木曽駒ヶ岳、宝剣岳 スノーリッジのプチアルパイン

2019年04月22日(月) [日帰り]

• GPS: 04:35
• 距離: 4.7km
• 登り: 516m
• 下り: 511m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:44
• 休憩: 1:34
• 合計: 4:18

距離 4.7km 登り 516m 下り 516m

8:32 千畳敷駅
9:23 乗越浄土
9:27 宝剣山荘
9:41 中岳
9:44 9:45 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
9:59 10:26 木曽駒ヶ岳
10:31 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
10:40 中岳
10:47 10:48 天狗荘
10:51 宝剣山荘
10:56 11:58 宝剣岳
12:30 三ノ沢分岐
12:33 サギダルの頭
12:37 12:38 極楽平
12:47 12:49 千畳敷駅
12:50 ゴール地点

天候

ガスのチ晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

菅の台バスセンター駐車場に駐車しました。（トイレ有り、1日600円）
菅の台からロープウェイしらび平駅までバスで移動。（大人往復 1,640円）
しらび平駅からロープウェイで千畳敷駅へ。（大人往復 2,490円）
モンベルカード提示で割引有りました。

コース状況／危険箇所等

残雪期なのでアイゼンの効かない腐り雪特有のスリップに注意です。
雪が腐っているので八丁坂などでは大滑落にはなりにくいですが、宝剣の稜線では転落につながるため要注意。
また、宝剣の稜線では場所により氷が残っている所が有り、腐り雪、ドライ、氷等様々な条件で的確なアイゼンワークが必要になります。

その他周辺情報

下山後、こまくさの湯で入浴しました。（大人610円 ）
露天風呂から宝剣岳が見えて下山後の余韻に浸れておススメです。
HPの画面提示で割り引き有りました。

写真

4/22 8:50

千畳敷カールを乗越浄土へ。登り初めはガスでしたがみるみる晴れてゆきます。

4/22 9:12

太陽が眩しい八丁坂の急登。

4/22 9:27

乗越浄土から宝剣岳を見上げます。

4/22 9:28

先に木曽駒に登るので中岳へ。

4/22 9:39

まってて宝剣岳。

4/22 9:40

中岳通過〜。

4/22 9:58

木曽駒ヶ岳に到着です。

4/22 9:59

風を避けて中岳側に少し降って休憩し宝剣岳へ。

4/22 10:41

雲と山の景色が素晴らしい。

4/22 10:42

宝剣岳、正面に見える稜線が登れそうに見えます。

4/22 10:52

うん、行けそうなのでスノーリッジから登ってみる事にします。

4/22 11:13

大丈夫だと思うけど、雪庇崩落に備えてロープを出しました。1P目リードしてセカンドの嫁さんを確保中。

4/22 11:16

1P終了点はピナクルで。途中のランニングも良い感じのピナクルで取りました。

4/22 11:17

2P見上げ。なかなかナイスなスノーリッジでメチャ楽しい。

4/22 11:32

嫁さん2Pフォロー中。

4/22 11:43

宝剣岳登頂〜。

4/22 11:48

下山は極楽平経由で。鎖は大体でています。

4/22 11:50

定番の岩に立つショット。

4/22 11:52

宝剣のステキな稜線の眺め。

4/22 11:53

お馴染み潜る岩。

4/22 12:08

鎖出てますが…。

4/22 12:11

折角なのでドラツーの練習しながら登ります。

4/22 12:21

いい感じのナイフリッジになってます。

4/22 12:22

ナイフリッジのクライムダウン。

4/22 12:29

サギダルの頭を通過して極楽平へ。

4/22 12:30

振り返る宝剣岳。

4/22 12:38

極楽平からは雪の急斜面をホテル千畳敷へ真っ直ぐ急降下。

4/22 13:12

楽しかったです。ありがとう御座いました！

撮影機器：

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION

感想

yamamossan

何年か前の夏、積雪期の下見で木曽駒に行きましたが、物凄い混雑で帰りのロープウェイが2時間待ちとかでした。

混雑にヤラレて暫く足が遠のいていましたが、たまたま残雪期の日帰りタイミングで嫁さんと休みが合ったので行って見た所、平日だった事も有りさすがに混雑せず、快適に楽しむ事が手来ました。

乗越浄土からの宝剣岳へは夏道は西側をトラバースするように鎖が付いているのを記憶していましたが、稜線が良い感じの雪稜になっており、ハーネスにスリング数本とビレイ器など、最低限のギアは持っていたので、積雪期限定のスノーリッジから山頂へ登ってみました。

スノーリッジの登り自体は難しい物ではないのですが、雪庇の崩落があると致命的なので、念のため持っていた8mm30mの補助ロープを出しました。30mロープで丁度2ピッチのマルチクライミングになるスケールで、自分の思い描いたラインを自由に雪稜に刻む行為はとってもアルパインクライミング的で楽しめました。

山頂からは宝剣の稜線を楽しみながら極楽平経由で戻って来ました。極楽平からの降りは、夏道ではなくダイレクトにホテル千畳敷へ激降り。やっぱり雪山って本当に楽しい。

もうすぐ終わるシーズンを惜しみつつ、しみじみと雪山の良さを再認識する山行でした。