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Yamareco

記録ID: 1691672
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

鳳凰三山

2018年12月31日(月) ~ 2019年01月01日(火)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
15:42
距離
16.5km
登り
2,168m
下り
2,178m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:34
休憩
0:26
合計
5:00
距離 5.4km 登り 1,353m 下り 38m
9:27
136
11:43
11:46
29
12:15
12:38
109
14:27
2日目
山行
8:10
休憩
0:46
合計
8:56
距離 11.1km 登り 839m 下り 2,143m
5:47
57
6:44
34
7:18
7:41
32
8:13
8:15
39
8:54
8:56
16
9:12
9:13
39
9:52
9:53
39
10:32
10:46
105
12:31
12:32
18
12:50
12:52
111
鳳凰小屋から鳳凰小屋分岐、しっかりトレースがあって、歩くのは全然問題なさそうだったんですが、12本爪が重くて足が上がらず、休み休み登りました。1時間よりもっとかかったように思えます。急登より雪より、アイゼンの重さが・・・。
なので、観音岳から先は、ずっとチェーンアイゼンで通しました。12本爪って1キロくらいはあると思うんだけど、今の私には重過ぎました・・・。チェーンアイゼンだと、まだ歩ける感じなので、わりとコースタイムで歩けているかと。気象条件によるので、いつもチェーンアイゼンで行けるとは限りませんが、チェーンアイゼンで行けて良かった……
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
韮崎駅-御座石温泉往復は御座石温泉にお願いしました。6千円×2+手数料(電話代)が200円。
コース状況/
危険箇所等
・今年は雪が少ないそうです。
・お正月休みで、降雪後にたくさん人が入ってくれたおかげで、トレースはばっちりでした。急登にはステップが切ってあるところもあり、先行者の方々に感謝。
・御座石温泉には雪はありませんでいたが、そこから燕頭山までは「雪はさほどではないけれど、氷になってる箇所や雪道も所々ある」という冬山あるあるコースになっています。
・鳳凰小屋から観音岳へのショットカット、一番最初にホームセンターで売ってるような、2、3メートル程度のはしごがあります。梯子の桟が半ば雪に埋もれていました。
・地蔵岳からの下り、アイスバーンにはなっていませんでしたが、薄く雪が積もった急坂で、掴まるところもありません。山小屋でいっしょになった人は「チェーンアイゼンしかなくて怖かった」と。
・鳳凰小屋の水場の水は出ていました。

その他周辺情報 評判の悪い御座石温泉ですが、今回もキレイでした。私の前に少なくとも3人組が入っているのですが、うわさに聞く髪の毛等はなし。洗面器にはお湯が張ってあったのですが、ひょっとしたら女将が洗面器も綺麗にしてくれたのかもですね。
お風呂のお湯は熱かったのですが、お風呂場は寒く、カランのお湯が中々暖まらないほど(笑)で、脱衣場も寒い。でも、お風呂から出たら、おコタに呼ばれました(笑) 寒いからいらっしゃいって。あの広い建物に私と女将二人だけなんですよね。(コスト的に全館暖房なんか入れられるわけがない。)
まあ、世界のどこ行っても、美味しいクロワッサンを朝食に食べないと気が済まない類いの人には向かないとは思います。
登っていくと八ヶ岳が見えます。
2018年12月31日 11:10撮影 by  SH-M04, SHARP
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12/31 11:10
登っていくと八ヶ岳が見えます。
燕頭山。ここ好き。
2018年12月31日 12:14撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
12/31 12:14
燕頭山。ここ好き。
燕頭山山頂。
2018年12月31日 12:16撮影 by  SH-M04, SHARP
12/31 12:16
燕頭山山頂。
裏地蔵岳。オベリスクが見える。
2018年12月31日 12:44撮影 by  SH-M04, SHARP
2
12/31 12:44
裏地蔵岳。オベリスクが見える。
駒ケ岳かなあ。
2018年12月31日 12:45撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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12/31 12:45
駒ケ岳かなあ。
途中に富士山の見える見晴台。
2018年12月31日 14:04撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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12/31 14:04
途中に富士山の見える見晴台。
手前には雪。
2018年12月31日 14:05撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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12/31 14:05
手前には雪。
水場。ここだけ凍ってない。不思議。
鳳凰小屋から徒歩30秒でも、寒いのでこれすら辛い(笑)
2018年12月31日 14:32撮影 by  SH-M04, SHARP
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12/31 14:32
水場。ここだけ凍ってない。不思議。
鳳凰小屋から徒歩30秒でも、寒いのでこれすら辛い(笑)
翌朝、トイレで引き返すわ、アイゼンの重さゆえか足が進まないわで、とうとう日の出に間に合わず。稜線に出ると朝焼けの北岳が。もっと先に行かないとーと思いつつ、美しさに負けて撮影。朝焼けなのに夜空が残る空、この空が綺麗なんだよね。
2019年01月01日 06:46撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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1/1 6:46
翌朝、トイレで引き返すわ、アイゼンの重さゆえか足が進まないわで、とうとう日の出に間に合わず。稜線に出ると朝焼けの北岳が。もっと先に行かないとーと思いつつ、美しさに負けて撮影。朝焼けなのに夜空が残る空、この空が綺麗なんだよね。
日が昇り、朝日をうけて赤く輝く地蔵岳。
2019年01月01日 06:54撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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1/1 6:54
日が昇り、朝日をうけて赤く輝く地蔵岳。
日の出には間に合わなかったけれど。金色の空を背景に富士山のシルエット。
2019年01月01日 07:14撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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1/1 7:14
日の出には間に合わなかったけれど。金色の空を背景に富士山のシルエット。
観音岳より。
2019年01月01日 07:26撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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1/1 7:26
観音岳より。
これも観音岳より。
2019年01月01日 07:27撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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1/1 7:27
これも観音岳より。
ああ、日の出撮れなかった・・・。日の出の一時間後、7:42撮影。
2019年01月01日 07:42撮影 by  SH-M04, SHARP
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1/1 7:42
ああ、日の出撮れなかった・・・。日の出の一時間後、7:42撮影。
せっかくなので、薬師ヶ岳へ。山標と北岳。
2019年01月01日 08:15撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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1/1 8:15
せっかくなので、薬師ヶ岳へ。山標と北岳。
撮ってなかったので、戻ってきたときに撮影(笑)。観音岳山標。
2019年01月01日 08:54撮影 by  SH-M04, SHARP
1/1 8:54
撮ってなかったので、戻ってきたときに撮影(笑)。観音岳山標。
2019年01月01日 08:54撮影 by  SH-M04, SHARP
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1/1 8:54
風が強くて寒くて、頭痛くなってきて、ここで地蔵岳通らないで鳳凰小屋へ戻ろうか迷った。がっ。ハードシェルのフードがうまく被れてなかったのだった。(おいおい死ぬぞ) かぶり直したら、頭痛いの治まったのでGO!
2019年01月01日 09:33撮影 by  SH-M04, SHARP
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1/1 9:33
風が強くて寒くて、頭痛くなってきて、ここで地蔵岳通らないで鳳凰小屋へ戻ろうか迷った。がっ。ハードシェルのフードがうまく被れてなかったのだった。(おいおい死ぬぞ) かぶり直したら、頭痛いの治まったのでGO!
御座石温泉の女将さんは、富士山が一番、北岳が二番、間ノ岳が三番といってました。二番と三番が良く見えます。ここも鳳凰小屋分岐のあたりです。
2019年01月01日 09:33撮影 by  SH-M04, SHARP
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1/1 9:33
御座石温泉の女将さんは、富士山が一番、北岳が二番、間ノ岳が三番といってました。二番と三番が良く見えます。ここも鳳凰小屋分岐のあたりです。
はいはい、地蔵岳。お地蔵さまのところまで行きたいのだけど、寒さっつか強風にどうでもよくなる。
2019年01月01日 09:57撮影 by  SH-M04, SHARP
1/1 9:57
はいはい、地蔵岳。お地蔵さまのところまで行きたいのだけど、寒さっつか強風にどうでもよくなる。
でも、お地蔵さまの眺めてる下界は写真に撮っておく。
2019年01月01日 09:57撮影 by  SH-M04, SHARP
1/1 9:57
でも、お地蔵さまの眺めてる下界は写真に撮っておく。
お世話になった鳳凰小屋。正面から撮るの忘れて、気がついたとこで振り返って撮影(笑)
戻ってきたとき「おかえりなさい」って言ってもらえて、すごくうれしかった。そしてここがないと冬に鳳凰は行けない。感謝。
2019年01月01日 10:47撮影 by  SH-M04, SHARP
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1/1 10:47
お世話になった鳳凰小屋。正面から撮るの忘れて、気がついたとこで振り返って撮影(笑)
戻ってきたとき「おかえりなさい」って言ってもらえて、すごくうれしかった。そしてここがないと冬に鳳凰は行けない。感謝。
後は雪道を楽しみながらゆっくり。(疲れててゆっくりしか行けない)
2019年01月01日 11:05撮影 by  SH-M04, SHARP
1/1 11:05
後は雪道を楽しみながらゆっくり。(疲れててゆっくりしか行けない)
甲斐駒またね。
2019年01月01日 11:58撮影 by  SH-M04, SHARP
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1/1 11:58
甲斐駒またね。
だんだん下界が近づく。
2019年01月01日 12:04撮影 by  SH-M04, SHARP
1/1 12:04
だんだん下界が近づく。
お正月だからお供え?猿田彦大神のとこで。
2019年01月01日 12:54撮影 by  SH-M04, SHARP
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1/1 12:54
お正月だからお供え?猿田彦大神のとこで。
カモシカに会いました!まんま「もののけ姫」のシシガミさま。
実は行きにもあったのだけど、その時はピンボケでしか撮れなくて。
近づいても逃げないのだけど、逃げなさ過ぎて登山道からどいてくれない。あまり近づくと危ないので、しばらく待機。向うもご飯なので、こちらも行動食食をぱくぱく。
2019年01月01日 14:07撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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1/1 14:07
カモシカに会いました!まんま「もののけ姫」のシシガミさま。
実は行きにもあったのだけど、その時はピンボケでしか撮れなくて。
近づいても逃げないのだけど、逃げなさ過ぎて登山道からどいてくれない。あまり近づくと危ないので、しばらく待機。向うもご飯なので、こちらも行動食食をぱくぱく。

装備

個人装備
長袖ウールシャツ 長袖ウールインナー ハードシェル ウールタイツ ズボン 靴下 オーバー手袋 ウール手袋 インナー手袋(ウール) 予備手袋・靴下 ダウン フリース 目出帽 帽子(ポリエステル) ゲイター ネックウォーマー 冬用登山靴 ザック 12本爪アイゼン ピッケル チェーンアイゼン 行動食 非常食 テルモス(お湯500 ml) 地図(地形図とハイキング地図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め リップ 保険証 スマホ(GPS) 時計(高度計) サングラス ストック カメラ ゴーグル 温泉セット モバイルバッテリー 使い捨てカイロ
備考 <防寒>寝る時に足元が冷える感じでした。山小屋の中ではずっとコタツに入っていました。予備靴下(全く同じもの)を重ね履きするかどうか悩みながら寝ました。
<行動食>ジェル状のアミノバイタルを稜線へ持っていったのですが、ハードシェルのポケットに入れておいたら凍りました。

感想

12本爪重っ!
日の出がぁ〜

感想はこの二つがせめぎあってる。
何度も12本爪は使ってるのに、今回そんな急登だったかなあ?
でも体力作り最近怠っているし、ちゃんとやれってことかもしれない。
(なので、今日は朝ジョギングしてきた。三日坊主一日目か?)

それ以外にも反省は多い。
まあいろいろ。

この時期に鳳凰小屋に来た人たちは、さすが!な人たちで、
そっちからも「私はまだまだだなあっ!」って思いましたですよ。

そうそう、年越しだからって何かイベントがあるかもしれないからってケーキ持ってきてくれた人がいて、
えらいなあってそこも感心。
(私もなにか持っていけるようになろう)
彼女は厳冬期にテント担いでくるわ、勉強もしているわで、
私ももうちょっとがんばろうっって思った。

まあ、自分の体力をきちんとはかりつつ、無理のない範囲で目指す・・・つもり。


✳追記
テント泊のお姉さんが持ってきてくれたケーキ、「美味しい」って誉めたら、残ってたのをプレゼントしてもらいました(;゜∇゜)。翌日実家に集まったので、皆でいただきました。(*´∀`) あのときのお姉さん、ありがとうございました。


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