ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1740087
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西穂独標

2019年02月23日(土) ~ 2019年02月24日(日)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:46
距離
5.9km
登り
628m
下り
639m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:08
休憩
0:01
合計
1:09
距離 1.7km 登り 264m 下り 46m
14:42
14:43
44
15:27
2日目
山行
2:46
休憩
0:44
合計
3:30
距離 4.2km 登り 379m 下り 593m
6:15
23
6:38
6:39
50
7:29
8:00
33
8:33
8:34
12
8:46
8:56
17
9:13
9:14
31
体力的・時間的には雪山ハイクといって差し支えないかと。
ずっと12本爪アイゼン装着でふくらはぎが逝くかと思いました。だからサクサクは歩けない。その上、西穂独標近くの岩場で固まってたら、他の登山者に「下りてるの?登ってるの?」といわれる始末(涙)。独標の下りも遅くて多分後続に迷惑かけてます。まあつまり、それだけゆっくり歩いててこの時間です。
10万を軽く超える冬山装備を揃えるほど山にハマり、12本爪とピッケルを持って西穂独標に来る人ならば、これより遅くはならないのではないかと。
天候 初日は曇りのち晴れ、翌日は晴れ。気温は高山で-5.7〜13℃。この季節にしては暖か。
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
バスタ新宿-平湯-新穂高ロープウェイ(バス)+新穂高ロープウェイ-西穂鷹口(ロープウェイ)の往復。12,240円の奥飛騨バリュー切符を利用。往復交通費と「平湯の森」温泉利用券がついてます。ザックが6キロを超えるとロープウェイは荷物券が必要(往復600円)。
コース状況/
危険箇所等
雪山ハイクでなくPHになってるのは、装備に12本爪アイゼンとピッケルが必須であることと、独標直下は私には危険と感じたからで、それ以外は雪山ハイクと言って差し支えないかと。
全体的にトーレスがしっかりあるので、道迷いはなさそうです。
<西穂山荘まで>危険個所無し。トレースがしっかりあるうえ、数メートルおきに赤リボン付竹竿がさしてあります。
<西穂山荘から丸山迄>危険個所無し。ただし、竹竿はなし。トレースはあります。
<丸山から独標まで>
・幅20センチほどのトラバースになっているところがあり、ご夫婦らしい方がそこを通った直後「やっぱりこの先怖いから引き返そう」と引き返していかれました。
・独標の直下は傾斜が急です。ツアーなのか団体さんがロープ垂らしてました。
・独標への登りの直前、岩を伝って降りたのですが、凍っていて手掛かりがなくなかなか降りれませんでした。前の人も苦戦。が、そこは正規のルートではなかったようです(笑)。反対側にもっと楽ちんなルートがありました。
その他周辺情報 「平湯の森」という完全和風の立ち寄り湯OKの施設が、平湯温泉のバスセンターすぐ傍にあります。
バスセンターから数分で平湯神社があり、その横に萱葺き屋根の民俗資料館(閉まっていて中は見ていない)や足湯があります。中は確認していませんが、お風呂もあります。(写真参照)
木の枝に水滴が凍りつき、花が咲いたよう。
2019年02月23日 14:34撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
2/23 14:34
木の枝に水滴が凍りつき、花が咲いたよう。
1時間ちょっとの距離で、道が迷いようのないほどはっきりしていても、山小屋を見つけるとやっぱりほっとする。
2019年02月23日 15:25撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
2/23 15:25
1時間ちょっとの距離で、道が迷いようのないほどはっきりしていても、山小屋を見つけるとやっぱりほっとする。
夜ごはん。これに、お代わり自由のごはんとみそ汁とお茶が付きます。
2019年02月23日 18:22撮影 by  SH-M04, SHARP
2
2/23 18:22
夜ごはん。これに、お代わり自由のごはんとみそ汁とお茶が付きます。
朝ごはん。ごはん・お茶・みそ汁がお代わり自由なのは夜と同じ。
2019年02月24日 05:27撮影 by  SH-M04, SHARP
2
2/24 5:27
朝ごはん。ごはん・お茶・みそ汁がお代わり自由なのは夜と同じ。
外に出ると朝焼け。
2019年02月24日 06:08撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
2/24 6:08
外に出ると朝焼け。
月はまだ空で輝いている。
2019年02月24日 06:08撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
2/24 6:08
月はまだ空で輝いている。
写真撮ってる場合じゃない。けど、きれいだ。まだ小屋前にいます。
2019年02月24日 06:13撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
2/24 6:13
写真撮ってる場合じゃない。けど、きれいだ。まだ小屋前にいます。
先に行こうと思うのに、振り返るとこれですよ。
2019年02月24日 06:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
2
2/24 6:20
先に行こうと思うのに、振り返るとこれですよ。
ほら日の出が。すぐそばに三脚出して撮ってるお兄さんがいたから、誰かどこかにもっときれいなのをアップしてると思う。
2019年02月24日 06:27撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
2
2/24 6:27
ほら日の出が。すぐそばに三脚出して撮ってるお兄さんがいたから、誰かどこかにもっときれいなのをアップしてると思う。
どこを向いても美しい。
2019年02月24日 06:28撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
2/24 6:28
どこを向いても美しい。
雲海の向うに山影が浮かぶのも良い。
2019年02月24日 06:31撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
2
2/24 6:31
雲海の向うに山影が浮かぶのも良い。
あっという間に丸山。
2019年02月24日 06:38撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
3
2/24 6:38
あっという間に丸山。
2019年02月24日 06:39撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
2/24 6:39
雪をいただく山々がどこまでも連なるこの風景も好き。
2019年02月24日 06:53撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
2/24 6:53
雪をいただく山々がどこまでも連なるこの風景も好き。
西穂独標はあれかな。人がいっぱい登ってるのが見える。
2019年02月24日 07:12撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
2/24 7:12
西穂独標はあれかな。人がいっぱい登ってるのが見える。
枝が凍ってる。
2019年02月24日 07:16撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
2/24 7:16
枝が凍ってる。
距離はないんだけど、ものすごく急。大丈夫か私。
2019年02月24日 07:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
2
2/24 7:20
距離はないんだけど、ものすごく急。大丈夫か私。
独標の先。行ってる人がいる。かっこいいなあ。
2019年02月24日 07:34撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
2/24 7:34
独標の先。行ってる人がいる。かっこいいなあ。
西穂独標頂上!
去年行こうと思ってたのに、怪我して山そのものに行けなかった。やっとこれた。
2019年02月24日 07:34撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
4
2/24 7:34
西穂独標頂上!
去年行こうと思ってたのに、怪我して山そのものに行けなかった。やっとこれた。
この鋭角さがカッコよい。夏になって雪が解けたらね。
2019年02月24日 07:36撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
2
2/24 7:36
この鋭角さがカッコよい。夏になって雪が解けたらね。
スコーンと見晴らしがよいのも素敵。
2019年02月24日 07:39撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
2
2/24 7:39
スコーンと見晴らしがよいのも素敵。
富士山もちょっと見える。望遠レンズを取り出して撮影。

と、ここでザックが倒れた拍子にザックの上の標準レンズが落ちて転がり、レンズはあっという間に崖下へ。(悲鳴、呆然、心で涙)
2019年02月24日 07:43撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
2/24 7:43
富士山もちょっと見える。望遠レンズを取り出して撮影。

と、ここでザックが倒れた拍子にザックの上の標準レンズが落ちて転がり、レンズはあっという間に崖下へ。(悲鳴、呆然、心で涙)
今は亡き標準レンズの代わりにアクオス君が景色を撮ってくれます。
2019年02月24日 08:32撮影 by  SH-M04, SHARP
1
2/24 8:32
今は亡き標準レンズの代わりにアクオス君が景色を撮ってくれます。
絶景です。
ああレンズ・・・。
2019年02月24日 08:39撮影 by  SH-M04, SHARP
2
2/24 8:39
絶景です。
ああレンズ・・・。
傷心のまま、山荘に戻ってきました。ちなみに、右下に見える穴が宿泊棟への入り口です。
2019年02月24日 08:56撮影 by  SH-M04, SHARP
2/24 8:56
傷心のまま、山荘に戻ってきました。ちなみに、右下に見える穴が宿泊棟への入り口です。
うちのアクオス君が撮ってくれた動物の足あと。足あとの向うに山が見えるんだけど、一緒には撮ってくれないんだよなあ。ああ、標準レンズ(涙)
2019年02月24日 09:15撮影 by  SH-M04, SHARP
2
2/24 9:15
うちのアクオス君が撮ってくれた動物の足あと。足あとの向うに山が見えるんだけど、一緒には撮ってくれないんだよなあ。ああ、標準レンズ(涙)
ロープウェイ、外を見てたら林がいい感じだったので、乗り継ぎの時に、散策してみました。
2019年02月24日 10:45撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
2/24 10:45
ロープウェイ、外を見てたら林がいい感じだったので、乗り継ぎの時に、散策してみました。
しらかば平駅をみやると、そちらもいい感じ。スノーシューのあとが少しあり、後は時間のたった輪郭のハッキリしない足跡程度。雪は固まって、踏み抜かず、歩くのが楽しい。これで標準レンズさえあれば(涙)
2019年02月24日 10:46撮影 by  SH-M04, SHARP
3
2/24 10:46
しらかば平駅をみやると、そちらもいい感じ。スノーシューのあとが少しあり、後は時間のたった輪郭のハッキリしない足跡程度。雪は固まって、踏み抜かず、歩くのが楽しい。これで標準レンズさえあれば(涙)
オマケ。時間があまりすぎて、平湯温泉周辺を歩き回りました。ビジターセンターは閉まっていて入れず。その横の「自然探勝路」の標識を行ってみると、雪だるまが。
2019年02月24日 12:38撮影 by  SH-M04, SHARP
2/24 12:38
オマケ。時間があまりすぎて、平湯温泉周辺を歩き回りました。ビジターセンターは閉まっていて入れず。その横の「自然探勝路」の標識を行ってみると、雪だるまが。
オマケ。掃除機かけてたお兄さんに尋ねたら、板蔵の郷のコテージだと教えてくれました。宿坊とか連想する、純和風でこじんまりした外観。
2019年02月24日 12:48撮影 by  SH-M04, SHARP
1
2/24 12:48
オマケ。掃除機かけてたお兄さんに尋ねたら、板蔵の郷のコテージだと教えてくれました。宿坊とか連想する、純和風でこじんまりした外観。
オマケ。平湯神社の隣。露天風呂だそう。この手作り感。建物は木造で小さく、立派ではないけれど、逆に風情があると思いません?外から中は見えないので、覗かれる心配はなさそう。
2019年02月24日 15:32撮影 by  SH-M04, SHARP
1
2/24 15:32
オマケ。平湯神社の隣。露天風呂だそう。この手作り感。建物は木造で小さく、立派ではないけれど、逆に風情があると思いません?外から中は見えないので、覗かれる心配はなさそう。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ダウン フリース タイツ ズボン 靴下 手袋 アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 帽子 ザック ザックカバー 12本爪アイゼン ピッケル 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 スマホ(GPS兼用) 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 時計(高度計兼用) サングラス ゴーグル カメラ 温泉セット
備考 ・気温もあるのでしょうが、山荘内は暖かでした。寝てる最中に暑くなり、ダウンを脱いだくらいです。
・12本爪アイゼンとピッケルは必須です。それもあって、区分を雪山PHにしました。

感想

・絶景。
・写真ないけど、満天の星。最高!でした。(教えてくれた人ありがとう)
・しかし私力量ないな。独標付近が厳しかった。
・レンズ落とした・・・。
・レンズ落としたときの悲鳴聞いて声掛けてくれた人ありがとう。
・ネックウォーマーも落としたけど、登山道上だったので、大丈夫だった。拾ってわざわざ引き返して渡してくれた人ありがとう。
・ああ、レンズも落としたのが登山道上だったら。
・ああレンズ。

・子供に「レンズ新しいの買うからしばらく節約」と通告したら「お酒やめれば」って冷たく言われた。



※ 日付間違えてたので、訂正しました。土曜から日曜です。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:426人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
ロープウェイ〜西穂山頂
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
冬季西穂高、山荘泊りでP/Pまで二往復
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
冬季西穂高、山荘泊りでピラミッドピークを二往復!
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら