東北南部の山々(1) 残雪の吾妻山


- GPS
- 05:30
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 644m
- 下り
- 643m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・(当日;行き)郡山―福島IC-吾妻ドライブウエー -浄土平 ・(当日;帰り)浄土平-会津若松(泊) |
コース状況/ 危険箇所等 |
浄土平から一切経山まではほとんど雪はなかった。 鎌池から東吾妻山までは残雪がかなり残っていた。 |
写真
感想
【山行No 198(1)】
※ この年のゴールデンウイークは、10連休が取れた。が、連休前の風邪と仕事の疲れで、
なかなか本格的な山に行く気にならず、ダラダラとしていたが、
ダラダラして終わるのもしゃくなので、なんとなく東北地方の山に行ってみることにした。
出発まで、どこの山に登るかもはっきり決めず、
とりあえずマイカーで東北まで行ってから、登る山を決めることにして出発。
5月2日(月)
9:50 新居浜出発
・マイカーに、登山道具を適当に突っ込んで出発。
・平日のせいか、車はあまり混んでいない。大阪付近の天王山トンネル付近が4kmほど渋滞していた程度。
松山道〜瀬戸大橋〜中国道〜名神道〜東名道を、東へ、東へと進む。
朝のうち西日本は晴れていたが、関ケ原を越えると、
東日本はドンヨリとして梅雨空のようだ。静岡付近より霧雨となった。
21:40 東名道 東京IC(走行距離;840km)
・12時間かけてようやく東京に到着。ここまではだいたい予想通りのペース。
しかし、ここから下道の環八道を行くが、すごい渋滞で、
わずか20kmを行くのに2時間もかかってしまった。
車で東京の街を走るのは初めてだが、さすがに車が多いな。
0:10 東北道 蓮田SA(走行距離;900km)
・0時を越えてさすがに疲れたので、ここで車を停め、車中でシュラフにくるまり寝る。
5月3日(火)
・車中での一夜が明けた。今日も上空はドンヨリとしている。
8:00 蓮田SA発
・今日からGW後半の連休が始まるせいだろう、東北道は朝からすごい渋滞となっている。
ずっと、のろのろ運転で疲れる。
・今日は、那須連山でも登ってみるか?と予定していたが、
那須のICは手前より3kmも渋滞しており、降りるに降りられない。
これは駄目だな、とあきらめ、とりあえず福島まで先を急ぐことにする。
14:00 福島IC(走行距離;1140km)
・ようやく28時間をかけて東北に到着。
車中、いろいろ考えた末、福島ICから降りて、吾妻連峰を目指してみることにする。
しかし、吾妻連峰へのドライブウエーも結構渋滞しており、天気もどんよりしているので、
途中であきらめ、今日の宿に向かうことにした。
17:00 郡山着(走行距離;1220km)
・途中で予約したビジネスホテルに泊まる。
結局2日をかけて東北に来たのに、まだひとつの山も登っていない。
天気予報を見ると、明日も雨模様のようでうんざりするが、
ともかく雨でもひとつは登ろう、と決意は固い。
5月4日(水)
7:50 郡山発
・ドンヨリと霧に覆われているひっそりした街を出発し、吾妻連峰に向かう。
東北道で福島ICまで、そこから吾妻スカイラインを登ってゆく。
標高が1000mを越えたあたりで霧の上に出た。どうも低い層雲だったようだ。
雲の上にでると薄日も差していて、気分もようやく晴れてきた。
9:30-10:00 浄土平(標高=1580m、気温=15℃)
・駐車場は、さすがに今日は天気がイマイチのせいか、車の姿も少ない。
・さっそく最高峰の一切経山へと向かうことにする。が、実は、今日は登山地図を持ってきていない。
駐車場付近の売店に売ってないか?と期待していたが、お土産物ばかりで地図が無くてがっかり。
ビジターセンターに置いてあった略図を頼りに行くことにする。
・天気はまずまずの感じだが、山上は以外と風が強い。
駐車場では隣の車がドアを開けた拍子に自分の車にドアが当たり、傷がつく始末。
山頂まで行けるだろうか?とちょっと不安にもなるが、
前を団体の人たちが行っているので、とりあえず登ることにする。
・登山道はガラガラした岩屑だらけの道。強風によろめきながら前に進む。
予想していたような残雪はなく、完全に夏道になっていた。
11:00-20 一切経山山頂(標高=1947m、気温=11℃)
・上空には、青空も見えてきたが、レンズ雲もでていて、上空もすごく風が強そうだ。
山頂部も、小石が飛ぶほどではないにしろ、立っているのがつらいほどなので、
風速にして15m/sはありそうな強風だ。
頂上にはでっかいケルンがあり、その陰に隠れて強風をしのぎつつ昼食とする。
・下りは鎌池のほうに下る。
山頂部から望むと、いかにも天上の別天地のように美しい風景が広がっている。
11:50-13:00 鎌池のほとり
・ここは風も弱い。日差しも出てきて上空は青空が広がっているし、
ところどころに残雪もあり、池の青い色と相まってなかなか良い風景だ。
あまりに気持ちの良い場所なので、ベンチにごろりと横になって風の音を聞く。
自分とまわりの山の世界との境界が溶けて消えてゆくような、いい気分だった。
・当初は、最高峰の一切経山に登れれば満足と思っていたが、時間の余裕もあるし、
まだまだ雨になりそうでもないので、鎌池の向こうに見える、鈍頂の東吾妻山にも登ってみることにした。
・鎌池のほとりより、樹林の中、緩みかけた残雪を登ってゆく。
13:50-14:00 東吾妻山(標高=1975m、気温=15℃)
・ダラダラした道、まだかまだかと思い、疲れたころ、ようやく山頂に到着。
山頂には長靴姿の子供ずれの家族が1組のみ。
また雲が湧いてきて視界はあまり利かないが、木々の間から裏磐梯の湖が鈍く光っているのが見えた。
15:00-30 浄土平
・天気が本格的に悪くなる前に登山口に到着してほっとした。
・目の前には、吾妻富士がちょこんとそびえている。
観光客らしき団体もぞろぞろと登っているので、とりあえず登ることにした。
往復15分程度で速攻で登る。
・浄土平からは磐梯/吾妻スカイラインを、会津若松方面に下る。
17:30 会津若松着(走行距離 計:1370km)
・前日に予約した駅前のビジネスホテルに泊まる。
ホテルに到着して、ビールを飲みながら夕食を食べていると、外は雨が降ってきた。
まずは一山登ることができ、満足。
明日は天気が悪いようなので、桧枝岐への移動 兼 観光の日とし、
次には会津駒が岳に登ろう。
・・・・「東北南部の山(2)会津駒ヶ岳」に続く・・・
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