記録ID: 1753520
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積雪期ピークハント/縦走
奥秩父
甲武信ヶ岳・南岸低気圧通過による積雪後でラッセル登山に
2019年03月09日(土) [日帰り]
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その他2人
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,620m
- 下り
- 1,618m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:51
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 12:42
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
徳ちゃん新道の新道分岐手前から雪が現れるので、最初はチェーンスパイク装着。その後、雪質が柔らかくなり、チェーンスパイクでは雪が塊になって団子状にまとわりつくようになったので、アイゼンに変更。木賊山分岐手前から数日前に降り積もった新雪が増え、くるぶし〜膝丈のラッセルが必要に。体力を消耗するので、数名交互にラッセルを回す。木賊山分岐〜木賊山間が一番積雪が多く、ラッセルは平均膝丈〜時々俣下まで達する。こういう状況を想定しておらず、誰もワカンやスノーシューを持ってきていなかったので、コースタイム20分のところを40分ほどかかる。ここら辺が一番新雪が深かった。その後は若干積雪量は減り、甲武信小屋から山頂までは空荷でピストン。 |
その他周辺情報 | 道の駅みとみは営業はまだだが、トイレは使える。西沢山荘手前のトイレも使用可能。駐車場への下山が19時を過ぎたので、みとみ笛吹の湯の営業時間には間に合わず、もう少し下ったところにある「はやぶさ温泉」に入浴。\600。露天風呂もあるが、湯温が低すぎて温まらない。 |
写真
装備
備考 | 積雪が予想されるときには、ワカンを持って行くべきであった。 |
---|
感想
自宅から日帰り距離にあって未踏であった日本百名山の一つ「甲武信ヶ岳」に仲間3人で登ってきました。登山口からのアプローチが長く、頂上の山小屋も冬は営業していないこの時期、この山はとても空いていました。晴れの土曜というのに、この日に甲武信ヶ岳に登ったのは我々を含めて5名のみでした。朝3時につくばを出発し、6時半に登山開始。ところが、途中から数日前に降った雪が新雪となって、所によっては20〜50 cmほども積もっており、ラッセルで登山道を切り開いていく状況に。おかげで、コースタイムの10時間を大きく上回る12時間以上かけて、暗くなってから登山口に戻ってきました。ワカンを持って行けば、30分ほどはコースタイムを短縮できたかもしれません。それでも、天気は最高で山頂付近は花粉も飛んでおらず、富士山を含めた素晴らしい展望と新雪を楽しむことが出来ました。結果的に、この日に頂上を踏んだのは、我々のパーティーの3名のみとなる山頂を独占した1日でもありました。あと、百名山へのルートを人のトレースに頼らず、ほとんどの区間を自分たちのラッセルでルートを切り開くのは、なかなか得難い貴重な経験であり、満足感もある登山となりました。下山して下界に戻ったとたん、激しい花粉症でくしゃみと鼻水が止まらなくなりました。
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