノ越の剣神社にお参りして、いざ登山道へ。
そこには、若い男女のパーティーが先を行くのを躊躇している様子です。
新雪でルートを見定めているのでしょうか。
そんな中、Mさんパーティーがスノーシューでラッセル開始です。
アイゼンで登りますが、やっぱりスノーシューの方が良さそうなので、履き替えます。
トレースはありませんが、なんとなく行く道は分かる感じです。
リフト終点の西島駅に出ると展望が開けます。
次郎笈も雲がありますが美しい山容をちょっと見せてくれます。
西島駅からは、Mさんによると夏道とは違うルートを登っているとのことです。
夏道は雪の斜面で危険だとこと。
気持ちのいい稜線を暫し登ると、剣山神社・山頂ヒュッテに到着、ヒュッテの温度計はマイナス11度です。
剣山山頂は真っ白です。
展望は360度遮るものはありません。
次郎笈の存在感が素晴らしい、ますます次郎笈へ行きたいとの思いが募ります。
剣山山頂でMさんパーティーと別れ、次郎笈へ。
もちろんトレースは一切ありません。
スノーシューでふかふか斜面を下ります。
しばらくは稜線で風が遮られ寒くありませんが、すぐに強風が。
次郎笈の山頂近くは雪煙が渦巻いている。
稜線のトラバースはスノーシューでは危険な状況になり、アイゼンとピッケルに替えました。
次郎笈峠を過ぎ、まじかに次郎笈山頂近くの稜線を見ると、雪の付き方がブロック状になっており複雑な雪の付きかたをした稜線になり僕の技量では厳しいです。
ここで撤退、標高1814m、次郎笈山頂まで直線距離で330mでした。
のんびり剣山に戻ります。だれもいません。
西島駅に着くと、徳島の鳴門市からこられた男性2人パーティーが。
お二人ともリタイヤしてサンデー毎日の日々とのことで、1人の方は昨年54回山に行っているとのこと。
暫し、たのしいお話をさせていただきました。
「次郎笈(途中までですが。)まで一人でよく行ったすごいね。」と言われましたが、天気が良かったので。でも山頂まで行きたかった。
剣山、遠かった。
愛媛県伊予郡の自宅から、往復走行距離366km、走行時間9時間10分でした。
美しいお写真に見入ってしまいました。
特に次郎笈、きれいですね〜
なんて美しいかたちをしてるんでしょう。
遠くてなかなか難しいけど雪の時期に行ってみたいと思いました。
kusmmkさん、こんばんは。
hariさんに同じく、次郎笈への稜線とてもきれいですね。
歩きたくなる気持ちが伝わってきます。
それにしても、毎週の雪山レコ、とても楽しみです
剣山への遠征でしたか。
四国の中で、180キロは遠いですね。
私、修学旅行が四国だったため、松山、高知、高松と
3泊しましたが、実感として意外に大きいんだなあと
かんじたことを想い出しました。
hariさん、コメントありがとうございます。
雪の次郎笈の山容は、剣山山域の中で異彩を放っていました。
こんなの見ちゃうと行きたくなります
が、最後の詰めが厳しかったです。
東京からは相当遠いですが、機会があれば是非
youtaroさん、こんばんは。
四国で、こんなに雪山をたのしめるなんて思ってませんでした。
雪の次郎笈は、本当にキレイです
下道で往復360kmのロングドライブは、ちょっと辛かったですが、時間の制限はないので焦らず運転出来ました
高校時代の修学旅行、四国中国でした。
栗林公園、大歩危小歩危、桂浜が良い思い出です
kusuさんこんばんわです。
数年前に登った(実はリフトを使いました )の剣山の山頂があの様な雪山になるとは驚きです。大変貴重なそして興味をそそる風景、確りと写真を見させて頂きましたよ。ブラボー
kintakunteさん、おはようございます。
今回が初めての剣山でしたが、真っ白の山頂、その広さにびっくりしました
山頂は「平家の馬場」と云われているとのこと、納得です。
キレンゲショウマの時期は、大行列が出来るそうです
kusmmkさん こんばんは
登山口までの運転も神経を使いますね。
でも、こんな素晴らしい景色を3人で楽しめて良かったですね。
ラッセルは疲れると思いますが、交代できてラッキー!
次郎笈の山容を見ちゃうと登たくなりますね。
悪天候を予想して勇気ある撤退は正解だと思います。
次郎笈は又のお楽しみですね。
sumikoさん、こんばんは。
366kmの下道のドライブ、ほんと長かったです。
しかもチェーンを着けての山道雪面走行も30kmぐらいあり、神経を使いました
1人だけでラッセルでは剣山が、やっとだったと思いますが、ラッセルは雪山の醍醐味ですね
剣山から雪の次郎笈を見ちゃうと行きたくなりますよね。
天気は良かったんですが稜線の雪の着き方が複雑で、僕の技量では不安があり撤退した次第です。
kusmmkさん
本当にびっくり、いつもながら。
あれだけの雪が、、。
行って見たくなります。
それにしても下道のドライブは大変でした。
私には、ちょっと長すぎ、、、。
Y-chan
Y-chanさん、こんばんは。
四国でも石鎚山系と剣山系は、結構積もりますね
単身赴任の身、週末は時間はいくらでもあるので、今回は下道ロングドライブに挑戦してみました
雪道のチェーン走行も結構長く、さすがに疲れました
そんな訳で、、、
翌日の日曜日は、テレビで「愛媛マラソン」を最初から最後まで、まったり観戦して過ごしました
制限時間はありますが、市民ランナーが最終ゴールするまで延々7時間ほどテレビ中継するんです。びっくりしました
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