年納めはいつもの硫黄岳
- GPS
- 04:18
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 871m
- 下り
- 896m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は圧雪、チェーンスパイクとストックで終始大丈夫でした。 今後深雪やアイスになるとアイゼンが必要かと思います。 |
写真
感想
毎年年の瀬は硫黄岳に登っている。ところがいつも山頂の天候は悪く眺望恵まれず下ってオーレン小屋まできてから晴れると言った状況が続いていた。
今年はこのところの厳しかった寒波もすぎ、昨日から天気も良くなってきて、今日こそ山頂で素晴らしい眺望を期待できると思った、それに今までのことを考えて少し遅く出発することにした。
桜平付近の駐車場は一番上の下はほとんど車は駐まっていなかった。たぶん林道が圧雪になっており遠慮されたのだろう。特に沢を越えて一気に登る場所は雪の下はアイスバーンかと思う程、見ただけで車が登っていきそうにもない位だった。途中で止まらないようエンジンの回転をあげ気味にビクビクしながら登ってきた。
この日の平地での気温はマイナス7°から8°と寒中並みの寒さだった。桜平の駐車場で温度計を見ると-15°ほどだった。これに山頂付近の風を考えるとかなり寒くなるのではと思い冬靴にダウンの様な化繊のミドルウェア、下も3枚重ねてとしっかりと防寒対策をして出発した。ただアイゼンはザックに入れてチェーンスパイクにストックといつものこの時期のスタイルだった。
駐車場から夏沢鉱泉-オーレン小屋、ヒュッテ夏沢まで誰にも会わず静かな山歩きだった。
ところがヒュッテ夏沢まで来ると硫黄岳から下ってくるたくさんの登山者に会う。
何処から来たのか聞きたかったが、皆さん完全装備でピッケルと前歯のアイゼンとこちらが恥ずかしくなってやめた。
ヒュッテから少し風も出てきて顔が冷たかったが、ゴーグルやバラクラバまでは必要なかった。硫黄岳にしては微風といって良いくらいだった。それでも雪や岩で足取りは遅くなって一歩一歩かみしめるように登って行った。
自分の後ろには青空が広がっていたが、進む上空は高曇りの薄雲が広がっていた。
それでもいつもの年末登山に比べたら上々の好天だった。
山頂ではガスもなくしばらく360度の眺望を楽しんだ。
ここは地理的に富士山が見れないのが唯一の残念な所だが、雪雲が残る北アの北部以外はすべてくっきり見ることが出来た。
ようやく眺望に恵まれた年の瀬の硫黄岳の山頂だった。
帰りはさらに天候に恵まれ、森に穏やかな優しい日差しが降り注ぐなか気持ちよく下ってこれた。最後はほっこりした気分で山行を終えることが出来た
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