岩手山、屏風尾根から平笠不動尾根(仮称)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,523m
- 下り
- 1,533m
コースタイム
天候 | ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
冬季の屏風尾根は日帰りは無理と判断して、泊まりで出掛ける事にした。2週前よりは雪が締まっているものの、踏み抜きは相変わらずである。数日前に気温が上がったせいで、少し硬く締まった様である。しかし、締まり雪だと思って体重をかけると、踏み抜いてしまうので体力の消費が甚だしい。踏み抜き地獄である。赤倉岳に着いたのが2週前より45分早かったから、歩き易くはなっている様だ。
泊まる予定の平笠不動避難小屋の入口を見たときに、これはダメだと雪洞を掘り始めた。しかし雪洞作りも時間がかかる。なにより近くに小屋があるのに、訓練ならまだしも、小屋の方が快適だ。思い直して入口を掘り始めた。なんとかカンヌキまで掘って、ドアを開けて転がり落ちる様に小屋に入り、今度は中から掘り始めたらなんとか出入りできる様になった。中に入って気がついたが、そういえば屋根裏に冬季入口があった筈。外に出て見てみると、どーやって入るの、という高さに入口がある。
一度荷物を降ろすと、また出て行く気にはならない。でも明日の天気が分からないから、思い切って外に出て、頂上に行く準備をしたが、ガスで頂上は見えず日和ってやめにした。小屋でゴロゴロと水作りで時間を潰す。
翌朝もガスの中だったが、薄っすらと空が見え、これは岩手山によくある頂上の上は青空、のパターンではないか。頂上では陽が差していたときもあったが、下界は見えず、証拠写真撮ったらトットと降りる。さて、最初の計画では、御釜湖を経由して帰るつもりだったが、踏み抜き地獄の予感がするし、距離がちょっと長い。屏風尾根を下るのも、踏み抜き地獄が待っている。平笠不動避難小屋から真っ直ぐ北に延びる尾根(仮称平笠不動尾根)は、巌鷲古道を調べた時に、大した労力無しに登った事がある。北に向かって進めば、必ず林道に出る筈である。そうだ、これを下ってみよう。
途中また岩手大学生の慰霊碑を通る。もう60年前の事故で、どれだけの関係者が残っていて、この碑の存在を覚えているのだろうか。
避難小屋から2時間で岩手山の裾野を横切っている林道に出た。そこから1時間半でフォレストアイに着いたから、積雪期のエスケープルートとして、知っておいても良いだろう。ただし八幡平スキー場の中を歩かなければならないので、変な目で見られるのは確実です。
コメント
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駐車場でお見受けした際より「ankotaさんかなぁ」と、思ってrekaさんと話しながら登っておりました。
流石に健脚でおられますね。
トレースありがとうございました。
私たちも屏風尾根まで歩き同じ尾根を下るか、赤倉直下の尾根を下りスキー場トップに出て林道に出ようかと思いましたが、そこまでも至らず.....
また、次回のチャンスに歩きたいと思います。
コメントありがとうございます。
またニアミスでしたね。というか駐車場で挨拶されましたね。2台それぞれで車でいらした方たちですよね。七滝だけにしては朝早過ぎる気がしました。赤倉岳まで登られたようでお疲れ様でした。
冬の屏風尾根は厳しいです。またチャンスを見つけてトライして下さい。お会いできる日を楽しみにしています。
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