ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1746452
全員に公開
アルパインクライミング
谷川・武尊

谷川岳 東尾根

2019年03月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
yachimayu その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:49
距離
10.1km
登り
1,259m
下り
1,301m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:38
休憩
1:10
合計
8:48
2:51
31
スタート地点
3:22
3:22
46
4:08
4:08
7
4:15
4:15
109
6:04
7:00
122
9:02
9:02
10
9:18
9:18
11
9:29
9:32
20
9:52
9:52
20
10:12
10:18
25
10:43
10:43
31
11:14
11:19
11
11:30
11:30
9
天候 2019/3/2(土)晴れ
2019/3/3(日)曇り・ガス
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●2019/3/2
明日はヘッデン出発のため、偵察に行く
2019年03月02日 14:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/2 14:53
●2019/3/2
明日はヘッデン出発のため、偵察に行く
●出合までにもデブリあり
2019年03月02日 15:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/2 15:04
●出合までにもデブリあり
●12月より雪はあるがしまっていて、こんな感じ
2019年03月02日 15:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/2 15:11
●12月より雪はあるがしまっていて、こんな感じ
●デブリ
2019年03月02日 15:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/2 15:15
●デブリ
●マチガ沢
2019年03月02日 15:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/2 15:26
●マチガ沢
●一ノ倉沢、出合より
2019年03月02日 16:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/2 16:11
●一ノ倉沢、出合より
●明日間違えないよう、アプローチを見に行く
2019年03月02日 16:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/2 16:33
●明日間違えないよう、アプローチを見に行く
●2019/3/3
ヘッデンにて、ベースプラザを出発
2019年03月03日 02:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 2:50
●2019/3/3
ヘッデンにて、ベースプラザを出発
●シンセンのコル目指し、斜面を登る
2019年03月03日 04:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 4:56
●シンセンのコル目指し、斜面を登る
●コル直下は雪壁。振り返って下を見る
2019年03月03日 05:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 5:57
●コル直下は雪壁。振り返って下を見る
コル直下
●コル横の岩。左から稜上に上がる
2019年03月03日 06:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/3 6:09
●コル横の岩。左から稜上に上がる
岩峰手前、左の草付を上がる
岩峰手前、左の草付を上がる
第二岩峰に取り付く。雪がグズグズで岩に乗れなかった
第二岩峰に取り付く。雪がグズグズで岩に乗れなかった
●真ん中が第二岩峰。岩に載れず敗退
2019年03月03日 06:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 6:09
●真ん中が第二岩峰。岩に載れず敗退
●第二岩峰から、巻道に降りる
2019年03月03日 07:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 7:02
●第二岩峰から、巻道に降りる
●急な斜面をトラバース
2019年03月03日 07:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/3 7:15
●急な斜面をトラバース
●斜面を上がり、雪庇下に出る
2019年03月03日 07:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 7:47
●斜面を上がり、雪庇下に出る
●切れ目から上に上がる
2019年03月03日 07:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 7:57
●切れ目から上に上がる
●ステップがあるので上がりやすい
2019年03月03日 08:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 8:01
●ステップがあるので上がりやすい
●唯々、白い・・・
2019年03月03日 08:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 8:01
●唯々、白い・・・
●雪庇のトラバースなのだけれど、何も見えず
2019年03月03日 08:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 8:14
●雪庇のトラバースなのだけれど、何も見えず
●晴れていて、下が見えたら怖いの・・・かも?
2019年03月03日 08:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 8:16
●晴れていて、下が見えたら怖いの・・・かも?
●後続3名は、友人パーティー
2019年03月03日 08:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 8:18
●後続3名は、友人パーティー
友人パーティーが、写真を撮ってくれました
1
友人パーティーが、写真を撮ってくれました
●第一岩峰。海老の尻尾とベルグラで登れず、巻く
2019年03月03日 08:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 8:27
●第一岩峰。海老の尻尾とベルグラで登れず、巻く
●所々ある草付きはグサグサで悪かったり、木の上に雪が付いているだけだったり
2019年03月03日 08:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 8:50
●所々ある草付きはグサグサで悪かったり、木の上に雪が付いているだけだったり
●山頂への雪庇の乗越
2019年03月03日 08:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/3 8:53
●山頂への雪庇の乗越
●谷川岳山頂!
あいにくの天候の為誰もいないのかと思ったら、時間が早かったみたい
2019年03月03日 08:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/3 8:56
●谷川岳山頂!
あいにくの天候の為誰もいないのかと思ったら、時間が早かったみたい
●山頂から一瞬見えた眺望
2019年03月03日 08:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 8:57
●山頂から一瞬見えた眺望
●トマノ耳
2019年03月03日 09:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/3 9:17
●トマノ耳
●視界もこんなだし、ロープウェイ下山にする。真っ白!
2019年03月03日 09:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 9:18
●視界もこんなだし、ロープウェイ下山にする。真っ白!
●肩の小屋も埋まっておらず
2019年03月03日 09:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 9:22
●肩の小屋も埋まっておらず
●遠くにロープウェイ乗り場
2019年03月03日 09:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 9:32
●遠くにロープウェイ乗り場
●西黒尾根
2019年03月03日 09:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 9:57
●西黒尾根
●スノボのイベント?大会?をやっていました!
2019年03月03日 11:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 11:03
●スノボのイベント?大会?をやっていました!

感想

L学仲間のK田さん、H田さんと3人で冬の谷川東尾根へ。
このメンバーで行くなら岩峰登ろう!ということで、登攀装備&早朝出発とする。
K田さんは5年ぶり、H田さんと当方は初の東尾根。
土曜好天&日曜午後から天気が崩れる予報だったが、寝不足で行くほうが不安だったので、日曜午前中に終了させる計画とする。

なお、友人&知人等少なくとも5パーティーが東尾根、その他、ノコ沢大氷柱や左方ルンゼ等、知り合いが多く入る週末だった。

2019/3/2(土)
一ノ倉沢出合まで偵察に行く。
出合までに、下山や偵察の友人・知人3パーティーとすれ違う(笑)。
一ノ沢出合まで入り、シンセン岩峰&コルを見上げる。
デブリやトレースがあることを視認、コル直下はかなり立っているように見えた。

2019/3/3(日)
朝食は取らず、行動食をこまめに取ることにし、ヘッデンでベースプラザを出発。
シンセンのコルで明るくなるくらいが理想なので、出発を少し遅めにする。
2:50、それでも先行者あり。

●一ノ倉沢出合〜シンセンのコル
暗闇の為、見上げても一ノ倉沢は見えなかったが、トレースをたよりに一ノ沢へ入る。
トレース/ステップはあったり無かったりだったが、雪は固くキックステップで快適に上がっていける(傾斜はきついけれど)。
一ノ沢右壁左方ルンゼのトレースもあり、それを追って右に寄りすぎてしまったり。
コル直下も前爪ステップで上がって行けた。
コル到着は6時前だが明るくなって来ず、白毛門の方が雲で覆われていた。
先行の方が天候不安で引き返すと言って戻られたが、風はなく視界は大丈夫そうなので進むことにした。

●シンセンのコル〜第二岩峰
コル横の岩峰は左側から稜上に上がり、少し行くと第二岩峰。
右側を巻くトレースがあったが、少し悪い草付き(マチガ沢側に寄りすぎると下が無かったりする)から岩峰下の稜上に上がり、畳1枚くらいのスペースがあったので、そこでビレイ。リードさせてもらう。
2〜3m岩を登り、10m程のナイフリッジの先に岩峰基部。残置ハーケンあり。
雪上を詰め右の前爪で岩に乗り、滑り台のような岩に乗り移ろうと思ったが、雪が少なく、岩の上部にアックスが届かない。
岩の左側に付いている雪はグサグサでアックスが刺さらず、敗退。
時間が惜しかったので選手交代はせず、そのまま巻くこととした。
その間に、後続の友人パーティーが巻き道を通過。
巻き道へは立木で懸垂で降りた。
岩峰通過後、振り返って確認すると岩峰上にはトレースがあった。。。

●第二岩峰〜観倉台〜第一岩峰
急な斜面をトラバースしたりしながら稜線を行き、大きな雪の切れ目に出る(おそらく観倉台)。
友人Pが先を譲ってくれたので、そこから上の急斜面をダブルアックスで直登。
記録で良く見る雪庇のトラバースは・・・真っ白で雪庇と空と地面の区別が付かず、ひたすらトレースを追うという状況だった。
第一岩峰は、右側の巻きのトレースしかない。
直近で登った形跡はなく、ベルグラが貼り、一目で悪そうと分かる。
天候を考え、登らずに通過。

●第一岩峰〜谷川岳山頂(オキノ耳)
一部草付きの急斜面をダブルアックスで上がり、80cm程の厚さの雪の切れ目を通過すると・・・山頂だった。
あまりにも真っ白すぎて、空と雪の境目が分からなかったので、楽しみにしていた雪庇超えが、あれ?!という状況で終わってしまった(苦笑)。

先を譲ってくれた友人Pを待ち、山頂で労い合う。
視界は真っ白だったが、ほんの一瞬雲の切れ間があったりした。

ロープウェイからの登山客で賑わっているかと思ったが、誰もいない。
悪天のせいかなぁと思ったが、どうやら時間が早かっただけのよう。
下山時にはたくさんの登山者とすれ違った。

●下山
岩峰を巻いたので、予定よりかなり早く山頂到着。
真っ白で眺望も得られないので、ロープウェイで下山することにした。
道も空も区別が付かない天候だったが、山頂からロープウェイ駅までは赤旗が立っている。
いろんな話をしたり、あちこち眺めたりしながらのんびり下山。

<感想>
せっかくリードを譲ってもらったのに巻いた第二岩峰は、あとで写真を見ると、凹部の雪を詰めずに少し下から岩を登ったら行けたんじゃないかと後悔が残った。
まぁ、これも技術&経験不足ということで。もっと精進します。

今回は、悪い草付きも雪庇のトラバースもロープを出さず通過出来るメンバーだったため、また雪の状態が良くトレースもあったため、思いのほか順調に登頂出来た。
連れて行ってもらうのではなく、「Kちゃんと一緒に行けるようになりたい」3年前はそう思っていたなぁとしみじみ。
事前の相談も楽しく、今回一緒に行けて本当に嬉しかったです。
また、一緒に行きましょう!

<装備>
・ダブルアックス(クォークで行ったが、普通のピッケルが良かったかも。)
・リンクス(岩峰登るつもりだったので、3人ともリンクスだった・・・)
・50mダブルロープ×2(岩峰登るつもりだったため。結局撤退の懸垂にしか使わず。ただしメンバー次第では、草付きやトラバースで必要だと思われる。)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1598人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら