槍ヶ岳ー新年お祝いの初滑り
- GPS
- 12:00
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 2,277m
- 下り
- 2,263m
コースタイム
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 2:46
- 合計
- 12:01
天候 | 晴れ 出発の駐車場で−8度無風 槍山頂 −13度 風15m/s |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ゲートからスキーが出来る雪十分ある トレスあり しかしワカンのトレースなのでスキーにターンが多い。部分的に(特に上の方)自分のスキーに会うトレースを作った 沢の方ほとんど良いパウダー雪 2900mより固い雪、そこからアイゼン(そこまで全てスキーで登った) |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
数年前から槍ヶ岳の南西にある飛騨沢を滑りたかった。
年初の休みの金曜日で丁度天気が良さそうだったので二日前にトレランの仲間のKさんに声掛けた、彼の知り合いのPさんがその日も時間あったので一緒に来ることになった。三時ごろ車で二人を拾って東京を出って8時無事に新穂高温泉の駐車場に着いた。テントを設置して、夕飯で家から持ってきたソセージと水菜のうどんを食べた。それからシールを板にあらかじめに貼って、ビールを飲んで10時に点燈。
目覚ましは1時、3時間しか練ってないけどちゃんと休んだ、やる気バンバンで準備、テントの片ずけ出発。
林道のゲートを2時20分出た、空に雲一つもない、月がないから星がはっきりみえる。日本に寒波が来てるので空気がかなり冷え込んでるけど風がないから動けば寒くない。しかし止まるとすぐ冬登山と春のスノーハイクの違いを感じる。トレースがあるので林道でずんずん進む、Pさんとbi75はスキーなのでスノーシューのKさんが駆け足で頑張ってる。穂高平小屋を通って、白出沢出合で林道の終点になります、そこから滝谷までアップダウンが繰り返すみちワカンのトレースなのであまりスキーに向いってない。6時前にまだ暗い時に槍平小屋に着く、これからさき本格的の登りが始めるからしっかり休憩する。雪を溶かして、紅茶作って、ゆで卵とクロワッサンと一緒に飲む。
小屋を出た時にも明るかった、テント一個有りました、あんなに良い天候で他の人がいるでしょう。ここからアップダウンもない、一気に残りの1200メートル登る。ルートは木が少なくなった広い飛騨沢に入る、しばらくしたら植物も無くなる、沢がどんどん登ると右に曲がって飛騨乗越が見えって来る。他の登山者があっちこっち登ってる。斜面が想像してたほど険しくないけど30〜40センチの良いパウダーが有るので、滑りが楽しそう。稜線に近づくと風がどんどん強くなる、2900mで今までずっと良い質の雪が急に固い雪に変わる。無理にスキーで行く意味ないので板をデポすることにします。ヘリの音がしばらく聞こえます、なんかあったかな?アイゼンに履き替えって、飛騨乗越にすぐに着きます。西側の景色は凄い。
間も無く肩の小屋で槍が目の前に立ってる、風がだんだん強くなるのでザックを置いて頂上に向かいます。槍は何回も来たけど冬は始めて、足場は雪、固い雪、アイス、石、はしごの組み合わせ。去年、20年お世話になったアイゼンを買い換えた、初めてこの新アイゼンを使いました、とても良い感じ😀。もう山頂、真っ白の世界、完璧の360度のパノラマでシャッターが止まらない。三人とも上まで来れて良かった!!記念写真撮ったら、岐阜側からヘリがまた来ました、北鎌尾根に向かってる、ゆっくり尾根に近づいてるから救助に見える。よく見たら、尾根に赤いジャケットの登山者が見える(実際は後で検索したらこの事故だった、https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20190104/1010007128.html 助けって良かった)。
下山で事故に合わない用に、気を付けって肩の小屋まで降ります。荷物を拾ってスキーの板まで行って今日の重の目的の滑りに準備します。今冬の初滑りなので興奮!
良い、どん!
やはり雪が良い、笠ヶ岳の前に広い沢で三人ともスムースに連続ターンで滑る。最高!!
疲れた足で3000m近いのスキーはゼイゼイになるけどすぐ1000mの標高差を下る、も山小屋。あと言う間でした!
まだまだ長い道降りなきゃ、ちょびっと食べってまた出発。朝早く暗い時で登ったのは結構ありました。特に滝谷小屋と白出沢の間スキーを背負って終わらない感じでしたけど、その後林道で楽にスタート時点まで滑れる。往復丁度12時間、三人とも無事に変えて来て良かった。
新穂高温泉に体を回復させてから東京に戻ります。
Kさん、Pさん,有難う、また行きましょう!
こんにちは。
素敵なレポートありがとうございました。
ところで、同日に涸沢岳西尾根に赴いたのですが、右俣林道のどこかで、緑色の山タオルを落としてしまいました。
どこかに落ちていませんでしたか?
くだらないコメントで申し訳ないです。
実際はkagoru-dakeさんの奥穂高岳までのレポートを読んでいました、憧れのルートで1日で凄いです!ご参考にさせて下さい。
緑色のタオル有りましたよー林道に右手の山側雪の中に落ちてた。どうしようかと迷ったけど最終的に落とした人が帰り道で見つけると思って置いた。帰りに無かったから誰か拾ったと思います。
私達は駐車場でテント泊まりしてたので、12時頃に車のライトを見ました、恐らくそちでした。
金曜日は本当に良い日でした、冬山と思えないぐらい天気良かった!
奥穂まで何人ぐらいが登った?
またどこかで会うかも、気を付けて。
早速お返事ありがとうございます!
そして自分のレポート読んで頂きありがとうございますm(_ _)m
本当に素晴らしい1日でした。
奥穂高岳まで行ったのは自分含めておそらく4パーティかと思います。
その内一人は単独でしたが吊尾根から歩いてきた縦走者でした。コンディション抜群の素晴らしい山行だったのではないでしょうか。
その内どこかで出会うかもしれませんね。お互い安全かつ楽しい山行をしましょう!!
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