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Yamareco

記録ID: 1681019
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ハイキング
奥多摩・高尾

冬暖の古刹。陣馬〜高尾【稲荷信者登拝記21】

2018年12月21日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 東京都 神奈川県
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GPS
--:--
距離
17.5km
登り
1,097m
下り
1,074m

コースタイム

日帰り
山行
6:30
休憩
2:25
合計
8:55
7:40
60
9:40
10:10
20
10:30
10
10:40
80
12:00
13:00
20
13:20
25
13:45
14:05
25
14:30
14:35
15
14:50
14:35
35
もみじ台
15:10
15:20
20
15:40
16:00
10
16:10
10
陣馬〜高尾のいつもの縦走。今回は栃谷尾根を選択したが、山頂までの時間は一の尾根と同じ。この時期は高尾山頂近辺からダイヤモンド富士が見られるとのことで、相変わらずの賑わいを見せていた。
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■行き JR中央線【藤野】→バス(10分250円)【陣馬山登山口】
■帰り 京王線【高尾山口】直結
けぶる朝焼けが綺麗な朝7時の中央線【藤野】。ここはいつも霧がすごい。
けぶる朝焼けが綺麗な朝7時の中央線【藤野】。ここはいつも霧がすごい。
この温度計はあまり信頼できないが、気温は5℃強あたりだろうか。化繊ジャケットの上からダウンベストも着て防寒に勤める。駅の待合室でバスを30分待つ間に登山の準備を済ませてしまう。
この温度計はあまり信頼できないが、気温は5℃強あたりだろうか。化繊ジャケットの上からダウンベストも着て防寒に勤める。駅の待合室でバスを30分待つ間に登山の準備を済ませてしまう。
時期だけにバスはガラガラ。ダウンを収納してすぐ歩き出せるように準備。朝の光が澄んでいて美しい。これを味わえるのも登山の楽しみの一つだと思う。
時期だけにバスはガラガラ。ダウンを収納してすぐ歩き出せるように準備。朝の光が澄んでいて美しい。これを味わえるのも登山の楽しみの一つだと思う。
7:40、陣馬山登山口に到着。自宅からここまで2時間以内で来られるアクセスが魅力。昨年は一の尾根を使ったが、今回は右手の栃谷尾根で登ってみる。
7:40、陣馬山登山口に到着。自宅からここまで2時間以内で来られるアクセスが魅力。昨年は一の尾根を使ったが、今回は右手の栃谷尾根で登ってみる。
尾根に取り付くまではしばらくありそうだ。車道をてくてくと歩く。歩き始めは寒いのでフリースの手袋やビーニー、バラクラバといった小物を総動員で防寒。いいお社がある。
尾根に取り付くまではしばらくありそうだ。車道をてくてくと歩く。歩き始めは寒いのでフリースの手袋やビーニー、バラクラバといった小物を総動員で防寒。いいお社がある。
露天風呂か…気持ちいいだろうな。
露天風呂か…気持ちいいだろうな。
畑の脇道を登る。これはいい眺めだ。
畑の脇道を登る。これはいい眺めだ。
1時間歩いてやっと山道に入った。栃谷尾根は車道歩きが長いね。
1時間歩いてやっと山道に入った。栃谷尾根は車道歩きが長いね。
登山口に稲荷社発見。これはありがたい。しかしお社が空っぽじゃないか。誰かお札くらい入れないか…。
登山口に稲荷社発見。これはありがたい。しかしお社が空っぽじゃないか。誰かお札くらい入れないか…。
暑くなって来たので帽子やバラクラバは外して腕と裾を捲った。手袋はモンベルの薄手のものをしているが、滑り止めがないのでトレポが使い難い。マスクは便利な防寒具で、登りで暑くなる時は外し、なだらかな場所では着けて細かい体感温度調節が可能。
暑くなって来たので帽子やバラクラバは外して腕と裾を捲った。手袋はモンベルの薄手のものをしているが、滑り止めがないのでトレポが使い難い。マスクは便利な防寒具で、登りで暑くなる時は外し、なだらかな場所では着けて細かい体感温度調節が可能。
頂上前の最後の急登。全体的になだらかな一の尾根よりこちらは急に思えた。この辺りでとうとう化繊ジャケットを着ていられなくなり、やや寒かったがベース姿になった。その分手袋で防寒。
頂上前の最後の急登。全体的になだらかな一の尾根よりこちらは急に思えた。この辺りでとうとう化繊ジャケットを着ていられなくなり、やや寒かったがベース姿になった。その分手袋で防寒。
9:40、ちょうど2時間で山頂に到着。昨年に続いて雲一つない快晴。山の天気は変わりやすいというが、1000mたらずのここは天気が安定しており、予報で晴れなら大抵は大丈夫。同じ低山でも海風が直撃する丹沢は気象が安定しない。
9:40、ちょうど2時間で山頂に到着。昨年に続いて雲一つない快晴。山の天気は変わりやすいというが、1000mたらずのここは天気が安定しており、予報で晴れなら大抵は大丈夫。同じ低山でも海風が直撃する丹沢は気象が安定しない。
化繊ジャケットを羽織ってひと休み。この分ではもうダウンベストの出番はなさそうだとザックの底に収納する。
化繊ジャケットを羽織ってひと休み。この分ではもうダウンベストの出番はなさそうだとザックの底に収納する。
新鳥居でお稲荷さまをお祀り。今年一年の御神恩に御礼申し上げます。
新鳥居でお稲荷さまをお祀り。今年一年の御神恩に御礼申し上げます。
都内方面、奥多摩方面、アルプス方面いずれも見晴らし良好。
都内方面、奥多摩方面、アルプス方面いずれも見晴らし良好。
富士山方面だけは少々霞んでいるかな。五合目までしっかり積雪しているようだ。
富士山方面だけは少々霞んでいるかな。五合目までしっかり積雪しているようだ。
30分休んで出発。明王〜堂所山辺りまではなだらかな区間が続く。この時期は常に斜光で光が美しい。これも冬山の魅力だろうか。
30分休んで出発。明王〜堂所山辺りまではなだらかな区間が続く。この時期は常に斜光で光が美しい。これも冬山の魅力だろうか。
明王峠。茶店は週末のみの営業で、平日登山者の自分には縁が無い。なだらかな下りということもあり、陣馬から再び化繊ジャケットをアウターにしていたが、気温が10℃前後になったのでウインドシェルに着替えた。テラックXジャケットはサーマラップより暑い。
明王峠。茶店は週末のみの営業で、平日登山者の自分には縁が無い。なだらかな下りということもあり、陣馬から再び化繊ジャケットをアウターにしていたが、気温が10℃前後になったのでウインドシェルに着替えた。テラックXジャケットはサーマラップより暑い。
峠で隠れるように咲いていたつつじを発見。
峠で隠れるように咲いていたつつじを発見。
堂所山までの道は珍しく開けている区間。この辺りに陣馬高原下へ降りる分岐があるらしいんだけど、今回も見落とした。
堂所山までの道は珍しく開けている区間。この辺りに陣馬高原下へ降りる分岐があるらしいんだけど、今回も見落とした。
不思議な模様、というか傷がある。なんだろう。伝統に従って「天狗紋」と名付けよう
不思議な模様、というか傷がある。なんだろう。伝統に従って「天狗紋」と名付けよう
前回行って何もなかった堂所山はスルーして先を急ぐ。この辺りは小ピークが幾つもあるが、その全てに巻き道がある。特に標識がない場合もあるので、よく探してみよう。
前回行って何もなかった堂所山はスルーして先を急ぐ。この辺りは小ピークが幾つもあるが、その全てに巻き道がある。特に標識がない場合もあるので、よく探してみよう。
ちょうど12時、景信山に到着。
ちょうど12時、景信山に到着。
見晴らしのいいテーブルでごはん。今日のメニューはカップうどんとお稲荷さん、ゆで卵。
見晴らしのいいテーブルでごはん。今日のメニューはカップうどんとお稲荷さん、ゆで卵。
景信山は都心方面、富士山方面、丹沢方面に広く展望が効くが、自分は丹沢方面がお気に入り。なんだかんだ、来てみれば気持ちがいいんだよな〜。寒さに震えて休憩を切り上げた一年前と異なり、今日は暖かい。
景信山は都心方面、富士山方面、丹沢方面に広く展望が効くが、自分は丹沢方面がお気に入り。なんだかんだ、来てみれば気持ちがいいんだよな〜。寒さに震えて休憩を切り上げた一年前と異なり、今日は暖かい。
今日は丹沢方面も珍しく雲のない快晴のようだ。自分は丹沢であまり天気に恵まれたことがなく、ここに来るといつも様子を伺ってしまう。
今日は丹沢方面も珍しく雲のない快晴のようだ。自分は丹沢であまり天気に恵まれたことがなく、ここに来るといつも様子を伺ってしまう。
1時間のんびりして出発。ここからは急な下りになる。
1時間のんびりして出発。ここからは急な下りになる。
最後の紅葉を発見。
最後の紅葉を発見。
小仏峠到着。
急階段を登り返し、景信山から45分で城山到着。みんなダイヤモンド富士のことを話している。それは何?
急階段を登り返し、景信山から45分で城山到着。みんなダイヤモンド富士のことを話している。それは何?
一丁平までは道の両側に薄が生い茂っている。日が傾いた頃にここを通ると綺麗だ。少し風が冷たくなってきたが、まだまだ暖かく師走とも思えない。登りでは相変わらず腕&裾を捲り上げていた。
一丁平までは道の両側に薄が生い茂っている。日が傾いた頃にここを通ると綺麗だ。少し風が冷たくなってきたが、まだまだ暖かく師走とも思えない。登りでは相変わらず腕&裾を捲り上げていた。
この冬至の時期、高尾からはちょうど富士山の陰に太陽が沈む様子が見られるらしい。はーん。それがダイヤモンド富士か。まだ日没までは1時間以上あるな。
この冬至の時期、高尾からはちょうど富士山の陰に太陽が沈む様子が見られるらしい。はーん。それがダイヤモンド富士か。まだ日没までは1時間以上あるな。
陣馬〜高尾間の一番の難所(というほどでもないが)である階段地獄を超えて紅葉の名所でもあるもみじ平に到着。すでにダイ富士を待つ人々で溢れている。今日くらいの気温なら夕暮れを待つのも苦にならないね。
陣馬〜高尾間の一番の難所(というほどでもないが)である階段地獄を超えて紅葉の名所でもあるもみじ平に到着。すでにダイ富士を待つ人々で溢れている。今日くらいの気温なら夕暮れを待つのも苦にならないね。
高尾山頂もこの通り。せっかくいい時期に着たのだから見ていこうかなとも思ったが、あと1時間待つのはかったるいのと帰りのケーブルカーが混みそうなので辞めた。
高尾山頂もこの通り。せっかくいい時期に着たのだから見ていこうかなとも思ったが、あと1時間待つのはかったるいのと帰りのケーブルカーが混みそうなので辞めた。
15:40、高尾山薬王院に到着。これにて登山終了。お疲れ様でした。なんと前回より1時間半も早いぞ。
15:40、高尾山薬王院に到着。これにて登山終了。お疲れ様でした。なんと前回より1時間半も早いぞ。
最後にゆっくり古刹を巡って下山できるのがいい。改めて見ると高尾山ってやっぱりいい山だな。
最後にゆっくり古刹を巡って下山できるのがいい。改めて見ると高尾山ってやっぱりいい山だな。
ムササビ君と恒例の記念写真を撮ってさようなら。
ムササビ君と恒例の記念写真を撮ってさようなら。

装備

MYアイテム
inaritozan
重量:-kg
備考 【飲料】 VAAM、麦茶、お湯 計1.5L
お湯は丸々手付かず

感想

遠出をするのが面倒だったので、昨年末に続いて近場の陣馬〜高尾を今年の登り納めとした。

昨年は初の冬季登山ということで予想以上の寒さに休憩もままならず(今思えばそれほどの寒さでもなかったが、まだ体が出来ていなかったんだろう)、クタクタになりながらもみじ台前の階段を登った記憶があるが、今年は1時間半のタイムを縮めた上にまだまだ余裕があった。一年間の経験が実感できた。

ちょっと高い山に登って調子に乗り低山への関心が薄れてきていたが、自宅からニ時間以内でアクセスできる山域でこれだけのウォーキングを楽しめると考えれば文句はない。登山を始める前から高尾山は何度も来ていたが、古刹の風情も味いがあり魅力のある山だと再確認した。これからは動植物の勉強もしてみたいので、豊富な自然を抱くここにはさらに足を運ぶ回数が増えそうだ。


寒い時期の手袋の選択がいまいちよくわからず、今回は3組を持ち込んで試してみた。条件は朝方は5℃前後、昼頃からは10℃ほど。風はほぼなく日差しが暖かい。

・一番厚手のワークマンの防風グローブは登山口までのアクセスには丁度よかったが、登り初めてからは暑くてしていられず、昼頃からは気温が上がってきたこともあり薬王院に着くまで出番はなかった。使い勝手はよかった。

・本当に寒い時のオーバーグローブ兼、雨対策として使おうと思っていたモンベルのサンダーパスグローブは使用する場面がなかったが、非常に軽量なので邪魔にはならない。これはしばらく持ち歩いてみよう。

・モンベルの特に変哲もないポリ100%の薄手グローブは比較的長い時間使用した。しかしインナーとしての造りなのか、手の平に滑り止めがなく、トレポがツルツル滑ったのはいただけない。

実は素手でいた時間が一番長く、冬場だからといっていつものメッシュのフィンガーレスを置いてきたことを後悔した。風もあまりない低山の樹林帯の登りではこれで十分なんだな。

【結論】
最低限の手の保護の為に薄手のメッシュを基本とし、稜線の風や雨対策にサンダーパスを持つ。これが今回の条件に限ってはベストだったようだ。


今年は富士山を始めとして谷川岳、男体山など高い山に挑戦できた。前泊登山&山小屋泊も予定通りに経験出来たが、夜間登山は富士山の一回に留まってしまった。富士山はアトラクション的な雰囲気が楽しめたが、何も見えない夜の樹林帯を何時間も歩くのは退屈でストレスが溜まりそうだ。

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
高尾山〜陣馬山 縦走
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
講習/トレーニング 奥多摩・高尾 [日帰り]
高尾山 稲荷山ルートからの陣馬山
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
陣馬山〜高尾山縦走登山
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
陣馬〜景信〜高尾
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
積雪期ピークハント/縦走 奥多摩・高尾 [日帰り]
陣馬山〜高尾山縦走 ナイトハイク
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
陣馬山高尾山縦走ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
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