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Yamareco

記録ID: 181317
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥武蔵

宗屋敷尾根〜酉谷山〜大平山〜浦山大日堂

2012年04月06日(金) ~ 2012年04月07日(土)
情報量の目安: B
都道府県 埼玉県 東京都
 - 拍手
GPS
29:00
距離
18.9km
登り
1,805m
下り
1,648m

コースタイム

1日目
武州日野08:30〜13:45シラカケ岩〜16:45酉谷山〜16:55酉谷山避難小屋(泊)
2日目
08:30〜09:15七跳山〜10:10大平山〜10:50下降点〜13:30浦山大日堂
天候
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
 バリエーションルートではありますが、宗屋敷尾根〜酉谷山間は、登りに使う分には特に難しいところはありません。ただ、この山域で道迷い遭難事故が多く発生していることに鑑み、地形図+コンパスにより現在地を確認しながら歩く必要があることは論を待ちません。

 酉谷山〜大平山は特に難しくはありません。踏み跡は薄いので初めての人は地形を確認しながら、大ネド尾根分岐まで歩きます。そこから少し先で沢に下り浦山大日堂に出ますが、この間は事前に登りで使って地形を覚えた場合のみ下りに使うことに強くご留意下さい。
武州日野駅で、カタクリを見てから出発します。
武州日野駅で、カタクリを見てから出発します。
初めてのルートなので慎重に。
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初めてのルートなので慎重に。
安谷川沿いの林道を進みます。
安谷川沿いの林道を進みます。
取り付きはここかな?違いました。
取り付きはここかな?違いました。
途中、尾根が切り通しとなって右手に(地図にない林道が)あります。この林道は無視して直進します。ほんの少し先に進んで右手の尾根に取り付きます。
途中、尾根が切り通しとなって右手に(地図にない林道が)あります。この林道は無視して直進します。ほんの少し先に進んで右手の尾根に取り付きます。
初めて鹿よけネットに出合う。
初めて鹿よけネットに出合う。
次のネットに出合う。見晴らしよし。
次のネットに出合う。見晴らしよし。
1003mの祠
1284mを越え、蝉笹に合流する手前の岩稜帯を振り返る。
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1284mを越え、蝉笹に合流する手前の岩稜帯を振り返る。
右熊倉山、左酉谷山への稜線に出る手前に張られたトラロープ(宗屋敷尾根への迷い込みを防ぐためのもの)
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右熊倉山、左酉谷山への稜線に出る手前に張られたトラロープ(宗屋敷尾根への迷い込みを防ぐためのもの)
シラカケ岩から和奈倉山方法の展望
シラカケ岩から和奈倉山方法の展望
檜岳も小黒も手強そうです。
檜岳も小黒も手強そうです。
途中こんなところもありますが・・・。
途中こんなところもありますが・・・。
歴史のある標識です。
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歴史のある標識です。
小黒を過ぎて・・・、
小黒を過ぎて・・・、
酉谷山に登ります。
酉谷山に登ります。
どうにかこうにか今夜泊まる小屋が見えてきました。
どうにかこうにか今夜泊まる小屋が見えてきました。
月と夜景がきれいでした。
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月と夜景がきれいでした。
2日目の朝です。
とてもよく炊けました。
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とてもよく炊けました。
小屋からは富士山がお目見えです。
小屋からは富士山がお目見えです。
出発する前にトイレを舐めるようにきれいにし、小屋の中もじっくり清掃します。これはこの酉谷山避難小屋を利用する人の最低限の「掟」です。
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出発する前にトイレを舐めるようにきれいにし、小屋の中もじっくり清掃します。これはこの酉谷山避難小屋を利用する人の最低限の「掟」です。
七跳山から大平山に出ます。
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七跳山から大平山に出ます。
大ネド尾根分岐を過ぎしばらくしてこんなところを転げるようにして沢に下ります。
大ネド尾根分岐を過ぎしばらくしてこんなところを転げるようにして沢に下ります。
途中、ちょっとお花見をして浦山大日堂にたどり着き、西部秩父駅へ行くため、バスを待ちます。
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途中、ちょっとお花見をして浦山大日堂にたどり着き、西部秩父駅へ行くため、バスを待ちます。

感想

 もう少し暖かくなったときに、聖尾根を登りに使い宗屋敷尾根を下るコース取りを考え、今回は宗屋敷尾根を登ってルートを確認することとしました。ただそれだけでは面白みがないので、宗屋敷尾根を登り切ったらそのまま酉谷山まで進みます。
 
 1日目の行動時間は、休憩時間(約1時間)を含めて8時間30分を要しました。なかなか手強いコースです。2日目は、七跳山、大平山を登るほかは概ね下りのルートですから5時間ほどで下山しました。なかなか手強く、そして面白い2日間でした。(ルート図はGPSでのログではありません。大まかですのでご注意ください。

記録の詳細は↓をご覧下さい。
http://yamatabi-hanatabi.com/toritaniyama2012-3.html
(ホームページ「やま旅・はな旅 北海道」

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コメント

いいですねぇ〜
chiroroさんこんばんは、初めまして。

宗屋敷尾根から登り、大平山からカラ沢上流に降りてく
るすごいルートどりですね。

私も昨年の春から矢岳や熊倉山や大ドッケから酉谷山にかけての手強い秩父ルートに目覚め、試行錯誤しながら歩き回っていたのですが、秋から新潟に転勤になりとんと忘れていましたがchiroroさんのレコを見て思い出し、またワクワクしてしまいました。

特にカラ沢上流から上への藪漕ぎは凄いとかじゃなく、360度藪に囲まれ身動きが取れなくなって死にそうになったことを最後から2枚目の写真を見て思い出しました。

本当にお疲れ様でした。 
また手強い秩父ルートのレコ期待しています。
2012/4/11 22:24
奥武蔵の山
lizhijpさん、はじめまして!

コメントを頂戴しありがとうございました。
実は、lizhijpさんのお名前と足跡は酉谷山ノートを拝見し「あ〜、私と同じようにここが好きな人なんだなぁ〜」と思っておりました。

せっかくの奥武蔵の山に魅入られたのに転勤とは残念でしたね。でも新潟にも魅力的な山が多く、大いに楽しんで下さい。

熊倉山や矢岳などを絡めた酉谷山へのコースはルートが多く、何度登っても飽きることがありませんね。
ありがとうございました。
2012/4/12 6:44
精力的に"難ルート"を 行ってますね
chiroroさん、おはようございます。

 相変わらず凄いルートに挑戦してますね。もうすっかり、酉谷山避難小屋の"住人"ですね。
 この小屋を拠点にした山行き、最高です。

 私のこの間の大平山への「大久保尾根ルート」は、不本意でしたので、また行ってみます。
 また、酉谷山、熊倉山、矢岳について、いつも気になっています。

 私が「酉谷山避難小屋」を利用したのは、何と1967(s42).07.22でして、当時の小屋は トタン葺きで、中は板敷きが破がされ、土間という酷い状態でした。
 それ以来、小屋の通過はありますが 泊まってません。
 どうもこの時期、腰、膝に不安があり、日帰りばかりです。
 chiroroさんは40歳代の体力がありそうですから、また素晴らしいレコを期待しています。
2012/4/14 10:02
歩けば歩くほど味がある奥武蔵の山
fuya0123さん、こんにちは。

昨年は、秩父の山に18回登り、うち15回は酉谷山避難小屋のお世話になっていますので、もう住民票を移せそうです。どうしてこの山域がいいかというと、やはり歩程を自由に組むことができ、さっぱり歩きたいとき、しっかり歩きたい時などその時々のコンディション・気分などで加減できるということでしょうか。しかしなんといっても、やはり酉谷山避難小屋という存在が、この地に足を向けたくなる大きな理由のようです。

 fuyaさんの記録なども参考に、もっと多くのルートを歩いて見たいと思っています。私もご多分に漏れず山を歩いた後は体の管理が必要ですが、宗屋敷尾根はさすがに体に響きました。毎日ストレッチを欠かさず行い、膝や腰をリカバリーさせています。

ところで、宗屋敷尾根から酉谷山までの登山口からの標高差を調べてみると、北海道・日高の山に匹敵し、あるいはそれよりきついことが分かります。
 札内川ヒュッテ〜カムイエクウチカウシ山=1480m
 ペテガリ山荘〜ペテガリ岳 =1335m
 6号堰堤〜エサオマントッタベツ岳=1070m
 武州日野駅〜酉谷山=「1400m」
奥武蔵の山はすごいところだったのですね。

ますます興味が湧いてきました。
2012/4/15 8:09
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