阿弥陀岳 北西稜
- GPS
- 10:42
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,209m
- 下り
- 1,192m
コースタイム
- 山行
- 8:26
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 10:42
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
写真
装備
個人装備 |
●使用
50mダブル2本 アルパインヌンチャク7本 カム#2~0.5 スリング120 3本 60 2本 ●不使用 アイスピトン1 ハーケン3枚 スノーバー2本 |
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感想
以前、残雪期に訪れた阿弥陀岳 北西稜。いずれ雪をベットリまとった厳冬期に再訪したいと言う強い思いから再び阿弥陀岳へ雪稜を楽しみに行ってきました。
雪質を考慮し早朝4時、美濃戸よりアプローチ開始。星空は望むものの月明かりは無く、漆黒が支配する樹林帯に頭上から差す一筋の線の明かりを頼りに進み一般道離脱地点へ。 心配していたラッセルは明瞭なトレースに救われ回避するものの、序盤より急斜面に体力を奪われながら高度を上げ目印である露岩付近で日の出を迎える。
気温は冷え込み手持ちの気温計では-15を指す。露出した肌に痛みを感じながら登攀準備を整え森林限界へ。急な雪稜を登り切ると正面には龍の背の様なナイフリッジから威圧的に聳える岩壁が出迎える。
ナイフリッジの通過。昨夜降雪が有った為かスタンスが不安定な為アイザイレンし抜ける。途中ルーファイをミスしたものの正規ルートへ修正し岩壁取り付きへ。
1P 右にバンドをトラーバースした後階段状のフェースを直上。降雪直後とも有ってか逆に階段状へ雪が乗り、草付か岩か判断が難しく緊張を強いられながら抜け、残置を補強しピッチを切る。
2P ロープスケルは短くトポでは靴箸覆辰討い襪積雪が多くホールドスタンスは確信を持てない中、ランナウト気味に高度を上げる。個人的には核心に感じた。威圧的な岩壁直下でピッチを切る。
3P 岩壁直下から左へ明瞭なバンドを伝いトラバース。
4P ルート上の核心ピッチ。出だし小垂璧を乗越し右上すると顕著な凹角へ。
スラブ状でホールドに乏しいが右上のリッジはアックスのフッキングが良く効、フリーで抜ける。(事実上の登攀終了点)
登攀終了後は急な雪面を上部スカイラインへ目指し高度を上げれば御小屋尾根へ合流し阿弥陀岳のピークへ立ちました。
tanukigoさん、こんにちは!
相変わらず精力的に登られていてさすがですねー!北西稜は行きたいと思いつつ、難易度がやや高くちょっとためらいの気持ちもあり、なかなか行けずにいます(^^;) テクニックより何より、ヒビリのメンタルが最大の弱点なもので…。tanukigoさんのレコを見て、さすがといつも感心しています。
またレコ楽しみにしていますね。
ありがとうございました。
こんばんは,kazukspさん
精力的というより休日、天候が良いとついつい山へ行ってしまいレスト出来ない性分で自分でも困っています
雪のベットリ着いた北西稜は奮闘的で楽しむ事が出来ました kazuksp さんも是非挑戦してみて下さい
私は人一倍ビビりですよ〜 ビビりまくっていますけど取り付くと狸突猛進の様に高度を上げ、毎回なんでこんな事してるんだろうと頭の中を過るのも多々有るものの、無事下山すると次回の山行を計画してしまうんですよね 山というよりも自分に挑戦する事が楽しいのかな〜
コメント有難うございました。休日天候が良ければ山へ行ってきます
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