快晴の前大日岳(北ア)
- GPS
- 10:45
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,367m
- 下り
- 1,366m
コースタイム
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 10:45
天候 | 曇り〜快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
4月に降った新雪のため雪面は締まっておらず、登りはスノーシューやワカンがあると登りやすいと思います。 目印の赤テープは少ないので、トレースが無いとルートが分かりづらいかも。一応アイゼンとピッケルを持っていきましたが使用場面はありませんでした。 |
写真
感想
【感想/記録】
今週末はテン泊で西穂高岳へ登る予定でしたが、土曜日のお天気は良いけど標高の高い箇所は爆風、日曜日はお天気が崩れる予報です。標高の高いお山は諦めて、日帰りで登れそうな地元のお山へ。
大日岳へは積雪期限定で、人津谷を詰めてコルから斜面を登り、前大日岳、早乙女岳、大日岳と続く尾根筋を登るルートがあります。今回はこのルートで標高差が2,000m以上にもなる大日岳はまあ無理だろうけど、できれば早乙女岳まで狙いたい。
称名道路の藤橋ゲートには5時15分くらいに到着。我が家からは45分、やっぱり地元だと近い。朝食を食べて準備をして、5時40分くらいに出発。まずは単調な舗装道路を歩き、MAGIC BENTO(旧クムジュン)の横から登山道に入ります。ここからは雪がありますが斜度は緩やかです。まずはつぼ足で先行するスキー⛷のトレースを追って歩きます。堰堤横の作業道路なので歩き易い。今年は暖冬のためか途中で雪が切れている箇所も。スキーの方はその都度スキー板を脱ぐので大変そう。
堰堤が終わると作業道路も無くなって杉林の中を歩きます。目印のテープは少ないので、スキーのトレースが頼り。沢を渡渉したりナイフリッジを渡ったりして、標高を上げると沢が途切れたところから斜度が徐々に急に。雪が深くなったので標高860m付近でスノーシューを装着。しばらく登ると文部科学省国立登山研修所冬山前進基地に到着。暖冬と言われていますが積雪は約3mでした。
ここからは急斜面を登っていきますが、直登は無理なのでジグを切って登っているスキーのトレースを追っていきます。それでも急坂ではスノーシューでもスリップしたり横滑りするので、滑落しないようにストックを使って慎重に登ると広い尾根に出ました。新雪が降ったおかげで4月なのに雪が白くて眩しい。
雪見平に到着したらようやく視界が少し開けて、薬師岳や弥陀ヶ原が見えるように。快晴の青空が広がりますが、空気が霞んでもやがかかっているようなのが残念。ここからは斜度は緩やかですが、雪が腐ってきたためかスノーシューでもちょっと沈み込み、標高を上げるのが大変に。立ち休みしながらストックも補助にして、少しずつ標高を上げていくと、11時40分くらいに6時間かかってようやく前大日岳に到着。
前方には早乙女岳、大日岳、小さく立山、鷲岳、鳶山、越中沢岳、スゴの頭、間山、薬師岳、鍬崎山、毛勝三山など北アルプスの山々が見えています。只今絶賛除雪中の弥陀ヶ原のアルペンルートも見えているはずですが、よく分かりませんでした。ここで絶景を見ながら昼食を頂きました。今日は爆風のはずでしたが、標高1,779mの山頂は時折風は吹くものの微風で穏やか。でもじっとしていると寒くなるのでここだけはアウターを着ました。
標高2,093mの早乙女岳までは約300mも登らなければならないので、時間的にも体力的にももう無理。昼食を食べたら12時20分過ぎに下山開始。スノーシューは下りの急斜面は苦手なので、つぼ足で下ります。思ったよりも沈み込まないので、ガンガン下っていきます。ジグを切った坂も直下降して、登山研修所冬山前進基地に到着したら休憩。晴れて雪面からの照り返しもあるので暑い。
ここからは増えたトレースを追って、ブナや杉の林の中を歩いて標高を下げていくと、崖にぶち当たってしまった。赤テープもありあるのに、なぜ?しょうがないので、元に引き返し朝歩いたルートに合流。ここからは作業道路なので歩きやすくなり、ドンドン歩いて15時50分頃に旧クムジュンに到着。でもまだ称名道路歩きが残っていた。藤橋ゲートには16時20分過ぎに到着。早乙女岳には届かなかったけど、快晴の中を歩いて北アルプスを見ることができて満足の山行でした。
【注意点や反省点】
閉鎖中の称名道路ですが、工事用車両が通行していましたので、注意しないと事故に会うかも。
日焼け止めクリームを塗っていなかったので日焼けしてしまった。晴れていると紫外線がヤバイ季節になりました。つばのある帽子をかぶっていれば良かった。
【Apple Watch等による計測結果】
ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)
2,017
エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)
316
スタンド(1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)
16
登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)
79
ウォーキングの距離(km)
25.5
歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)
34,686
心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)
40〜164
体重
63.9 -> 62.1
コメント
この記録に関連する登山ルート
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人津谷の下り,標高900m辺りで出会ってますよね.少し外れたトレースを辿っていたので声かけませんで,失礼しました.その後僕も標高780mから下の「崖」を見て登り返して来てまたすれ違いましたよね.あの崖には2人組がロープで下りてましたよ.その2人とは崖の下で会って話をし,遊びで変なルートをとってるんだと言ってました.
初めまして。
初見のコースでしたが、Nishiden さんのスキーのトレースのおかげで迷わず
歩けました。ありがとうございました。
先行のトレースを追っていたらいつの間にか崖。ピンクテープもあって何故と思っていました。今回はスノーシューでも沈み込みがあって疲れました。機動力のあるスキーの方がうらやましかったです。来年はもっと早く出発して早乙女岳まで登ってみたいと思います。
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