磐梯山


- GPS
- 08:26
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 912m
- 下り
- 896m
コースタイム
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:01
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・国道からスキー場までの道(2km程度)は若干荒れた道です。少しだけ雪もありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・行きはスキー場の最上部から銅沼・イエローフォール経由で登りました。下りは火口原経由でほぼ夏道と同じコースを取りました。細かい起伏のある樹林帯を通りますがリボン等は少なくトレースがなければ少しわかりにくいかと思います。 ・古い雪の上に新雪が20-40cmぐらい積り、早朝はクラストしている状態でした。 ツボ足でもそれほど潜りはしないのですが歩きにくい雪でした。途中でワカンをつけましたがあまり効果はなかったかもしれません。夏道に合流してからは先行者のトレースを利用させていただき、大変助かりました。 ・稜線に出てからはアイゼンを付けました。弘法清水までは岩と雪のミックスでしたが、その先、山頂までは再び雪道です。雪溜まりなどもあり、疲れました。 |
その他周辺情報 | 裏磐梯高原ホテルで温泉に入りました。1500円と高めですが、ここの露天風呂からの眺めは、私がこれまで入った温泉の中では一番の絶景です。正面に沼があり、その向こうに磐梯山がそびえています。この日は沼の手前半分の氷が解けて白い磐梯山が映っていました。設備も非常に綺麗です。いつか泊まってみたいホテルです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
日除け防止。靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
ワカン
昼ご飯
非常食
飲料
水筒(保温性)
ライター
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
ツェルト
ナイフ
カメラ
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共同装備 |
ピッケルは使用せず。
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感想
新たに雪が降ったところで、今シーズン最後かもしれない新雪の雪山を楽しみたい。でも先週末にタイヤをノーマルに変えてしまったので、どの辺りなら大丈夫だろうかなどと心配しながら磐梯山に行くことにしました。安達太良や西吾妻には何度か冬季に登っていますが、雪の磐梯山は初めてです。
朝、準備をしていると磐梯山が朝日に染まり始めています。数日前の雪はこの辺りにもしっかりと積もった様子で、まばゆい白さで輝いていました。前日のものと思われるスノーシューのトレースを辿ります。今シーズンの営業が終わってしまっているのがもったいないと思うくらいきれいなゲレンデです。間もなく後発の方が力強い足取りで追い抜いて行きました。この方は、ゲレンデの途中から火口原の方に。私はスノーシューのトレースを追うように銅沼へと向かいます。銅沼に出ると、まっさらな白い平原のむこうに磐梯山のパノラマが広がっています。スノーシューのトレースの先を見るとテントが張られていました。こんなところで、こんな朝を迎えられたら最高だろうなと思いました。標高もそれほど高くないし、雪山のテント泊のデビューには良い場所かもしれません。
銅沼の雪原があまりにも綺麗すぎて、貧乏性の私は足跡をつけるのも忍びなく、東側のヘリを進みます。新しい雪はこの辺りで20-30cm程度。表面は一度解けてクラスト気味です。ツボ足でも大きく沈むことは無いのですが、どうにも歩きにくい。。
銅沼を過ぎたところでワカンを装着しますが、やはりウエハースを割るように沈み込んで大したご利益は得られませんでした。GPSを頼りにイエローフォールに向かいますが、近くまで来ても見当たりません。と思ったら、眼の前に岩からチョロチョロと黄ばんだ流れが。。氷結が解けるとこんなしょぼいんですね。
イエローフォールからは一度北側に戻り気味にトラバースして、火口原からのコースに合流します。ゲレンデで抜かしていかれた方のトレースを見つけ、ありがたく使わせていただきました。稜線までの斜面はきつくて、このトレースがなかったら途中でめげていたかもしれません。稜線手前の雪の切れたところでワカンを外し、さらに稜線まで上がったところでアイゼンを装着しました。眼の前に白く聳える磐梯山は美しいのですが、まだまだ距離があるなあと思うと気が滅入ります。先頭の方に追いついて、ラッセルを手伝わなければと思いつつも足が全く進まず。逆に後ろから来た方に2人3人と追い抜かれます。弘法清水からは再び雪の急登。喘ぎながらなんとか山頂に着きました。磐梯山は4回めの登頂にしてはじめての快晴。漸く山頂から360度のパノラマを眺めることが出来ました。
帰り道、火口原を過ぎたところの樹林帯でピッケルを拾いました。トレースを付けてくださった先行者のものに違いありません。足を速めて追いかけると、ゲレンデに出たところで、前に姿が見えました。なんとか追いつき、少しばかりトレースのお返しをすることが出来ました^^
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うさたこさん、こんにちは。
先週は思いもかけぬ四月の雪でした。群馬の平野部でも薄っすらと積もったくらいですから、中部以北の山はどこも新雪を纏ったのでしょうね。加えて土曜日は好天に恵まれ、こんな日に登らなければいつ登るのかというような絶好のタイミングでした。
でも、こんな日に限って前日が歓送迎会。土曜日は空を見上げながら悶々としていました。
うさたこさんの素敵な写真で、行ったつもりに…。
「こんな日に限って前日が歓送迎会。」・・・あるあるネタですね
私は宴会係に「金曜日に宴会を開くな」と常々繰り返しています。
最近、願いを汲んでくれるようになりました
なんだか消化不良気味の雪山シーズンでしたが、最後に満足な山行が出来ました
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