若山・嶽山・四熊ヶ岳周回。
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,174m
- 下り
- 1,155m
コースタイム
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 8:04
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一般登山道を外れる場所もあり。 |
写真
感想
四熊ヶ岳から嶽山へ周回した折に、嶽山北尾根から東へ向かって大神五丁目あたりの国道489号線方面に延びる尾根が気になった。ということで、間を置かず当該尾根への斥候に繰り出した。その行程はまず陶の道から若山への山城跡へ登城したあと上迫へ下り、速やかに国道2号線歩道を移動せしめ、皿山付近の福川コースより嶽山に登る。
嶽山東北峰から北尾根を辿って陶の道鞍部に下る途中に石を積んだケルンがある。そこより少し下った所にトンダと刻印された標石が埋設されており、ここが東尾根への分岐点である。密なる照葉樹林のなか急斜面を下って行き、二ツ岩が現れたら東尾根に乗った証拠である。そのまま尾根の高みを忠実に辿ると左にずれるので注意が必要である。尾根は視界が悪く方角を取り難いが、東側の樹林の切れ間から微かに銀色の鉄塔が立っているのが見えるので、その方角を目差す。
樹林が開け急に視界が開ける笹藪まで下ると、四熊ヶ岳や法師ヶ岳が目に飛び込んでくる。ここから見る四熊ヶ岳は周防小富士と呼ばれるだけあって、山頂を頂点に左右に均整よく流れる稜線がほんとうに秀麗である。それに、東下には先程まで樹林の隙間にチラチラしていた鉄塔が間近に見え、また、今から辿る東尾根の様子がよく分かるので有り難い。笹藪はとても漕いで行けそうもないので右側の樹林に入り込み下ると、明確な送電線鉄塔(No.6)の巡視路に出会う。それから先、鉄塔の傍らを通り巡視路を辿って行く。
尾根が南東に屈曲する手前に鞍部があり、そこより巡視路は尾根から右(南東)に外れ、大きな砂防提のある坂根町の最奥部に下っている。鞍部には頭に「学」という字が刻印してある標石があるので目印となる。ここから巡視路と別れ真っ直ぐ登り、登り切ったら尾根を南東へと辿って行く。鬱蒼として暗い樹林のなかを進んでいるうちに突如として上京墓地が現れる。なお、坂根へ下る巡視路は途中で分岐しており鉄塔(No.28)へも行ける。
墓地には小庄下から這い上がって来た車道がある。墓地より東側の真新しい鉄塔へ続く広い道幅の巡視路を進む。おそらく鉄塔建設の際に、建設機械や資材運搬車が通れるように拡幅された、いわば工事用道路だったのだろう。ひとつ目の鉄塔(No.28)を過ぎると、四等三角点(155.6m)が埋設されていた。次にまた鉄塔(No.27)に出会ってから竹林のなかを下ると国道489号線が直ぐそこにあった。これら鉄塔周辺は伐採してあり、四熊ヶ岳・法師ヶ岳や広谷集落がよく見渡せた。
国道489号線から南に下り、日本の初代天皇と云われる神武天皇ゆかりの神上(こうのうえ)神社に立ち寄った。そこから再び国道489号線へと戻り、小畑小学校の前を通り、広谷集落を経て金明水登山口より四熊ヶ岳へ登る。
四熊ヶ岳山頂からは、登った一般コースを引き返さず南尾根の照葉樹林帯や竹藪のなかを下降し、広谷集落車道へ出る。その後、高速道跨橋・広谷橋を渡り国道489号線に下り、河内橋南詰にある陶の道から出発地点の花河原上の車道駐車余地へと帰着する。
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