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記録ID: 1762039
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ハイキング
中国

若山・嶽山・四熊ヶ岳周回。

2019年02月21日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
15.5km
登り
1,174m
下り
1,155m

コースタイム

日帰り
山行
7:13
休憩
0:51
合計
8:04
8:00
58
花河原
8:58
9:28
35
若山
10:03
0:00
10
国道2号線、上迫
10:13
0:00
72
福川一丁目、嶽山登山口
11:25
11:31
0
嶽山
11:31
0:00
29
嶽山東尾根ケルン
12:00
0:00
63
嶽山東尾根巡視路
13:03
0:00
11
国道489号線・大神五丁目
13:14
13:19
40
神上神社
13:59
0:00
24
広谷金明水
14:23
14:33
61
四熊ヶ岳
15:34
0:00
30
国道489号線・河内橋
16:04
花河原
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
一般登山道を外れる場所もあり。
若山→嶽山→四熊ヶ岳周回概念図。
若山→嶽山→四熊ヶ岳周回概念図。
花河原より見る若山。
花河原より見る若山。
花河原からの車道と分岐し、若山城址へ至る陶の道入口。
花河原からの車道と分岐し、若山城址へ至る陶の道入口。
花河原からの車道と分岐し、若山城址へ至る陶の道。
花河原からの車道と分岐し、若山城址へ至る陶の道。
若山城址へ至る陶の道。
若山城址へ至る陶の道。
若山城址へ至る若山北東尾根へ乗る陶の道。
若山城址へ至る若山北東尾根へ乗る陶の道。
若山城址へ至る若山北東尾根を通る陶の道。
若山城址へ至る若山北東尾根を通る陶の道。
若山城登城道。
若山城登城道。
若山城西の丸跡。
若山城西の丸跡。
西の丸跡から本丸跡への登城道。
山林防火啓発の看板を発見。
西の丸跡から本丸跡への登城道。
山林防火啓発の看板を発見。
若山三角点山頂。
若山三角点山頂。
若山城壇床の跡。
若山城壇床の跡。
若山城二・三の丸跡。
若山城二・三の丸跡。
林道若山線より陶の道尾根を前景に、これから登る四熊ヶ岳を見る。
林道若山線より陶の道尾根を前景に、これから登る四熊ヶ岳を見る。
上迫へのショートカット。竹藪の通過があるので林道若山線を通った方が無難。
上迫へのショートカット。竹藪の通過があるので林道若山線を通った方が無難。
林道若山線起点。
林道若山線起点。
林道若山線から上迫に下り国道2号線に出る。
林道若山線から上迫に下り国道2号線に出る。
嶽山山頂へ至る福川コース登山口。
嶽山山頂へ至る福川コース登山口。
登山道の傍に咲いていた水仙。
登山道の傍に咲いていた水仙。
福川コースより見る嶽山南尾根。
福川コースより見る嶽山南尾根。
福川コース石鎚神社講鳥居。
福川コース石鎚神社講鳥居。
福川コース登山道状況。
福川コース登山道状況。
福川コース南西尾根上の祠。
福川コース南西尾根上の祠。
カンカン石。
平野集落石鎚神社講祠小平地、福川コースと富田コースとの合流地点。
平野集落石鎚神社講祠小平地、福川コースと富田コースとの合流地点。
嶽山三角点峰山頂。
嶽山三角点峰山頂。
嶽山三角点峰と嶽山東北峰。
嶽山三角点峰と嶽山東北峰。
嶽山北尾根上のケルン。
嶽山北尾根上のケルン。
嶽山東尾根への取り付き標石、ここより登山道のない照葉樹林帯の下降となる。
嶽山東尾根への取り付き標石、ここより登山道のない照葉樹林帯の下降となる。
嶽山東尾根にある二ツ石。
嶽山東尾根にある二ツ石。
嶽山東尾根笹藪より見る四熊ヶ岳と法師ヶ岳。
嶽山東尾根笹藪より見る四熊ヶ岳と法師ヶ岳。
嶽山東尾根笹藪より見る均整のとれた山容の四熊ヶ岳。
嶽山東尾根笹藪より見る均整のとれた山容の四熊ヶ岳。
嶽山東尾根、No.6鉄塔付近の巡視路。
嶽山東尾根、No.6鉄塔付近の巡視路。
嶽山東尾根、小畑分岐付近の鉄塔巡視路。
嶽山東尾根、小畑分岐付近の鉄塔巡視路。
嶽山東尾根、坂根分岐付近の鉄塔巡視路。
嶽山東尾根、坂根分岐付近の鉄塔巡視路。
嶽山東尾根屈曲点227.6m
嶽山東尾根屈曲点227.6m
嶽山東尾根、上京墓地鞍部への尾根。
嶽山東尾根、上京墓地鞍部への尾根。
嶽山東尾根、鉄塔No.28付近から見る四熊ヶ岳。
嶽山東尾根、鉄塔No.28付近から見る四熊ヶ岳。
鉄塔No.28付近より見る四熊ヶ岳。
鉄塔No.28付近より見る四熊ヶ岳。
高架塔No.28から金刀毘羅社付近の巡視路。
高架塔No.28から金刀毘羅社付近の巡視路。
嶽山東尾根、四等三角点(155.6m)。
嶽山東尾根、四等三角点(155.6m)。
鉄塔No.27より見る四熊ヶ岳・法師ヶ岳。
鉄塔No.27より見る四熊ヶ岳・法師ヶ岳。
国道489号線旧道にある鉄塔巡視路入口。
国道489号線旧道にある鉄塔巡視路入口。
神武天皇由来の神上神社へ寄り道。
神武天皇由来の神上神社へ寄り道。
国道489号線と別れ広谷登山口への車道分岐点。
国道489号線と別れ広谷登山口への車道分岐点。
国道489号線より見る小畑小学校(廃校)を前景に四熊ヶ岳。
国道489号線より見る小畑小学校(廃校)を前景に四熊ヶ岳。
広谷橋より見る山陽自動車道富岡トンネル。
広谷橋より見る山陽自動車道富岡トンネル。
広谷橋付近より見る四熊ヶ岳と法師ヶ岳。
広谷橋付近より見る四熊ヶ岳と法師ヶ岳。
広谷登山口付近の金明水。
広谷登山口付近の金明水。
金明水付近の野面石積み石垣。
金明水付近の野面石積み石垣。
金明水を過ぎ広谷登山口付近より見る四熊ヶ岳。
金明水を過ぎ広谷登山口付近より見る四熊ヶ岳。
四熊ヶ岳、広谷登山道入口。
四熊ヶ岳、広谷登山道入口。
法師ヶ岳との分岐点、見所ヶ原。
法師ヶ岳との分岐点、見所ヶ原。
見所ヶ原から庄原分岐付近。
見所ヶ原から庄原分岐付近。
庄原分岐。
不動明王石像直下の畳石。
不動明王石像直下の畳石。
四熊ヶ岳東尾根、不動明王石像。
四熊ヶ岳東尾根、不動明王石像。
四熊ヶ岳東尾根、参道石段。
四熊ヶ岳東尾根、参道石段。
東尾根上段の鳥居・石燈籠等。
東尾根上段の鳥居・石燈籠等。
四熊ヶ岳南面展望地。
四熊ヶ岳南面展望地。
四熊ヶ岳山頂
四熊ヶ岳山頂、三角点と旧海軍徳山警備隊徳山要港境域標第二十八号。
1
四熊ヶ岳山頂、三角点と旧海軍徳山警備隊徳山要港境域標第二十八号。
四熊ヶ岳山頂より広谷集落へ下降した南尾根の状況。
四熊ヶ岳山頂より広谷集落へ下降した南尾根の状況。
四熊ヶ岳山頂より広谷集落へ下降した南尾根の状況。
四熊ヶ岳山頂より広谷集落へ下降した南尾根の状況。
広谷集落より国道489号線へ下って見る山陽道高架と四熊ヶ岳。
広谷集落より国道489号線へ下って見る山陽道高架と四熊ヶ岳。
国道489号線河内橋から花河原への陶の道。
国道489号線河内橋から花河原への陶の道。
嶽山北尾根鞍部の花河原へ越す陶の道。
嶽山北尾根鞍部の花河原へ越す陶の道。
嶽山北尾根登山口を兼ねる小畑方面への陶の道入口。
嶽山北尾根登山口を兼ねる小畑方面への陶の道入口。
出発点の陶の道、小畑方面入口付近の駐車地へ帰着。
出発点の陶の道、小畑方面入口付近の駐車地へ帰着。
福川駅より見る嶽山。
福川駅より見る嶽山。
永源山公園より見る四熊ヶ岳。
永源山公園より見る四熊ヶ岳。
周南大橋を前景に見る嶽山と四熊ヶ岳・法師ヶ岳。
周南大橋を前景に見る嶽山と四熊ヶ岳・法師ヶ岳。
晴海埠頭より見る嶽山と四熊ヶ岳。
晴海埠頭より見る嶽山と四熊ヶ岳。
晴海埠頭より見る黄昏どきの嶽山と四熊ヶ岳。
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晴海埠頭より見る黄昏どきの嶽山と四熊ヶ岳。

感想

 四熊ヶ岳から嶽山へ周回した折に、嶽山北尾根から東へ向かって大神五丁目あたりの国道489号線方面に延びる尾根が気になった。ということで、間を置かず当該尾根への斥候に繰り出した。その行程はまず陶の道から若山への山城跡へ登城したあと上迫へ下り、速やかに国道2号線歩道を移動せしめ、皿山付近の福川コースより嶽山に登る。
 嶽山東北峰から北尾根を辿って陶の道鞍部に下る途中に石を積んだケルンがある。そこより少し下った所にトンダと刻印された標石が埋設されており、ここが東尾根への分岐点である。密なる照葉樹林のなか急斜面を下って行き、二ツ岩が現れたら東尾根に乗った証拠である。そのまま尾根の高みを忠実に辿ると左にずれるので注意が必要である。尾根は視界が悪く方角を取り難いが、東側の樹林の切れ間から微かに銀色の鉄塔が立っているのが見えるので、その方角を目差す。
 樹林が開け急に視界が開ける笹藪まで下ると、四熊ヶ岳や法師ヶ岳が目に飛び込んでくる。ここから見る四熊ヶ岳は周防小富士と呼ばれるだけあって、山頂を頂点に左右に均整よく流れる稜線がほんとうに秀麗である。それに、東下には先程まで樹林の隙間にチラチラしていた鉄塔が間近に見え、また、今から辿る東尾根の様子がよく分かるので有り難い。笹藪はとても漕いで行けそうもないので右側の樹林に入り込み下ると、明確な送電線鉄塔(No.6)の巡視路に出会う。それから先、鉄塔の傍らを通り巡視路を辿って行く。
 尾根が南東に屈曲する手前に鞍部があり、そこより巡視路は尾根から右(南東)に外れ、大きな砂防提のある坂根町の最奥部に下っている。鞍部には頭に「学」という字が刻印してある標石があるので目印となる。ここから巡視路と別れ真っ直ぐ登り、登り切ったら尾根を南東へと辿って行く。鬱蒼として暗い樹林のなかを進んでいるうちに突如として上京墓地が現れる。なお、坂根へ下る巡視路は途中で分岐しており鉄塔(No.28)へも行ける。
 墓地には小庄下から這い上がって来た車道がある。墓地より東側の真新しい鉄塔へ続く広い道幅の巡視路を進む。おそらく鉄塔建設の際に、建設機械や資材運搬車が通れるように拡幅された、いわば工事用道路だったのだろう。ひとつ目の鉄塔(No.28)を過ぎると、四等三角点(155.6m)が埋設されていた。次にまた鉄塔(No.27)に出会ってから竹林のなかを下ると国道489号線が直ぐそこにあった。これら鉄塔周辺は伐採してあり、四熊ヶ岳・法師ヶ岳や広谷集落がよく見渡せた。
 国道489号線から南に下り、日本の初代天皇と云われる神武天皇ゆかりの神上(こうのうえ)神社に立ち寄った。そこから再び国道489号線へと戻り、小畑小学校の前を通り、広谷集落を経て金明水登山口より四熊ヶ岳へ登る。
 四熊ヶ岳山頂からは、登った一般コースを引き返さず南尾根の照葉樹林帯や竹藪のなかを下降し、広谷集落車道へ出る。その後、高速道跨橋・広谷橋を渡り国道489号線に下り、河内橋南詰にある陶の道から出発地点の花河原上の車道駐車余地へと帰着する。

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