春風舞う冬の仙丈ヶ岳
- GPS
- 27:46
- 距離
- 32.3km
- 登り
- 2,343m
- 下り
- 2,342m
コースタイム
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 4:00
- 山行
- 8:51
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 10:51
天候 | 1日目 快晴 強風 2日目 高曇り後晴れ ただし春霞の様な晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目 だだっ広い河原歩きが約2時間続きます。テープは多数あるので迷う事はありません。と言うか、ひたすら奥に進んで行けば自ずと沢にぶつかります。 角兵衛沢標識辺りから凍結箇所出現。 赤河原分岐から大平山荘までは登りやすく途中でチェーンスパイクを付けて丁度良かったです。大平山荘から長衛小屋、ピークの仙丈ヶ岳までトレースはしっかり。 長衛小屋は水もしっかり出ていました。 テント場は既に区画?されている様な状態でスコップも必要ありませんでした。ただし、重石になる様な物が周りにない為、自分で工夫する必要がありそうです。この日はテントを張る際、強風だった為、少し難儀しました。。 2日目 長衛小屋〜仙丈ヶ岳5合目までは登りやすいです。6合目上部で森林限界に。風が強まります。小仙丈までは時折トラバースをしながら標高を上げていきます。小仙丈からはそこまで広くない尾根上に出ます。地図上でいう2864mの直下の斜度が急な事と、やや硬いアイスバーンの上に雪が乗ってる状態でアイゼンが刺さり辛く、特に降りでは慎重に降りました。山頂前のやや長いトラバースも凍結した箇所がありました。直下はリッジっぽくなっていましたが、積雪が多ければナイフリッジになるのかな?その他は、山頂まで特に危険な所はない印象でした。 |
その他周辺情報 | 仙流荘、さくらの湯など伊奈市街地に出るまでにいくつか温泉があります。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
装備
備考 | スコップ必要ありませんでした。 |
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感想
平日連休をもらい、前から行きたかった冬季仙丈ヶ岳に行って来ました。地蔵尾根も考えたけど、無難に戸台から入山。
スタート地点の河原駐車場には車3台程既にありました。出発してすぐに下山して来た男性から「トレースバッチリなのでスノーシューは要らないですよ。」と有益な情報を頂き、即スノーシューは車に戻して再び出発。
1日目はアプローチだけ。久々のテン泊に胸踊らせながら進んで行きます。この日は日差しが強く、天気も抜群に良かったですが風は強かった様で、麓からも仙丈ヶ岳に舞う雪煙が確認出来ました。
長衛小屋に到着すると先行していた方が1人いました。挨拶を交わしテント設営へ。テン場にも結構風が吹き付けてテント張るのに難儀しました。ビニール袋に雪入れて重石にして何とか張れたけど、明日もこの風だと山頂行ってる時にテント飛ばされないかなと少し不安に。。
まぁ、結果的には何ともなかったけど。
久々のテン泊。ひたすらダラダラしながらラジオ聞いたり音楽聞いたり。夏のテン泊が待ち遠しくなりました。今回、初めて冬用のシュラフを使用。ぬくぬくで全く寒さを感じず。まぁ外気温もこの日はかなり暖かかったのもありますね。うつらうつらしながら1時起床。ご飯食べてコーヒー飲んで3時前に出発。この時期あんまりテン泊出来ないけど、目的の1つはナイトハイク。森林限界から眺める星空と月。その中を歩く非現実感を求めて来たんだけど。。今回は雲が多く星空は全く見えず。小仙丈からの星空ハイクを楽しみにして来たんだけどなー。風は強いんだけど、確かに厳冬期特有の刺す様な風ではなく湿った温かい風だったので気温が高いんだなーと。だから雲が湧いたのかな。仕方ないので先に進みます。夜明け前も雲が厚く、山は焼けません。少し気落ちしながらも山頂到着。
ちょっと写真撮って景色見て寒いので即下山。
高曇りで周りの山々が見えてたのが救いだったなーと。しかし山に雪がない。。北岳ってあんなに岩ゴツゴツだったかなー、まだ2月なんだけどなぁとか思いながら下山。樹林帯に入った位からちょっとずつ晴れて来た。まぁ、いつもの如く下山したら晴れる山あるあるを体現してテント回収して帰りました。でも、目的はナイトハイクだったからいいんだ!と、自分に言い聞かせながら下山しました。久々のテン泊でしたが、何事もなく登頂出来て良かったなー。今期、後一回位はテン泊したいなと思いました。
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