久住山 予定変更、雪の赤川温泉から <九州遠征2日目>
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- GPS
- 07:07
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,381m
- 下り
- 1,361m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 7:04
天候 | 雪、暴風が一転、12時過ぎた頃から見事に晴れる。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山後は福岡空港18時40分発の飛行機に乗るため、大分道をかなり無理気味に飛ばし、ギリギリ間に合った。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登り、扇ケ鼻までは、前日に降った雪が約5兩兩磧視界は10m。風雪も強く心が折れる。扇ケ鼻で方向を誤り、瀬の本登山口方向へ降りてしまう失態。久住のメインルートに出ても積雪で路面状況は悪い。下りは、急速に融雪が進み、泥濘と滑りやすい黒土で苦戦。かなり気を使った。 |
その他周辺情報 | 九重夢大吊り橋。 |
写真
感想
九州遠征2日目。九州地方には、前日夜寒気が入り雷雨、標高の高いところでは雪が降るという現地の天気予報だった。朝、ほぼ夜明けとともに宿泊先を出発したが、九重連山方面は厚い雲に覆われている。予報通り、雨が降り路面は濡れている。嫌な予感がした。
最もメジャールートで、最短で久住山に行ける牧ノ戸峠から登山するつもりだった。ところが前日夜の降雪で標高を上げるにつれ、路肩には雪が現れる。ノーマルタイヤなので凍結路は登れない。路面はブラックアイスバーンになってきた。あと標高を300m上げなければならないという地点まで来て牧ノ戸峠は諦めた。ここでリタイヤするのも無念なので、標高を下げ、遠回りにはなるが赤川温泉からのルートで行けるところまでいこうと予定変更した。
赤川温泉登山口から登山開始。幸いに先行者が2人ほどいる。積雪は5僂曚鼻トレースを借りて標高を上げる。視界も悪く強風、気温はマイナス、心は折れるが昼頃から天気は回復するという予報にかける。
扇ヶ鼻の手前分岐まで来た。標識と持参した地図が一致せず迷ったが、トレースがまっすぐ扇ヶ鼻へ向かっていたのでそれについていってしまった。強風で居てもたってもしておられずまっすぐ進んだ。かなり下って気が付き引き返すが、この判断がアダとなり体力的にも時間的にもロスをしてしまう。
引き返し、時間を取り戻そうとペースを上げるが、全く前方が見えない中で苦行のような登山が続く。
中岳を目指したが、目指すピークを誤り「天狗の城」のピークに立ち寄り、またしてもロス。ようやく中岳を捉え、強風の中、ピークハント達成。先週の飯豊ほどではないにしろ、暴風の中で九州本土最高峰登頂の達成感に浸る。
中岳下山後、急速に天気が回復する。午前とは一転、絶好のコンデシションとなり、久住山登頂。展望も素晴らしく、ここでこれまでの道のりが全て報われる。
あとは時間との闘い。14時下山の予定が、大幅に時間超過。泥濘で思うに足を進められないが、なんとか設定の下限タイムリミットで駐車場に戻った。
朝は、悪天候でリタイヤも考えたが、絶景を眺めることが出来、結果的に挑戦して良かった。帰りの飛行機はギリギリでしたが、2日間、素晴らしい九州の山々を満喫。公私に充実?の九州遠征となりました…
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