絶景の天狗岳と絶品のビーフシチュー 唐沢鉱泉から周回
- GPS
- 07:53
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 890m
- 下り
- 879m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
minmingさんのピッケルデビューを飾るべく天狗岳を計画しました。
悪天候予報のために先週は天狗岳には行かず赤城山へ。
最初の計画では渋の湯からのピストンを考えていたのですが、
どうも寒波の影響で気温が低いのと風が強そうだったので、唐沢鉱泉からの周回コースに変更しました。
標高差や歩行距離はあまり変わりませんが、
森林限界を超えて歩く時間が短いのでこれも一つ寒さ対策の一環と言う事で。
ただし、唐沢鉱泉の営業は先週で終わっているとの事でしたので、
そこまでの道路状況が気になっていました。
minmingさんの自家用車で移動する予定でしたが、
冬タイヤは履いていますがFFでしたので心配でした。
なので、前日に急遽金属チェーンを調達して万全を期しました。
crabさんとYさんをお誘いしたので4人で前日夜に集合して
諏訪インター付近のネットカフェで仮眠、
5時半頃にネットカフェを出て、7時頃に行動開始出来ればと計画。
別荘地を過ぎると圧雪路の傾斜が強くなり、
とうとう進めなくなりましたのでチェーンを装着、
これで何とか駐車場まで辿り着くことができました。
流石に金属チェーンの効果は絶大ですね。
駐車場は本格クロカンの車が多かったように思います。
チェーンを装着している車は見ませんでしたので、
四駆で冬タイヤなら余裕なのかなー。
チェーン装着と準備に手間取り、
行動開始は7時半過ぎになってしまいました。
まずは西天狗に向かって樹林帯を登っていきます。
最初っからクランポン着けるほどの積雪や凍結は有りませんが
チェーンスパイクを忘れてきたのでツボ足です。
人気の山域なのでトレースバッチリです。
針葉樹の自然林、尾根の北側斜面なのでまだ日が射しませんが、
雪が積もっているので明るく感じます。
1時間と少し登ると尾根に乗るので日差しが明るくなります。
樹々の間から遠くの山々が見えていたので、
今日は遠くまで綺麗に見渡せるかなーと期待していました。
しばらく登ると唐突に展望が開けました。
やはり予想通り、と言うか予想以上の絶景です。
赤岳、阿弥陀岳などの南八ヶ岳の峰々、
北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳などの南アルプスの名峰、
中央アルプス、御嶽山、北アルプスまでが見渡せました。
他の登山者さんも休憩していましたので、ここで暫く景色を楽しみました。
ここが第一展望台かと思ったらもう少し先に展望台がありました。
景色は変わらないのでもう少し先に進みます。
暫く先の第二展望台に到着、少し先の鞍部から西天狗岳へ一気の登りなので、
ここでクランポン装着してピッケルを持ちました。
やはり樹林帯を出ると風が強く吹いています、
気温はマイナス13℃くらい、風速は15mくらいかな、
時折、雪煙を伴って強風が吹き付けてきます。
寒さと強風でペースが上がりませんが、止まると冷えるので一気に山頂まで登りました。
山頂で写真など撮って、あまり長居せずに東天狗岳を目指します。
西天狗岳から東天狗岳へは
一旦、50m程降りて鞍部を通過してまた50mくらい登り返します。
この辺り、強風が間断なく吹き付けてきます。鞍部だから風の通り道なのかな。
寒さのためにあまり会話も無いままに東天狗岳に到着、
写真だけ撮ってさっさと降ります。
中山峠に向かって降りて行きます、岩場が雪に覆われていますが、
積雪が少ないので歩き難い部分が有ります。
樹林帯まで降りて来てほっと一息、強風に吹かれる稜線は過ぎたので一安心です。
ここから一下りで黒百合ヒュッテに到着、お昼ご飯は名物のビーフシチューです、
とろりと柔らかく煮込んだお肉と野菜は絶品でした!
パンもカリッとして組み合わせも良かったですね。
黒百合ヒュッテからは唐沢鉱泉まで樹林帯の下りです、
風の影響も受けないので寒さも感じずに快適に歩けました。
ただ、所々に渡してある金網状になった足場はアイゼンだと歩き難かった。
最後の橋を渡って広い道を降りていくと唐沢鉱泉の建物が見えてきました、
ちょっと時間が遅くなってしまったので温泉は寄らずに帰路に着きます。
意外にも中央道はほとんど渋滞も無くすんなりと帰れました。
ここから備忘録
クロージング
アンダーはモンベルメリノウールEXP
中厚手長袖シャツ
ハードシェル
下半身はモンベルメリノウールEXP
ハードシェル
ビーニーは厚手
第二展望台から薄手バラクラバ
東天狗山頂で厚手バラクラバにチェンジ
グローブはソロイストフィンガーをcrabさんに貸したので
五本指仕様のソロイストを使った。
フリーの手を絶えずニギニギすれば耐えられる。
飲み物は保温ボトルにホットコーヒー500ml、半分飲んだ。
寒さのせいか、歩行距離や標高差の割に疲労が激しい、
年始の赤岳も消耗したが今回もかなり疲れた。
筋肉痛は太ももの裏側とふくらはぎ、どちらも少しだけ。
出発時、唐沢鉱泉の気温はマイナス15℃
西天狗岳山頂でマイナス13℃
帰着時の唐沢鉱泉はマイナス6℃
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