(愛媛)秋の手箱山
- GPS
- 05:50
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 517m
- 下り
- 517m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰りは、土小屋から面河に降りて、R494号を経由してR11号に合流。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道は良好。 |
写真
感想
【山行No 336】
※地方祭りの関係で4連休なのだが、あいにくと信州も関東、上越方面も秋雨つづきで天気が悪い。
もともとは上越方面の山に行く予定だったが、雨ではしょうがないので、
近場の山に日帰りで行くことにした。
・朝起きると、すかっとした秋空が広がっていて、登山日和だ。
R194号から瓶が森林道に入る。瓶が森林道沿いの森は、パラパラと紅葉が始まってきているが、例年より少し遅いか?
瓶が森林道より、谷を隔てて、今日の目的の手箱山がくっきりと見えている。
10:10-20 土小屋
・平日にしては驚くほど車が多い。
・さっそく筒上山への道に向かう。皆さん、石鎚山が目的なのか?この道は人影も少なく、静かな道だ。
11:00-10 丸滝小屋(気温=15℃)
・休憩していると、上空をチョウゲンボウらしき小型のタカが飛んでいるのを見かけた。
・ここからはいよいよ期待していたブナの森に入る。
しかし、思ったような黄葉はなく、まだ葉っぱは緑色をしていた。ちょっとがっかり。
だが、大きな森の中を一人、ぶらぶらと歩くのは気持ちがいい。
12:10-20 筒上別れ(手箱越)
・また小休止する。筒上山を見上げると、頂上の北面は、
灌木がオレンジ色に紅葉しており、まずまずいい色加減だ。
・ちょっと暑いのでTシャツ一枚になって、手箱山へと向かう。
平坦な道をのんびりと歩く。灌木と笹原の道で、紅葉はないが、
高知側の展望もよく、うーん、いいなぁ..と声が出そうな、天上の散歩道。
12:50-13:40 手箱山(標高=1806m)
・頂上に到着。頂上は小さな広場となっており、先客が2名。
今日は、秋にしては日差しが強いが、秋風が涼しくて心地よく、土小屋から持ってきたビールも美味しい。
・南側の展望は、今日はまた素晴らしく、高知側の山々、雨が森、中津明神山、
四国カルスト、不入山などが良く見え、その向こうには太平洋が広がっている。
太平洋上、秋雨前線の北側の雲列が東西に数百キロも長々と伸びているのも見え、なかなかスケールの大きい眺めだ。
・頂上で昼食ののち、岩の上にごろりと横になると、秋の澄み切った青空が目に染みる。
そういえば、約15年前の秋にここに来た時も、こうやって山頂でごろりと横になったことを、ぼんやりと思い出す。
・焦る必要もないので、帰りものんびりと進む。
14:20 筒上分かれ(手箱越え)
・さすがに秋も深くなり、花も少ないが、林床に、
ハガクレツリフネソウ(薄い紫色の花)や、マムシグサの赤い実などが見られた。
15:20-30 丸滝小屋
16:10-20 土小屋着
・さすがに午後も遅くなったので、残っている車は少ない。
瀬戸内海側は、低い雲海となっていた。
・帰りは、石鎚スカイラインを通り面河に降りてみた。
スカイラインの途中から見る石鎚山は、槍ヶ岳を思わせるような尖峰に見え、なかなか見ごたえがある。
帰路は、R494号を経由して川内町に出てからR11号を行き、帰宅は19時になった。
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