根子岳
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- GPS
- 03:15
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 773m
- 下り
- 756m
コースタイム
- 山行
- 2:45
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 3:09
天候 | 晴れ後快晴 微風・無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ゲレンデから山頂までずっと雪は繋がっている。雪質は良く粉雪だが、全般的に積雪が少なく、藪の出ているところも多い。このためか、スノーキャットも山頂直下付近まで運行していない。 |
写真
感想
ようやく今シーズンの初滑りに出掛けられた。どこへ行こうか迷ったが、最初はやはり安全なツアーコースのある根子岳にした。リフトが動き出してからでは混みそうな気がしたので、例によってリフト稼働時刻前からシールで登り始める。体を慣らす意味を込めて、使わないだろうとは思ったがアイゼンやクトーなど、山スキーの道具一式もザックに詰め込んだ。歩き始めて直ぐ久々のシール登高で息が上がる。気温は低く、歩き始めは指先が痛いくらいだったが、15分もすれば体が温まる。風が弱いので冬山完全装備では暑く感じるほどだった。シェルのジッパーを上げ下げして調整する。リフト終点付近で立ち止まり先を見ると雲の流れが速い。山頂付近は風が強いのだろうか。ここから先もまだ整地してあり、スノーキャットも待機してあった。先に進み避難小屋付近までくると整地が終了していた。この先雪が少ないということだろう。実際にこの先は下草が出ている所が多かったが、場所を選べば登りも下りの滑りも何とかなった。それよりも時折雪の薄い所で藪を踏み抜いてしまうことがあり難儀した。スキーにシールを張って登ったのではまったり落っこちたりはしなかったが、やはり雪不足と感じた。標高が上がると冷たい風が通るようになり、暑さは当然感じなくなる。止まると寒いので写真を撮影する以外はなるべく歩く。そしてお待ちかねのモンスターが現れるようになる。いい感じに太ってきているし、今日は天気も良いので写真映えする。丸々と太った真下を歩くとき雪が落ちてきて雪まみれになるがこれもまた楽しい。出発から2時間強、時々ラッセルもあったが無事根子岳の山頂に到着。登山者もスキーヤー誰もおらず貸し切り。早起きしてリフトが動き出す前に出てきて良かった。天気快晴で山頂からはお隣の四阿山や近くの浅間山をはじめとして、北アルプスの山々も見られた。ここ数年は根子岳は天候の悪い日ばかりに来ていたので、これだけ視界が得られたのは久し振りだと思う。以前いつ好天の時に来たのか思い出せない。しばし座って休憩するがさすがに寒く、適当なところで切り上げて滑る準備を始める。何せ今シーズン初なので、シールを剥いだりしまったりにまごつく。しかもヘルメットを忘れていた。ツアーコースだと思って気が抜けていたのかもしれない。30分ほど山頂付近に休憩と準備のため滞在した後滑り始める。雪質は良いが、やはり藪が気になる。もうふた降りくらいあればかなり快適ではないか。それでも雪質は全般に粉雪で軽く滑り易い。氷がないのが何より。なかなか登山者やスキーヤーと合わなかったが、さすがに好天の土曜日なので、下り始めると続々スライドするようになった。なるべく雪の多いところ、雪質の良さそうなところを選んで滑り、整地エリアまで戻る。あとはもう消化試合みたいなもの。シーズン初のスキーなので足が攣りそうになるがなんとかこらえてゲレンデまで戻る。ゲレンデは学校のスキー合宿なのか、ゼッケンを付けた中高生と思しきスキーヤー多数。ここのゲレンデの雪質はいつも堅くて氷みたいなことが多いのだが、今日も場所によりそんな感じだった。
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