恐怖のアイスクライミング宝剣岳

2019年02月26日(火) [日帰り]

• GPS: 04:50
• 距離: 2.6km
• 登り: 358m
• 下り: 358m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:50
• 合計: 4:50

9:36 千畳敷駅
10:21 10:22 乗越浄土
10:35 10:35 宝剣山荘
11:34 12:22 宝剣岳
13:58 13:59 乗越浄土
14:26 千畳敷駅

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

コース状況／危険箇所等

浄土乗越から宝剣岳への登山道は危険なアイスバーンになっています。アイゼンも思いっきり蹴り込んで歩かないと滑落します。山頂への夏道及び冬道も凍っているので、安全確実に山頂を目指すのであればピッケルでは不十分でアイスクライミング用のダブルアックスと確保用のロープが必要です。

写真

2/26 8:52

本日も登山日和♫平日だけど結構人いました。始発で50人以上は並んでいましたよ

2/26 9:40

今回もサギダルには行けません

2/26 9:40

そして今日も空の碧が美しい

2/26 9:57

前回の宝剣東面につけたトレースがまだ残っていました。雪全然降ってないんだなぁ…

2/26 10:22

来ました！カチカチ宝剣

2/26 10:22

極楽平方面もテラテラに光っています

2/26 10:50

準備をしていざ行かん！

2/26 11:05

いきなり現れた分厚い氷に恐れをなした私は泣が入り、最初からロープを出してもらいました。・゜・(つД｀)・゜・。

2/26 11:06

恐怖のトラバースは2ピッチ。落ちないと分かっていても奈落の底へと続く木曽側を覗き込む余裕はありません

2/26 11:16

テラテラと不気味な輝きを放つ氷の壁

2/26 11:17

アックスもアイゼンも全身の力を込めて氷にぶっ刺し、夏道の鎖で確保しながら慎重に進みます

2/26 11:26

冷静に考えたら落ちるはずがないんだけど

2/26 11:28

それでも滑落の恐怖は常につきまとう

2/26 11:41

しもさんが最終ピッチをリードします

2/26 11:50

山頂の手前で一瞬だけリード風の私w

2/26 11:54

もうここに立っているだけで足ガクブル

2/26 11:54

相変わらずしもさんは全然余裕

2/26 11:59

サクッとお立ち台に登っちゃいました。やっぱり重度の高所平気症ですね。私もかかりたい〜

2/26 12:01

私はこれで精一杯。1秒でも早く下りたいよ〜

2/26 12:01

今日、宝剣に登ったのは極楽平から南陵経由でやって来た2人組と私達だけのようです

2/26 12:09

満面の笑み。これぞ宝剣のエキスパートですね♪

2/26 12:26

下りも確保しながら

2/26 12:29

鎖場のトラバースも足場はカッチカチに凍っていました

2/26 12:46

ここからは懸垂で

2/26 13:42

最後の氷壁トラバースはフリーで。ほんの5mほどでしたが緊張と全力で刺しと蹴りを入れたのでめっちゃ疲れました

2/26 13:53

下りても尚テラテラの雪面を歩かされ

2/26 13:58

過去最高に怖かった宝剣ピストンはいつもより時間がかかりました

2/26 13:58

しばらくはもう良いかな…(；´∀｀)

2/26 14:00

八丁坂も慎重に下ります

2/26 14:16

ようやく安全な場所に戻ってこれました

2/26 14:16

今週末も雨の予報。更に状況は悪くなるのか…⁉

2/26 14:23

とにかく無事下山できて良かった…(；´ω｀)チーン

2/26 14:26

今日も安全登山ありがとう

撮影機器：

iPhone SE Apple

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

climb4478

本日はサギダル狙いでしたが雪が少なく立ち入り規制がかかっていたので急きょ宝剣に変更。宝剣北面はかなり危険な状態との情報があったので行く前から怖かったのですが、実際に行ってみたらもう完全に氷の世界でめちゃくちゃ怖かったです（泣）ビビリの私はロープで確保されていても始終滑落の恐怖と闘わなければならず緊張で全身ガッチガチ、心身共に疲労困憊した1日でした。登れたという達成感より無事に下山できた喜びの方が大きかったです。