会津駒ケ岳〜大戸沢岳周回
- GPS
- 07:33
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,264m
- 下り
- 1,262m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道のいつもの所は雪切れ。 林道ショートカットからの急登は例年にない大雪で雪庇も崩れ雪崩が心配。 |
写真
感想
今日はNagaのリクエストの燧ケ岳を目指すが、御池までの国道が侵入禁止になっていたので諦め、会津駒ケ岳を目指す。
登山口で準備をしていると3組ほど通過していった。登山者と山スキー、4人ほど。
最初からから雪は豊富でスキーで行きます。途中林道で雪切れがあったがスキーを履いたまま行く。林道ショートカットでツボ足の登山者を抜く。少し進むと先ほどの山スキーヤーはAスタイルで登っている。女性の方がズボズボ苦労している様で「なぜ?板を履かないの?」とは聞けなかった。Nagaが男性の方に聞いたら相方に合わせているそうです。うちのらしこは最初からヘッチャラだったから凄いのか?
林道ショートカットが終わり、いよいよ急登です。4月にしては雪が多く何処からでも登れます。帰りのルートの下見を兼ねて立ち木の少ない所を登って行く。いつもは右の尾根から行くが、藪が濃いイメージがあり沢筋筋を詰める。上の方は雪庇が落ちた形跡があり見上げると、まだ残ってる。これはっ! 危険だ。夏道に合流する。12月に来た時の楽しい藪スキーの藪は全て雪の下だった!
登山者は夏道から上がってくる様で夏道に出る所で追い抜いていた。朝食を摂っていると追いつかれ少し話した。駒ケ岳まで行けるかな? 出来れば中門岳まで行きたいと言っていた。自信が無さそうだったので「行けるよ」と言っといた。
ここからは斜度が緩くなり後はひたすら登るだけだ! と安易に考えていたら、ここからが試練の始まりだった。標高が上がると軽いパウダーが積もっていた。ラッセルでも楽ショーさ、なんて思っていたのも束の間表面の雪が太陽に溶かされシールが濡れる。シールに雪が付く。一歩進む。さらに雪が付くの繰り返し。試練の登りとなった。Nagaとラッセル交代しても楽になるのは気休めだった。
そこで思いついたのが半シール! 一旦シールを剥し板の表面から張り始め先端で折り返し滑走面のブーツ下ぐらいまで張りました。完璧です。スイスイ登る。下駄になってもくっつく量が1/3になったので楽々です。
そうこうしているうちに山頂が見えた。先行者も一名見えた。先行していた若者はピークを撮りアッとゆう間に下って来た。終始ツボ足で大したものだと思った。
下駄ラッセル試練を乗り越え僕たちも頂上です。山頂も雪が多く頂上の標識は雪の中。登りながら話していた大戸沢からの尾根から帰ろうとゆうことで記念写真を撮って大戸沢岳に向かう。平らに見えるが若干下っている様で大戸沢手前の鞍部まで滑っていけた。大戸沢直下をトラバースすれば登り返さずに済むが、怖いのでやめておく。カニ歩きで少し登り大戸沢南東尾根に。燧ケ岳・駒ケ岳を見ながら昼食にする。 風もなくポカポカ陽気。
今日も来てよかった。しかし、試練の滑走の予感が…
滑り出しは緩やか。この先、地形図では細尾根だが積雪の為?広く快適斜面。僕が先に行く。若干雪は重めだが、楽しい。次は、Naga。カメラを構えて待つがなかなか来ない! どうした? 慣れない細板に重い新雪、幅限定の尾根の滑降は厳しかったようだ。
この尾根は適度な斜度が続く快適斜面。楽しい滑走とかたや試練の滑走で落ちて行く。高度が下がると湿雪となり突然のストップスノーでフロントフリップ! びっくりしました。下部は雪切れでアドベンチャー有り。
さらに下ると積雪が5cm程度となってしまった。今朝、登山口に向かう途中で確認したら真っ白だから大丈夫と思っていたが、わずか5僂箸蓮ここからは板を担いで下山となる。うっすら積もった雪の下の木の枝が滑る滑る!
それでも嫌にならない俺たちって。あはは! とNaga笑いながら無事下山。
そんな僕たちを心配してかリーダー登山口に!? 迎えに来てくれました。びっくり!
いつもの往復ではなく周回出来たことで充実の山行となった。
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