下山後が大変だった…トマノ耳〜オジカ沢ノ頭〜万太郎山〜毛渡沢
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,343m
- 下り
- 2,061m
コースタイム
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 10:36
結果、土樽からの上り電車なく、湯沢に向かい新幹線で上毛高原に出て、たまたまいた地元の方に後閑まで送ってもらい、上越線で水上に向かう。期待していたタクシーはなく、スキーブーツで土合まで8キロのロードで午前1時半くらいに到着となってしまった。
上毛高原で乗せてくれた方は『土合まで行きますよ』と言ってくれていたのですが、自分の計画性のなさをその人に負わせるのはよくないと思い丁重にお断りしました。でも、やっぱり乗せてもらえばよかったな…
天候 | 快晴のち雪 極端だよなぁ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
※3/16時刻表改正になっているので注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・オジカの登りは割れ目が降雪で隠されており、2回ほど踏み抜きました。 ・赤谷川源頭は今まで来た中で最も雪が少ない状況。ずいぶん笹が露出していました。 ・万太郎のEPはガリガリシュカブラ&ブッシュ、少し落としてもアイスで滑りやすい面を探すのが大変だった。 ・台地から毛渡沢までは小尾根の北側が雪質よし。 ・本流は結構のぞいていたので、この先の時期は板を外して渡る様だろう。 ・毛渡沢林道はしっかり雪がついていた。 |
その他周辺情報 | 結果、間に合わなかったが『本陣』は22時過ぎまで入浴させてもらえるようだ。 越後中里のグランディア??だったか、そこで素泊まりすればよかったかな? |
写真
感想
今年は自分の休みはことごとく天気が悪い。さらに年々冬山に対しての情熱が減ってきた。一人でゲレンデに出かけるのもおっくうになってきた。病気か?
2月に白根南陵を稜線手前で敗退、もう冬山辞めるかな…なんて気持ちになってきてしまう。この山行も平ヶ岳・景鶴山を泊りでやろうと思っていたが、これまた天気が悪い。家にいても迷惑がられる感じだったので、晴れが確定しているこの日のみで充実した距離が稼げるとすればここしかないと出発した。
夜中に水の紀行館着。新車の車中泊もしていなかったためこの状況を確認したいのもあった。やはり狭くあまり良い睡眠が得られず寝坊。つーか、いつも通りだ。ものすごいいい天気で起床、急いで土合へ向かう。平日とあって土合駅の駐車スペースは空いていた。
前日に降っていた新雪は国境稜線を真っ白に輝かせていた。当たり前のように始めのピークをトラバースしてゆこうとするが、足元から雪が切れて5m位滑ってしまった。自分のセキュリティーが低い。気を取り直し出発。平日ながら思ったよりも人が多い。予定よりも2時間遅れた出発、休憩もとらず肩の小屋到着。とりあえずトマを往復、シートラしオジカへ向かう。あれほどド快晴だったのに西側の空に雲が層になって集まってきた。
さすがに誰も行ってないかと思っていたが一人先行者がいた。戻ってきた男性に話を聞けばオジカを往復する予定だったが、アメリカのなんとやらという天気予報によれば、もう1・2時間で雪が降ってくるとのことだそうだ。彼と再びオジカに向かうが、降った雪でシュルントが隠れており、何度か腰くらいまではまり難儀する。そんな様子を見てか天気も急に曇り加減になったこともあってか、彼は肩に戻っていった。
オジカに着くと結構風が出てきていた。また幾度か来ている中で一番雪が少ない。斜面表面の笹が露出しているところが多い。いつものごとくガリガリの斜面を避けて万太郎寄りの尾根上を滑ると、曇りにより斜面のコントラストがまるで分らず、雪酔いしてしまいうまくすべることができない。また、沢底に着くと向かい風の影響であまり進めない。万太郎に登る二俣状の手前は、元々積雪により大きな穴のようになっているのだが、そのわきの斜面はもう雪が切れてしまいそうなくらいだ。
ラストの登りは結構な風で、すっかり曇り模様で小出俣方面の山は雲にのまれつつある。カチカチの斜面になり強風の中シートラで登る。頂上ではもう雪が結構降りだしてきた。吹雪かれる前に、そしてギリギリな雰囲気の上越線に間に合わせるべく、休憩もそこそこに滑り出す。万太郎直下のメイン斜面はシュカブラとブッシュがひどく、さらに平らな斜面はカリカリ、コントラストがなく雪酔い加減と結構難儀した。振り返ればもう上は雲の中だった。間一髪間に合った感じで、一旦平坦になってから毛渡沢下流方面に延びる樹林尾根の北側は最高の雪質だった。
数秒上機嫌だったが滑っている最中見えた本流は、いつもなら埋まっているところがまるで露出しており、群大ヒュッテまでの間で渡れるか不安を増幅させた。もうこの先はトレースも埋まり、以前の記憶とひたすらに渡れるところを通過し、薄暗い中仙ノ倉谷のコンクリ橋に到着する。ここからは時間との勝負、ヘッデン装着し林道滑走に入る。寒気が入ると聞いていたもののまるで雪はビシャビシャで、快適林道滑走には程遠く、時計を見るのも時間が惜しく推進滑降で大汗かきながら毛渡沢橋に到着。もう上り列車はなくなってしまっていた。結果20時台の下りは土樽駅舎に足を踏み入れたと同時に出発してしまい、最終の下りで湯沢に向かった。トマに寄らなければ20時台は間に合ったのに。その後は上記の通り。
なんで芝倉か茂倉にしなかったのかなぁ…見栄っ張り
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