大菩薩嶺(〜熊沢山)
- GPS
- 06:29
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,381m
- 下り
- 1,445m
コースタイム
0910丸川峠〜1030大菩薩嶺山頂〜1120大菩薩峠〜
1145熊沢山〜1255上日川峠〜1345丸川峠登山口〜
1415大菩薩の湯
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
出張と結婚式出席を兼ねてまたまた関東(甲信)遠征。
前日、礼服に雪山装備のガチリュックで結婚式会場を後にしてから、
東山梨のホテルまでたっぷり3時間。
もう少し安かったら「かいじ」乗るんだけどな〜。
朝はコンビニで朝ごはんと昼ごはんを調達し、これまたたっぷり30分歩いて東山梨駅へ。
隣の駅の塩山から、貸切状態の大菩薩登山口行きのバスに乗り、
30分揺られたら、ようやく登山スタートです。
まずは丸川峠登山口までてくてく車道歩き。
登山口近くはしっかり雪が残っているものの、とりあえずクランポンを着けずに進んでみる。
案の定、日が差す場所は雪がなくなっていて、完全に地肌が見えている状態。
クランポンの歯がガリガリなるのもイヤなので、頑張ってこのまま行くことに。
日陰にはガチガチのアイスバーンがあったりして、なかなか難しい登りでした。
いつものように登りはそれなりにハイペースでしたが、
ハイペースで登る→前の人に追いつく→前の人が止まる→追い抜いたらしばらく休めない→
ハイペースで登る→前の人に追いつく→前の人が止まる……、
というのを3回くらい繰り返してしまい、結局、休憩なしで丸川峠まで行くハメに。
初っぱなからめちゃくちゃしんどかったです。
丸川峠でじっくり休み、クランポンを装着したあと、山頂を目指します。
それまでの登りに比べるといくぶんかラクですが、
クランポンの調子がどうも思わしくない。
というのも、このスノーポン用クランポン、スノーシューとして使うときと、
クランポン単独で使うときで、靴に付ける位置が違うのです
(スノーシューのときはやや前、単独のときはやや後ろ。
スノーシューとして使う場合、靴の後ろはスノーシューの歯を使うのでそうなる)。
どちらでもポジションでも使える=最適なポジションがない、ということで、
靴の後ろ側に着けていても、気付くと前に寄ってくること数度。
足が痛くなるほど固定すればずれなくなりますが、それもなあ……。
あらためて道具の難しさを実感しました。
スノーシューとして考えた場合は、クランポン部分が外せるため、
省スペースで持ち運びしやすいのは利点ですけどね。
まあ今回はかんじき部分の出番はありませんでしたけど。
さて、そんなこんなで山頂に到着。
百名山とは思えないような地味な場所ですが、意外に人が多かったので賑やかで良かったです。
また、当日は天気よく、日差しも強かったのものの、まだ午前中だったこともあってかなりの寒さ。
普段登っている山は1000mそこそこで、そのくせ雪は多いので、
雪があまり残っていないのを見るとどうしても温度感覚がズレてしまいます。
たしかに2000m超で雪が多かったら、簡単に登れる山じゃないか……。
山頂でちょっと小腹を満たして、凍りかけのお茶を飲んだら、
手袋をはめて(それまでははめてなかった)、登山では初のダウンも着こんで稜線歩きに。
雲ひとつないくらいの晴天と強烈な日差し、そして巨大な富士山と
美しい南アルプスの山々を堪能しながら、クランポンで岩をガリガリ言わせて進みます。
欲を言えばもうちょっと雪が欲しかった……、けど、これだけ天気がよかったら贅沢は言えませんね。
ほどなくして山頂より数倍立派な大菩薩峠に到着、ここで大休憩します。
凍りかけのおにぎり(!)を食べ、同じく凍りかけのヴァームウォーター(濃すぎた……)を飲んあと、
30分で往復できる熊沢山まで、荷物を置いてピストン。
山頂がどこかわからないほどの山だと知っていたら、
そのまま石丸峠周りで下りても良かったんですけどねぇ……。
もうちょっと登り甲斐がある山かと思ってました^^;
さて、大菩薩峠からは、福ちゃん荘を経て上日川峠まで。
道はしっかり整備されて広いですね。
さすがに標高が高いので雪は残ってますが、細かく何度も溶けて凍ってを繰り返してそうで、
どちらかというと雪渓歩きみたいな感じ。クランポンをザクザク
突き刺しながら下ります。下りだったら前にズレないんだけどなあ。
上日川峠でクランポンをはずしたら、あとはほぼ一気に下ります。
丸川峠の分岐に着いたころには相当暑くなっていました。
大菩薩登山口のバス停で、ちょうどいいバスがないと思いこみ、
仕方がないのでお風呂にでも入るかあ、と大菩薩の湯まで行きましたが、
そこで周りの人に聞いたら、30分後くらいにバスが来る模様。
微妙な時間だったので、お風呂はあきらめて、バスを待つことにしました。
なお、この間、半袖1枚で過ごせるほど暑かったです。
さて、ここまでは登山ですが、ここからは、
大菩薩の湯〜(バス)〜塩山〜(中央本線)〜大月〜
(中央線快速)〜八王子〜(横浜線快速)〜新横浜〜(新幹線)〜京都
という大移動帰宅。塩山からの距離で行ったら塩尻経由<身延経由<新横浜経由ですが、
一番早いルートは新横浜経由。しかし片道600kmて……。
リニアができたらちょっとは早くなるかなあ、と思いつつ、
結局、登山時間とほぼ同じ約6時間かけて、家にたどり着きました。
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