本山(56/栃百)・半蔵山:そうか、だから宇都宮アルブスなんだ!半袖隊長、ついでの男抱山大展望に仰天
- GPS
- 08:15
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,217m
- 下り
- 1,238m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 8:15
累積標高(上り): 915m /累積標高(下り): 953m
★EK度数:33.875=19.96+(915÷100)+(953÷100÷2)
→→→判定「●EK32〜40未満 日帰りとしてはきつい」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
【参考文献】
分県登山ガイド08 栃木県の山(山と渓谷社/2018年7月版)
47本山(篠井富屋連峰)562m:手軽に縦走のできる宇都宮市健康ハイキング
天候 | 文句なしの晴れ[[wt-clear] |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(注)関東自動車52系統石那田行き710円…平日土日祝共通 【復路】ろまんちっく村BS17201755東武駅前BS東武宇都宮駅18101843新栃木駅18521930南栗橋駅10312018北千住駅20222110地元駅 (注)関東自動車01系統宇都宮駅行き640円…平日土日祝共通 【参考】関東自動車:運賃・経路・時刻表検索サイト ⇒https://www.kantobus.co.jp/route/bus_search.html (注)ICカードは使えず、支払は現金・バスカードのみ。 ▲丱好ードは東武駅前BSの前にあるデーリーヤマザキで購入可。 1復でバス料金が1000円以上になる場合はバスカードの方がお得。 ⇒https://www.kantobus.co.jp/route/pass.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況【】 歩行距離は約20kmではあるが、道路(林道も含む)歩きが下記3ヶ所(約9km)あり、登山道は約11kmのみだが、岩場・急登降・落ち葉がふんだんにあり、歩き応え十分。 ^賣つBS〜こどものもり:約2.1km 兜山取付き地点〜半蔵山取付き地点:約5.7km C吠山登山口〜ろまんちっく村BS:約0.9km 個別の感想は下記の通り。 【榛名山まで】中篠井登山口は伐採作業のため閉鎖中(⇨厳守すべし)にて、展望台を経る尾根直登コースを行く。こどものもり職員に「きついですよ」と言われた通り、中段から上部は手強い岩場の急登が待っている。高尾や表丹沢のように過保護ではないのでロープなどお助け設備は皆無だが、手掛かり・足掛かりは豊富なので(登りに取る場合は)然程の難所ではない。山頂からは奥日光・表日光を一望し、樹間に高原山も望むなど、本山に次ぐ二番目の眺望の好さ。 【男山まで】山頂直下は降りも登りも岩場だが短い。やはりロープなど皆無だが一般レベル。途中で右手・筑波山の眺めあり。山頂では樹木が邪魔して男体山が見えないなど眺望は限定的で眺望の好さは三番目。 【本山まで】この辺になると岩場にも次第に慣れてくる。最後は急坂だが際立った危険箇所もなく山頂へ。展望の好さは宇都宮アルプスの中で最上位。恐らく赤城・武尊から那須方面まで見渡せるのだと思われる。 【飯森山まで】途中で樹林帯歩きになるなど岩場の雰囲気が減って来る。最後に急登が待つも一般レベル。山頂からは羽黒山が梢の間から見える程度。 【高舘山まで】飯森山からの落ち葉が堆積した急坂の激下りは、本コース中、ピカ一の要注意箇所。ピンと張られたロープを補助に使い、足場をしっかりと確保して下りましょう。その後高舘山まではなだらかな縦走路。なお高館山頂からの景色は皆無。 【黒戸山まで】特に問題のない縦走路が続く。黒戸山頂からは梢の間に男体山・女峰山がチラリと見える程度。 【兜山まで】道路歩きを織り交ぜながらの道は特に危険箇所なし。兜山山頂での展望は半蔵山がチラチラ見えるだけ。山頂の岩稜部を周回する道は探検気分で楽しい。 【半蔵山まで】大半が舗装林道歩きで、登山道となるのは山頂直下のみ。半蔵山での眺望は皆無。 【男抱山・富士山(女抱山)まで】下山道に取付き直後で踏み跡を見失い、強引に尾根筋に達した。その後はきっちりと踏み跡が続く。男抱山・女抱山とも山頂から好展望が広がる。特に男抱山は低山ながらほぼ360度のワイドビュー。男抱山から下山路への取付きで間違えないように要注意。 ★水場:なし ★渡渉箇所:なし ★泥濘状況:なし ★蜘蛛の巣 :半蔵山からの下り中腹部で少々 ☆半袖 タイム:榛名山(宇都宮アルプス)登山道取付き地点から下山するまで ★半袖 出会い指数:なし ☆半袖 驚かれ指数:なし ★入山者:男性ソロ1名(本山〜高舘山の間で断続的に一緒に) |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし(コンパス提出) ★駐車場:こどものもり ★トイレ:こどものもり、ろまんちっく村 ★携帯 :基本的に圏内 ★食料調達処:デーリーヤマザキ宇都宮池上店(東武駅前BS横) ★お土産処:道の駅うつのみや ろまんちっく村あおぞら館(農産物販売所) ★酒類調達処:ファミリーマート宇都宮徳次郎店(半蔵山登山口そば) ★飲食店:寄らず ★温泉:ただおみ温泉(500円/10am〜9pm/木曜定休) “沼∋嚇仍蓋のすぐ傍⇔戮魯侫.潺洵ろまんちっく村BSも近い…ので便利 温泉名は温泉を掘り当てた創業者の名前、源泉掛け流し・無色透明、家族経営…ひ孫の兄妹が可愛い…のんびりできます(^^)v http://www.tadaomionsen.com/eigyouannai.html https://onsen.nifty.com/utsunomiya-onsen/onsen001050/kuchikomi/ ★宿泊施設:日帰り |
写真
感想
最初に・・・写真枚数がやたらと多いのですが、拙者の備忘録ですのでご容赦下さい<m(__)m>
前回歩いた多気山・鞍掛山の近くに位置する篠井富屋連峰(通称・宇都宮アルプス)を歩いてきました。
事前に赤線を引っ張ってきたところ、それだけではやや歩行距離が短めで、せっかく長時間と高い交通費をかけて行くのだからもったいない…他に合わせ技で歩く山はないか?
山行計画機能で周囲のオレンジドット線を調べてみると、半蔵山に濃い線がありました。
そしてそのドット線はろまんちっく村方向に伸びています。
そうだ!「宇都宮アルプス+半蔵山」を繋いで歩こう。
すると赤線接続にもなるし…と考え作り上げた計画です。
その後、調べてみると、半蔵山よりも途中の男抱山や女抱山(富士山)の眺めが素晴らしいことが分かりました。
最初はどっちかに立ち寄ればいいかと思っていましたが、こうなると両方です。
それに下山地点のそばに「ただひろ温泉」がありました。
ろまんちっく村の温泉は汲み上げ機械故障で沸かし湯対応ですから、こりゃ、忠弘温泉にどっぷり浸かるしかありません。
宇都宮アルプス・・・ふ〜ん、アルプスね・・・コブ(ピーク)が連続しているからだね・・・なんて軽く考えていましたが、分かりました。
岩場が多い稜線で、山頂直下の登降が急だからなんですね・・・。
特に飯森山からの下りは、落ち葉が堆積した道で足元が不安定で・・・ビビりました。
一方でアルプス最高峰の本山からの眺望は素晴らしいものがありました。
もっと詳しく山座同定できれば・・・と悔しい思いでした。
ついでに登った感のある半蔵山は実に地味な山でした。
しかし男抱山・富士山(女抱山)は期待通りの展望の山(と言うよりコブ)でした。
それにいずれも天辺に至るまでの岩稜帯のスリル。
登山口には「半蔵山」ではなく「男抱山」と書かれている理由が分かりました。
当初はろまんちっく村を15:45に出るバスに間に合ったら、ただひろ温泉に入れないな・・・などと不遜な甘い考えでしたが、下山できたのが16:05でした。
これで次のバス便(17:20発)までゆっくりとただひろ温泉に入ることが出来ました。
家族経営の居心地よい温泉…ひ孫の兄妹(⇒兄はまだ7歳)が受付を手伝うなどほほえましい限りです。
全般を通して見れば、日が短い時期にやや強引な計画だったかなとやや反省です。
実は宇都宮アルプスを終えた時には、半蔵山には行かない方がいいのでは?と頭の中ではグルグルグルグルと時間計算。
もしかしてヘッ電を使うようなことになれば、知らない山中の下り道だし嫌だなと。
まぁ、明るいうちに下山できて幸いでした。
★本山(もとやま)562m:栃木百名山 56座目
★半蔵山(はんぞうやま)502m:無冠 眺望なし
★男抱山(おだきさん):338m 無冠の帝王だが360度の大展望
お疲れさんどした<m(__)m>
コメント
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時間的には半蔵山はパスしてもいいような・・
でも、だからこそ男抱山の展望 が得られたのですし・・
そっか!男抱山の南登山口まで下道で走って
男抱山はピストンすればいいんだ!(笑)
始発電車に乗っても「各駅停車+バス」で、歩き始めるのが9時過ぎですから、日の入り時刻が早い冬場は、どうしてもお尻の時間が気になりますね。
もう1時間、いや30分でも早く出発できれば…と思うことがしばしばです。
男抱山の展望が好いことは、赤線を引っ張った後で、皆さんのレコを見て知りました。
逆のそれを知ってしまったので「行かねば…」となってしまいましたね。
登りに使った道は、地形図の記号から察するに
●山道ではなくて林道ではないか?
●だからそんなに時間は掛からないのではないか?
と踏んでいたら、その通り。
男抱山ピストンの場合は、兜山からの下山路を拙者とは異なりて、中徳次郎BSを目指せば1km程度は短縮できますよ。
隊長
おこんばんは〜🎵
魅力的な欲張りコースですねぇ ( ̄∇ ̄)
私の日光の常宿からも近いし、いずれパクらせてもらいますね (^_^)b
ただ、マイカー利用で宇都宮アルプスもコブコブも両方となると、、、コースどりが難しいですねぇ (;^_^A
そして、ただひろ温泉にも入浴したい(>_<)
お疲れさまでした〜 (´▽`)ノ
今回のコース上で駐車できるのは
●正式にはこどものもり駐車場
●路駐では男抱山登山口(⇒だったら、ろまんちっく村駐車場)
の二ヶ所です。
一気にグルリン・パッとなると、快速ご夫婦だったらどんなルート取りになるのでしょうか?
もっとも日光常宿の行き帰りに、ついで登山でどちらか一つずつ・・・そしてただひろ温泉 と言う手もあるかも。
ただひろ温泉は天井に特徴(半透明)があって、とても明るいです(⇒晴れていれば)。
でも温泉特有の入るとムッとした感がなくてさっぱりしていますよ。
隊長
yamabeeryuさん、おはようございます。
宇都宮アルプス、ご当地アルプスの一つですね。古賀志山あたりのことかと思いましたらその北の方なのか〜。スケールは小さくとも、岩場あり、急登降あり、展望ありで、っぽさはありますね 。
それにしても、絶好の展望ハイクでしたね 。先週末栃木方面遠征をボーンヘッドで逃しましたので、栃木の山々の展望机上登山で楽しませてもらいました 。
ちなみに本山からの展望、塩原山の東には男鹿山塊・那須、塩原山〜日光の間には県境稜線、男体山の左肩の日光白根から皇海・袈裟丸連峰、最左が赤城までズラリ!皇海の右側には武尊山が頂部を覗かせているようです。素晴らしい!
PS 男抱山も良さげですが、親父としてはちょっと名前に躊躇が・・・・
何とかご当地アルプスは、最近もなお増殖中と聞きます。
町興し、地域振興、観光案内…の手段としても利用されていますから。行ってみると、アルプスよりトレイルじゃないの?ってところも多数です。
宇都宮アルブスの場合は、篠井富屋連峰という立派な本名があることからして、その資格をともなう山容でした。
ご指摘のように、こっちからあっちまで、見え過ぎちゃって困るの
地図を見て、きっと、これもあれも見えているのだろうけど、どれがどれやらさっぱり
ぱっと見て分かるのは、奥日光の三座と高原山ぐらいでした。
男抱山、きっと何らかの発音が転じたのでしょうね。
相方の富士山を女抱山と言うのは、後世に男女セットものにしたのかも。
もっともなぜ富士山なのか?富士山のような山容(独立峰あるいは裾)なのか?も確認できませんでした。
半袖隊長
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